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【場】住宅街

1未だ名無き者:2005/09/06(火) 04:42:25
アパート、マンション、一戸建て。
ここには多くの人が住む。
もちろん、『スタンド使い』の多くもここに住んでいる。

小さな公園もいくつか存在

415優希 望『12バー・オリジナル』:2011/08/15(月) 14:49:58
>>414
「おい」

可笑しいだろー!? とツッコミたくなるような程の変形発言。
ああ、こうやって噂って変化していくのかと、頭を抱え込む。

「……言っておくが、いくつか実体験した事もある噂も混じってんだよ?
 それで別に信じようが信じまいが、俺は『真実』をこの眼で見た。
 まあ、冗談で済ませるならいいけど、『この街の噂』を舐めちゃいけない。
 いつの間にか、それが原因で貴女も事件に巻き込まれる危険だってありますよ?」

これでもまだ「冗談」と言えるのなら、俺も『真実』を実証しなければならない。

416未だ名無き者:2011/08/15(月) 21:02:45
>>415
「えー」

胡散臭そうな目で見られた。
まあ、仕方がないだろう。優希は知らないことだが金髪少女にとって優希はただのナンパ少年なのだから。
その彼が、都市伝説じみた『噂』の当事者だなんて、信じられないとしても仕方がない。というか普通は信じない。

「まあ、『ツチノコ』も蛇を見間違えた人が話題づくりの為に新種の生物としてでっち上げたって話もあるし、
 そもそも『作り話』っていう性質なら聖書の奇跡とかも『当時の権力者が都合の良い様に事実を脚色した』っていう点では同じだし、
 この街の噂だって最初は事実だったものが次第に変化していった、っていうこともあるのかもしれないけど」

はぁ、と溜息をつきながら金髪少女は語る。
……一応、『噂の真実』を見たという優希の言葉は(表面上だが)信じるスタンスをとっているが、
その噂の真相が、これまた噂どおりの突飛な超常現象にまつわるものではないと思っているようだ。

417優希 望『12バー・オリジナル』:2011/08/15(月) 22:11:26
>>416

カチッ

どうやら俺の触れてはいけない所に、コイツは触れたようだ。
ベンチの端へと寄り、はみ出た手の方にこっそり『12BO』を出す。
そして、ベンチの端にある「ベンチの脚」二本に『破壊の残像』が触れる様に出す。

「……今から起こる出来事を体感しても、アンタは『冗談』と言えるのか?」

5秒後……ベンチの脚は「破壊されて」、このベンチは大きく傾くだろう。

418未だ名無き者:2011/08/15(月) 23:57:16
>>417
「……え、何それ。どうしたの? いきなり怖い顔して……」

優希の表情に、何か恐ろしいものを感じたのだろう。怪訝な、というよりは恐怖に近い表情を浮かべ、少女は腰を浮かそうとした。
……しかし、決定的に遅い。『12BO』の残像は、インド象だろうと数秒待たずに破壊できる。
戦闘に身を置いたこともないただの一般人が、即座に対応することは難しい。

バギャ! という音と共に、ベンチの脚が壊れてその胴体部が大きく傾いた。

「う、わ、わわ、わ!」

ガクン! と重心の急激な変化についていけず、金髪少女もまた一緒に傾き、転がった。

「え、ええ、ええ? え?」

少女は目を白黒させながら、ぽかんとしていた。
得体の知れない現象に対する恐怖よりも、いきなりの出来事に現実が認識しきれないのだ。
何が起こっているのか、どころか、自分が今どうなっているのかすら理解できていない。

419優希 望『12バー・オリジナル』:2011/08/16(火) 19:13:51
>>418
(まあ、そりゃこうなりますよね)

傾くベンチに対して、残像を消し、『12BO』を消した後、俺も同時に転がる。

「……ね、『冗談』じゃないでしょ?
 本音を言わせて貰うと、こんな事したくなかったんだよね。
 ただ、この街には俺と同類の……「超能力者」が多くいる」

……後に罪悪感を思うように。

「…まぁ、悪かった。君に少し否定されたから、頭にきちゃって…。
 ごめんね……大丈夫? 気分悪くなった? 何か買ってこようか?」

420未だ名無き者:2011/08/16(火) 20:02:09
>>419
「ひっ……!」

引き攣ったような悲鳴をあげ、転がりながら優希から距離をとる金髪少女。
その表情には、最早恐怖しかなかった。
おそらく、思考の整理が付いて、今やっとこの現象が優希によって起こったことだと判断できたのだろう。

「な、何が、何が目的なの……!?」

少女は涙を流していた。……悲しいとか、怖いとか、そういう理由ではない。
そもそも、彼女はまだ自分が怖がっているのか、その感情の区別すらついていない。
この涙は、『ストレスの許容量を超えた証』である。
人は、ストレスがその人物の許容量を超えると涙を流す。
痛いときや悲しいとき、嬉しい時に涙を流すのも、『感情(ストレス)』が許容量を越えた為だ。
彼女の場合、『非日常』という圧倒的なストレスに彼女の精神が耐え切れず、無意識に涙を流していた。

「きゅ、急に話しかけてきて、口説いてきたかと思ったら勝手に切れて……
 なんにもしてないのにベンチが折れて……『チップ』が……、……」

少女は、言いながら自分のおかれた現状を整理していた。
彼女と優希は接点などない。あるとしたら『チップ』の話題のみである。
……『チップ』によって作られた通り魔。優希はその当事者。わけの分からない力で攻撃された。
…………何の事情も知らない少女が、パニックで混乱した頭で考えると、ある結論に行き着く。
奇遇にも、その回答は紛れもなく正答となるのだが。

「と、とおりま……?」

優希の話など、既にこれっぽっちも耳に入っていない。

421優希 望『12バー・オリジナル』:2011/08/19(金) 22:00:18
>>420
(やばい!)

予想外の連続についに焦りを見せる。
更に自分が『通り魔』として疑われた! これは……。

「ッ!」

逃げるしかない! 全速力でこの場から『逃げる』!

422未だ名無き者:2011/08/19(金) 22:20:03
>>421
元より追いかける義理も、理由もない。
優希が逃げた後には、ぽかん、と呆けた表情の少女が残された。

「なん……、だったの……? 夢……?」

しばらく呆けていた少女だったが、ふと涙を流していた自分に気が付き、
急いでごしごしと拭った後、居心地悪そうに周囲を見渡しながらその場を後にした。

423???『???』:2012/02/17(金) 15:27:08
スーツの男性が写真を片手に聞き込みじみた事をしている。

「ですから、この二人のどちらか一人だけでも…。
ご存じありませんか、申し訳ありません。」

結果はあがっていないようだ。

424???『???』:2012/03/02(金) 11:47:26
「しかたありませんね・・・」

男はそういうとその場を立ち去った。

425如月『一般人』:2012/06/06(水) 03:46:39
駅の掲示板を見てやって来た。
周囲を見まわし、状況を認識したい。

426『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/06/06(水) 22:48:16
>>425(如月)
周囲は至ってふつうの公園だが、状況が可笑しい。
「人が一人もいない」のだ。大人も子供も老人も見当たらない。

すると、そこに二人の男たちがやってきた。
奇遇か、二人とも如月の知っている人物だ。
一人は朝顔の園長「鬼龍獅狼」、もう一人は『スタンドだけ』なら強い「真道司」だ。

427如月『一般人』:2012/06/06(水) 23:26:37
>>426
二人には意識を送らない。
この状況もそうおかしいとは思わない。
無人などよくある事だ。

そもあの書き込み自体が公開されたもの。
望外の人が来る事は予想して然るべき。

428『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/06/07(木) 01:30:42
>>427(如月)
鬼龍は下を俯きながら、司の後を付いていく。
司は周囲を見渡しながら、まるで人を探しているような目をしている。

鬼龍:
「…真道、本当なんだろうな? あの男とは会った事があると」

真道:
「ああ、別に心配しなくてもいい。しかし、お前が『商人』に会いたいとはな、お前、敵対してたんじゃなかったのか?」

鬼龍:
「…「敵の敵は味方」と言うだろ? 只、チップを使っている奴らは俺の敵だ。
 ジョーは何考えているのか、奴らに協力する気みたいらしくてな……」

真道:
「「味方の味方は敵でした」って訳か。だが、だったら何故俺や商人を選んだ?
 俺は『チップを使っている』し、『商人』は『チップ』を売っているんだぞ?」

鬼龍:
「……目には目を、歯には歯を、『チップ』には『チップ』を……だ」

429如月『一般人』:2012/06/07(木) 01:38:09
>>428
無反応を貫く。
そのままほいほい語るがいい。

430『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/06/10(日) 03:03:24
>>429(如月)
鬼龍の言葉に頷いた司、だが少し疑問を持つ。

真道:
「なるほど、それを使って「あいつ等」を始末したら、今度は俺たちの番って訳か。
 けど、お前のスタンドじゃ、俺には勝てないぜ?」

鬼龍:
「刃の扱い方が得意なのは、お前だけじゃないって事だ。
 優希はともかく、俺だって慣れている。人を刺し殺すくらいな」

真道:
「おお〜う、怖いな……そう言えば、葵から聞いたが『元』だって聞いたな」

鬼龍:
「その事に関して話すつもりは、無い……ところで、司」

真道:
「皆まで言うな、俺の『VF』の視覚内にちゃんと見えているぜ」

鬼龍と真道が寄り添うようにくっ付き、そのまま移動を続ける。

鬼龍:
「尾行か? 追跡か?(小声)」

真道:
「尾行のつもりだろうな……それに、俺の知ってる人物だ(小声)」

431如月『一般人』:2012/06/12(火) 01:30:39
>>430
(別にどうでもいいんですけどねえ。
いや、先に消しておいた方が楽かもしれませんが。)

水先案内人に消えて貰っては困るから鬼龍のほうだけになるだろうし、
そうなれば案内人まで消すか消されるかだ。
やはり手を出さない方が賢明ですかねえ。
もしくは、さっさと目的を言ってしまうか。

ま、今は歩いていましょうかね。
どちらかが話しかけに来るならば。

432『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/06/14(木) 21:26:12
>>431(如月)
鬼龍と真道が歩む中、唐突に強風が吹き荒れる。

鬼龍:
「くっ、何だ。こんな時に……」

真道:
「この風は…奴だ、どうやらおいでなすった様だな」

強風はしばらくしてやむと、目の前に『商人』が現れた。

商人:
「これはこれは真道さんに……あら、これはこの間の」

真道:
「よお、今回はこの男が『チップ』を買いたいとよ」

真道が前に出ると、親指で鬼龍を指さす。

鬼龍:
「おい、『商人』。お前、俺たちと遭遇した時、何か敵に攻撃されてたな。
 協力してやりたいんだが……「代償」を払う必要はあるか?」

商人:
「ええ、本来お買い頂けるのなら、其相当の「代償」が要りますが、
 今回は『買い手の紹介』ですので、「代償」は真道さんが……」

真道:
「いや、俺は払わないぜ。
 この男、「代償」は自ら払いたいと口煩くてな。
 『紹介』時は紹介者が払うか、否か。確か選べるんだったよな?」

商人:
「ええ。では『代償』は何を支払って頂けますか?」

433如月『一般人』:2012/06/14(木) 23:12:45
>>432
「――おや、あの書き込みを張っていて成功だったようですね。
『能力』を与える『チップ』の商人さまですね?」

そう言って3人の方に向かって行く。

「初めまして。如月、如月静香と申します。
――私のように偶然居合わせた者でも購入は出来ますかね?」

笑顔を浮かべ、その言葉を紡ぐ。
それと鬼龍に教えていたのは偽名、きちんと教える意味でも名乗っておく。

434『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/06/20(水) 00:32:19
>>433(如月)
3人:
「!?」

真道は少し顔を歪めた。『VF』の視覚内から見えていたとはいえ、目的が『商人』だと知ったからだ。
鬼龍は顔つきが険しくなる。お互いに偽名を言っていながらも、それをサラリと明かしたのだ。
そして『商人』は興味をしめす。

商人:
「……あの字体の崩れた書き込みは貴女のでしたか。
 初めまして、貴方様もご購入の希望者ですか?」

435如月『一般人』:2012/06/20(水) 20:38:55
>>434
「ええ。購入希望です。
――『代償』が必要だそうですが、それはどういったものでしょうか?」

『代償』。城戸の聞いた限りでは無いような事を言っていたというのに。
まぁいい。あの男がガセを掴まされた、といった所だろう。

436『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/06/25(月) 19:21:39
>>435(如月)
商人:
「簡単ですよ、自分自身の持つ所謂「才能」や「コンプレックス」など。
 人の持つ素晴らしい点や、持ってしまった最悪な点などが私たちの言う『代償』です。
 私は主に「才能」を中心に『代償』を頂いておりますがね」

如月の問いに答える『商人』、「才能を中心に」と言う事はそれ程こだわりは無さそうだ。

商人:
「只、一つお聞きします。貴女は「超能力」を持っていますか?
 持っていませんか? そこから決めさせて頂きたいのですが……」

司:
「そいつは持っていないぜ、商人。
 名前だけは知ってるみたいだが、能力は持ってない」

商人の質問に代弁する司、後ろに『VF』を見せて、ボディビルポーズを取らせても、如月は視認出来ない。

商人:
「ふむ……本当みたいですね、ならば話が早い。
 では『チップ』の『代償』として、何を払って頂けますか?」

437如月『一般人』:2012/06/25(月) 21:47:08
>>436
「『コンプレックス』。『コンプレックス』でお願いします。
私は――他人に敬意を持てないというか、まず否定から入ってしまうんです。
そこの大人の方と出会った時には偽名を名乗りましたし、
それに司さんとの時も、碌に関わる気が無くて。
気づいてましたか、司さん。私、あのメモになにも書き足しませんでしたよね。
――あの紙、『馬鹿が見る』って書いてあったんですよ?
まぁ、そういう予防線を張ってしまう辺りがコンプレックスです。」

笑顔を崩さずにそう発言する。
読心のスタンド使いはこの場に居ないが、居れば本心から言っている事が解るだろう。

438『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/06/28(木) 01:25:21
>>437(如月)
商人:
「……畏まりました、貴女からは『否定』を頂きましょう」

 商人はスーツの中からチップを取り出すと、それを如月に渡そうとする。

鬼龍:
「『待て』」

 だが唐突に鬼龍が商人の手首をつかみ取り、商人を睨んだ。

商人:
「如何なされました?」

鬼龍:
「まずは俺の言い分を聞け、抑々『チップ』の購入者順は俺が先のはずだ。
 こいつはいきなり乱入してきて、『チップ』を買いたいという事だけだが、俺だってそれを望んでる。
 だけど、ここは順列的に俺を先決させた方が処理しやすいだろ?」

商人は顎に手を当て、「それもそうか」と思っているかの様な表情を浮かべた。

439如月『一般人』:2012/06/28(木) 11:11:56
>>438
二人の方に歩み寄る。

「『代価』を提示した者が先ですよ、常識的に考えて。
貴方は、買うとは仰られましたが、代価を提示して居ない。
もう少し考えて喋った方がよろしいのでは?
取引を行っている人物と行うと言っている人物のどちらが優先か、解らないほど子供ですか?」

鬼龍に対して、笑顔を崩さず言い募る。

あと、その鬼龍の手に触れる事は可能だろうか?

440『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/06/30(土) 01:39:47
>>439(如月)
鬼龍の手に触れようとする如月だが、鬼龍の手に触れる寸前、手を「何かが受け止めた」。

鬼龍:
「…誰が子供(ガキ)だ、俺が払う代償はすでに決めている。
 俺が払う代償は、お前の手を止めている俺のスタンド、『ティアーズ・オブ・ザ・ドラゴン』だ」

真道:
「なっ!? じ、自分自身のスタンドを代償にするだとッ!?」

『チップ』のスタンド使いながらも、自身の精神の形でもあるスタンドを『代償』にする発言に対して驚く真道。

商人:
「……いいのですか? それはいわゆる「貴方の真実のスタンド」ですよ?」

鬼龍:
「ああ、構わない。むしろ、『防ぐ』事しか出来ないスタンドだなんて……。
 俺は何でこんな物を持ってしまったのか、意味が分からねぇ。
 お前が以前係わった「望」にさえ、奪われたスタンドだなんて……。
 春花さえも守る事が出来なかったスタンドだなんて……俺のスタンドじゃねぇ!」

自身の苦悩を打ち解けた鬼龍、するとその言葉にニヤリと笑った商人。
近くに歩み寄った如月なら、その商人の笑みに気づくだろう。

商人:
「……畏まりました、鬼龍様からはその『スタンド』を頂きましょう。
 では、こちらの『チップ』をお渡しします。こちらを身体の適当な所へ挿入されてください。
 只、挿入された後、私にしばらく預からせて頂けませんか?」

『チップ』を差し出す商人だが、商人の発言に鬼龍は疑問を抱く。

鬼龍:
「預かる? そんな事をする必要があるのか?」

441如月『一般人』:2012/06/30(土) 03:25:46
>>440
「確かに、子供か、というのは失礼だったわね――、子供に。
馬鹿だ馬鹿だとは思っていたけど、そこまでとは知らなかった。」

今度こそ、何の脚色も無い罵倒。
その嘲笑みにも、その言葉にも、万の罵倒が言外に溢れている。

「私の知ってる馬鹿――『小学生並み』を遥かに下回ってる。
アレもうっだうだどーでもいい事で悩んでるけど、ええ、貴方より百倍マシね?
自分の無能を得物のせいにしたりも、得物に絶望したりもありえないもの。
そんなのは得物をとっかえてもその新しい得物にぐちぐち言うだけ。
それに貴方、商人にも私にも笑われているじゃない。――馬鹿だ、って。」

そう言って嘲笑みを深くする。

「アドバイスとか、そう言うのじゃないわよ?友達じゃないし。
ただ、馬鹿だって事実を示して、笑ってるだけ。」

そこまで言ったなら、数mほど距離を取る。

なお、以上の言動の途中で鬼龍が殴りかかってきた場合、振りぬかれる腕を掴んで回り、
鬼龍が自ら崩したバランスと鬼龍自らのパワーでもって投げ、頭から落とす。
鍛えていようと、不意で投げられたならば対処は出来ないし、
そもそもTOTDの能力柄鬼龍は投げられる可能性を考えないだろうし、
成功率は高いだろう。

なお、殴る以外で攻撃しようとした場合、距離を取って回避する。
いくら鍛えていようとも、こちらの手とあちらの手でも10cmの間がある。
跳び退るのもしっかり間に合うだろう。

442『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/06/30(土) 21:56:42
>>441(如月)
真道:
「……『商人』、悪いが「紹介」の件、無かったことに出来ないか?」
商人:
「? 何故で御座いましょうか?」

如月の言葉を聞いた真道は、商人と鬼龍の間に割り込んだ。

鬼龍:
「あ!? 何でだ!?
 お前は俺に「『チップ』の紹介をしてやろうか?」と偉そうに言った癖に、何で今更そんな事を言うんだ!?」

怒り狂う鬼龍に、真道は少しの間を置いた後、話す。

真道:
「さっきの如月の言葉、良く聞いてなかったのか?
 お前は『小学生以下の馬鹿』だって事を、如月はお前の言動を持って理解したんだよ。
 それに自分の『スタンド』を『代償』にするなんて、勿体無いだろ?
 お前の『スタンド』は『防ぐ』のが能力だなんて、それでも十分凄い能力だと思うぞ?
 それに、それを失ったら「春花」とやらや、「朝顔」の子供たちは誰が守るんだよ?」

鬼龍:
「何が言いたいんだ? 守るだけじゃ、勝てる勝負も勝てないだろうが!」

真道:
「「勝てる」ぜ、これは俺が一番良く知っている。
 俺の『刃』は戦う矛や剣にもなれば、守る盾にも壁にもなってくれる。
 お前の盾は、純粋に盾の役割しか持ってない。だったらどうする?
 「お前自身」が矛になればいいんだよ、だったら俺が矛になってやろうか?」

偉そうな口調に加えて、ふてぶてしく笑う真道。すると商人に振り向き。

真道:
「と、言うわけだ。商人、やっぱり鬼龍を紹介するのは「無かった事」にしてくれ。
 元々こいつは買いたいけど、俺からの紹介があったろ?
 つまり『俺の紹介が無いなら鬼龍は買えない』はずだろ!」

商人:
「え、ええ。左様でございます」
鬼龍:
「ふざけるなぁぁぁぁ!」

鬼龍が真道向かって拳を振り下ろすが、『VF』が真道を持ち上げ空中に飛ばすと、
サマーソルトキックの要領で鬼龍の後頭部を蹴り飛ばそうとした。

ガキィ!

真道:
「なっ!?」

『VF』がしっかり真道を受け止めるも、鬼龍は真道向かって睨みつける。

鬼龍:
「ふざけんな……俺が小学生以下の馬鹿だと?
 ふざけた事言ってんじゃねぇ! それに契約を破棄するだと!?
 てめぇここまで来てそれはねぇだろ!?」

真道:
「悪い、如月の言葉は「正解」だ。そんな奴に『チップ』を扱う資格は無い」

443如月『一般人』:2012/07/01(日) 00:27:18
>>442
(だだっこね。自分の思い通りにならないから暴れる。)

人間だれしもそういう部分はあるが――これはアウトだ。

「商人さん。」

そう言って、商人に右手をのばす。
鬼龍を無視し、自分にチップを売ってほしいという、そういう動きだ。

444『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/07/05(木) 22:08:54
>>443(如月)
商人:
「はい、こちらでございます」

『商人』が手袋をした掌の上に「チップ」が置かれている。

商人:
「では、挿入する箇所を指定頂けませんか?
 貴女から『否定』を頂く準備の為、初回は私が挿入しなければ行けないんです」

鬼龍:
「させるかぁあ!」
真道:
「逃がしゃしねぇよッ!」

鬼龍の背後からタックルで止めて、真道が脚を、『VF』が腕を力強く抑えている。

445如月『一般人』:2012/07/06(金) 07:22:31
>>444
「では、手首に。」

鬼龍が突っ込んできても対処できるよう位置を取りつつ、商人に右手首を差し出す。

なお、鬼龍が突っ込んできた場合は前述の通り、投げるつもりだ。

446『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/07/08(日) 02:55:37
>>445(如月)
商人:
「では失礼します」

そっと如月の手首を取り、そこへ『チップ』を挿入する商人。
肌に触れた瞬間に、まるで肌が吸収していくかの様に『チップ』を呑み込んでいく。

そして完全に『チップ』が消えた後には、手首に『コネクタ痕』の様な刺青が肌に浮かんだ。
…これでスタンド使いになれたんだ…如月は無意識に肯定の念を抱いてた。

447如月『一般人』:2012/07/09(月) 19:29:40
>>446
能力詳細を先にお願いしたい。
それによって取る行動も変わるので。

448『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/07/09(月) 21:37:28
>>447(如月)

スタンドの能力は『物体の動く方向を「変更」させる』。

発現時には本体の3m範囲内に現れて、「視覚」だけ本体と共有。
スタンドの視覚内に入った「動いている物体」に対して能力を使う事が出来る。

能力発動時、スタンドは本体から離れて、動いている物体を殴る。
この時本体が「動かす方向」を指定すると、重力や慣性を無視して、「動かす方向」へ動く。
(『左』へ動いているボールを『上に動かす』指定をすれば、ボールの『右側』から殴っても『上へ飛ぶ』。
 分かりにくいが、下の図のような感じになる。)

       動
       か
       す
       方
       向
       ↑
スタンドの拳→○←動く方向

指定できる方向は『前後左右上下』のみ、また指定しなければ動く方向はランダムになる。
動く方向から殴って、物体の動くスピードを加速させることも出来る。ただし、動く物体を「止める」事は出来ない。

『ワン・ディレクション』
破壊力:C スピード:C(離れる時:A) 射程距離:E(離れる時:B)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:E

449如月『ワン・ディレクション』:2012/07/09(月) 22:38:13
>>446>>448
「成程、ね。これが…。」

(殴った物体のベクトル変更。面白いじゃない。)

そう言って、笑みを浮かべる。

スタンドは手に入れた。
ならば、『次』の段階に進むべきだ。

スタンドを眼の前に立たせ、動作の練習を行う。
この時、周囲の人物への注意は怠らない。折角の複数視覚だ、全力で利用させてもらうとしよう。

450『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/07/10(火) 20:28:38
>>449(如月)
自身の『スタンド』―『ワン・ディレクション』を眼の前に立たせた。
身長は大体175cmくらいか。両手の甲にある矢印型のテンキーに、黒い覆面が特徴的だ。

早速動作の練習を行うが発現したてなのか、いかんせん動作がぎこちない。
周囲の人物を「スタンド視覚」を通して見る。

商人は、とても満足そうな笑顔で如月を見ている、買ってもらったのが嬉しいのか。
真道は未だに鬼龍を、地面に押さえ付けている。
そして真道のスタンド『バイオレンス・ファング』も見える。脚を抑えてるようだ。

451如月『ワン・ディレクション』:2012/07/10(火) 23:40:34
>>450
「それでは。」

笑みを浮かべたまま一礼し、鬼龍たち三人に背を向け歩き出す。

「撤収よ、撤収。――撤収だっつってんだろ。」

隠れて行動させていた『仕込み刃』に口の動きのみでそう伝える。

――商人すらも、仰ぐべき相手とは思えない。
が、『仕込み刃』と自分では、全貌の見えぬ能力を相手取るには至らない。
こちらは、ほぼ無能力と能力を知られているスタンドなのだ。

452『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/07/13(金) 22:45:05
>>451(如月)
商人:
「ありがとうございました……あ、真道様。もう宜しいですよ」

真道:
「ああ……さて、鬼龍。もう懲りただろ? 今のお前じゃ、俺にも、商人にも、そして如月にも勝てない」

鬼龍を抑え込んでいた真道、離れて、地に伏せる鬼龍を見下すように言う。

鬼龍:
「……おい、お前。付け上がってんじゃねぇぞ。
 こっちにだって、事情ってものがあるんだ」

真道:
「事情〜ぅ? ガキの精神の持ち主の癖にか?」

憤る鬼龍、それに対してヘラヘラと笑い、余裕を見せる真道。
すると商人が、鬼龍に近づき、チップを差し出す。

商人:
「鬼龍様、もし宜しければ、『お試し品(サンプル)』を扱ってみませんか?
 (本来、これはかなり危険な品…だが、この男なら……)如何で御座いましょうか?」

鬼龍:
「……どうすれば、いいんだ?」

商人がニヤリと――今度は侮蔑の感情が無い――微笑んだ。

453如月『ワン・ディレクション』:2012/07/14(土) 02:42:41
>>452
(サンプル品……。
確かに強力だったりする事も多いだろうけど。
――どうなるか解らないから、という部分もある訳で。)

とはいえ、私には止める理由が――。
いや、あった。なんか腹立つこいつら。

まず真道の取り押さえ方を確認する。恐らくだが、TOTDの軌道に噛んでいるだろう。
それさえ確定したら、ワン・ディレクションを発動して飛ばし、鬼龍の延髄に拳を叩き込む。
この時、拳が深くめり込むよう、殴った拳に向かって動くよう能力を発動。
これで威力は2倍の筈だ。精Aと二倍のパワーで、意識を刈り取りたい。

「一回寝て、起きて、それから決めればいいわ。でなきゃ私が片棒担いだ事にされそうだし。」

(『ティアーズ・オブ・ザ・ドラゴン』と言ったかしらね、『あれ』の持ってきた情報にあったスタンド。
――正直言って、かなり厄介な能力。
ほぼ絶対防御、それゆえの初見殺しに対処の限定、明け渡せるという埒外の特性。
他のスタンドには攻撃出来ないけど、ちょっとの工夫で破られなくなる壁ってあるだけで相当うっとおしい。
――だのに、この不満っぷり。お怒りに巻き込まれるってのは、お断りよ。)

454如月『ワン・ディレクション』:2012/07/17(火) 10:57:06
>>453
申し訳ないが、レスの誤読があった。
(鬼龍が解き放たれていないものとして行動している)
また、そちらを認識している方法の記述漏れもあった。
改訂していいだろうか?

455『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/07/17(火) 22:48:42
>>453-454(如月)
改訂しても大丈夫です、後、長期判定出来ず申し訳ありません。

456如月『ワン・ディレクション』:2012/07/18(水) 00:17:44
>>455
ありがたい。

―――――――――――――――――――ここから改訂後
>>452
(サンプル品……。
確かに強力だったりする事も多いだろうけど。
――どうなるか解らないから、という部分もある訳で。)

>>451メ欄より、『OD顔で背後視』。
つまり、ワン・ディレクションを自身と重ねて発現し、スタンドの顔だけ後ろを向いていた訳だ。
これにより、背後の状況は見えているだろう。

とはいえ、私には止める理由が――。
いや、あった。なんか腹立つこいつら。

ワン・ディレクションを発動して飛ばし、まず足を延ばしてTOTDを起動させた上で
鬼龍の延髄に拳を叩き込む。
触れた時点で、拳が深くめり込むよう、殴った拳に向かって動くよう能力を発動。
これで威力は2倍の筈だ。精Aと二倍のパワーで、意識を刈り取りたい。

「一回寝て、起きて、それから決めればいいわ。でなきゃ私が片棒担いだ事にされそうだし。」

(『ティアーズ・オブ・ザ・ドラゴン』と言ったかしらね、『あれ』の持ってきた情報にあったスタンド。
――正直言って、かなり厄介な能力。
ほぼ絶対防御、それゆえの初見殺しに対処の限定、明け渡せるという埒外の特性。
他のスタンドには攻撃出来ないけど、ちょっとの工夫で破られなくなる壁ってあるだけで相当うっとおしい。
――だのに、この不満っぷり。お怒りに巻き込まれるってのは、お断りよ。)

457『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/07/18(水) 22:26:24
>>456(如月)
『ワン・ディレクション』で真道、鬼龍、商人の三人を監視していた如月。

鬼龍は地面に倒れた状態で、商人を見て、起き上がろうとしている。
真道は鬼龍を見ながら、呆れていた。商人はスーツの中に手を入れてる。

鬼龍は起き上がっている、ワン・ディレクションが反応した。
足を延ばしてTOTDを発動させようとするが……。

鬼龍:
「どうわぁ!?」

足先は鬼龍の身体に触れて、鬼龍はその場でバク転するかの様に飛んだ。
だが、背中はがら空きな為、そこから更に追撃を試みた。

ドゴォッ

鬼龍:
「ごふっ」

鬼龍の延髄に拳が深く、叩き込まれる。地面へと大きく叩きつけられる鬼龍。

真道:
「なっ!?」

『ワン・ディレクション』は元からの精密性に加えて、瞬間的ならTOTD並のスピードを誇る。
その一瞬の出来事に、真道は大きく目を見開く。

458如月『ワン・ディレクション』:2012/07/19(木) 01:33:58
>>457
「――既に、という訳ですか。無残なものですね……。
ま、真っ先に私に攻撃してきそうだった以上助かったと言えば助かりましたが。」

真道にとってはかつて見た無表情が覗く。

「鉄壁のスタンド『ティアーズ・オブ・ザ・ドラゴン』を生み出した精神、
そしてそのスタンドそのもの。
――正気の内に関わりたかったものですが……。」

蹴りが叩きこめたのなら威力も底上げされているだろう。
パワーは加算のようだし。

「ああ、商人様、『紹介』出来そうなのが何人かいますので、
どう連絡すればいいか教えてくださいませんか?」

それはそれとしておいておき、商人に連絡の仕方を問う。

459『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/07/21(土) 21:14:55
>>458(如月)
商人:
「どう会えばいいか、貴女が一番知っているのではないですか?」

真道:
「ねぇよ。バレない様に少々「フェイク」を入れたから、分かってないはずだ」

如月の質問に対し、商人が言い、真道が口を挟む。

真道:
「まあ、あの掲示板の情報を見たなら大体は分かってると思うが、一応説明しておく」

「商人に会いたい、連絡を取りたいなら『ICBM』と伝言板に書き込めばいいだけだ。
 分かるか? 「私はチップを買いたい男(女)です」って意味だ」

「後、受け取った『スタンド』の名前は把握してるか?
 『イニシャル』も書けば、商人も把握しやすいから、書いたほうがいいぜ」

確か、掲示板に『VF』と書いてあった。あれば『バイオレンス・ファング』の意味らしい。

商人:
「では真道様、あの『No88』は何ですか?」
真道:
「ああ? 深い意味はねぇよ」

460如月『ワン・ディレクション』:2012/07/21(土) 21:44:07
>>459
「ああ…それが解れば十分です。求めていそうな知り合いに心当たりがあるので、
誘うのに成功したら連絡いたします。」

再度笑顔を浮かべ、その言葉を置いて立ち去りたい。

461『商人と凶刃と竜の血涙』:2012/07/29(日) 17:49:24
>>460(如月)
商人:
「ええ、ではどうぞ、ごひいきに」

如月の笑顔に、商人も笑顔を見せる。

真道:
「あーあ、結局、鬼龍には『資格なし』だったし、如月もこれで『スタンド使い』か」

商人:
「いえ、真道様。鬼龍様には『資格』は十分でございますよ?」

真道は商人の一言に「あ?」と返答した。
商人は真道に一つの『チップ』を見せ、そのチップについて説明した……。

真道:
「……マジか、危険すぎないか?」

商人:
「この人はもう『手段なんて選んでられない』状況です。
 そうなれば、この試験段階の良い「被験者」になってくれそうですよ…」

商人はその場で含み笑いを浮かべ、真道はその含み笑いに狂気を感じた。
――立ち去った如月、気絶している鬼龍は知るよしも無い。

462如月『ワン・ディレクション』:2012/07/29(日) 18:12:10
>>461
――背を向け、公園から去る。
その行動を行いきった次の瞬間には、無表情に戻っていた。
売人に見せていた表情は1から10まで偽りだった、という事だ。
向こうだって似たような物だろう。

売人の能力は一体何だったのか?
それはまだ解らないし、こちらの能力は割れている。
圧倒的不利だ。

しかし、必ず売人は、その背後の奴は殺す。
スタンド解除を盾にこちらを利用しようとするかもしれないからだ。

>>425メ欄開示、『城戸隠れ追跡』より、
初めから城戸に自分を追跡させていた。
後から合流して相談する必要がある。

そういった先の事に思いを巡らせながら、真にその場から去っていく。

463如月『ワン・ディレクション』:2013/06/13(木) 21:47:11
ベンチに座っている。

そして、その視線は一本の木に向いている。

464未だ名無き者:2019/09/26(木) 01:31:57
>>463
如月はグズグズに溶かされて「再起不能」となった


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