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【場】路地裏
1
:
ナレーター
:2005/09/06(火) 04:39:52
「アーケード街」と「月映商店街」の間の路地裏。
人目がつきにくいという意味ではやや危険。
「サンロード」と「月映」の対比、ビル群のせいか昼でも薄暗いところが多いことから、
『黄昏通り』という俗称で呼ばれることもある
267
:
ジョー・レーニン『フォーギブネス』
:2010/05/02(日) 01:03:40
>>266
「……へ?」
肩を叩かれた。
まるで全財産が消滅したような、
そんな絶望に打ちひしがれた表情をそのまま鹿山に向ける。
しかし、その直後にかけられたのはあろうことか慰めの言葉。
敵ならば、その失敗を嘲笑うのがむしろ普通だというのに。
この男は。
「ああ……!」
ジョーもまた、力強く笑う。
その表情に、今まであった絶望はない。
ダンッ
体中に力を漲らせ、立ち上がり、さらなる勝負をいd……
パキィン!
何か、ジョーの中に芽生え始めた何かがぶち壊された。
「て・ん・めェェエエエエエエッ!
ぐおおおおおおおおッ!俺のッ『マネー』ッ!」ジャキーン
※ちゃんと財布から手渡しでやり取りしています
こちらも負けじと吼えるっ……
この勝負……気圧された方が負けるっ……そういう闘い……!
ジョーも、鹿山も、一瞬のうちにそれを直感したっ……!
勝負師の、スタンド使いとしての勘が、相手を侮ってはならないと、
精一杯の警鐘っ……!本能の叫び声をあげるっ…………
「……いいよ」パシッ
「俺の名前はジョー・レーニン、永遠の16歳!」
「てめぇが俺の有り金を巻き上げられると思ってるんなら!
このコインでてめぇのその思い上がりを正してやるッ!」ピィーン
『表』かッ
『裏』かッ
ギャンブルの女神が微笑むのはッ!?
⇒TO BE CONTINUED...
268
:
鹿山『グローリー・オブ・ラヴ』
:2010/05/02(日) 17:17:09
>>267
ス…
無表情でそこはかとなく2000円をポケットにしまうと、 『クワァーッ』
「そうかッ!来いッ! ジョーッ!! ≪エターナル スィクスティーン≫よッ! 」
瞬時に鬼のよふな形相になりてジョーを討とうと参らん。 その先は栄光か、破滅か。
ピィ ン <「オォーッ…! 」 弾かれたコイン…その表裏っ…如何に !?
ハ ゚シ
『 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ 』
【01:03:40】 ジョー:『ウラ』 秒末―→0・・・『偶数』
「………フ…! 駄目なんだ…ジョー。そんなんじゃぁな。
おめーはさっき… 迷った。その結果の …偶数ッ…! 偶数だっ…!
その、割り切れねぇーおまえの心が求めた…2で簡単に割り切れる、数っ…」
「”甘え”だぜ、ジョー。…"甘え"さッ! 」
「割り切れねぇ心なら 無理して割り切れるモノを求めねーで…良いっ
ただ、どこぞの厨房みてーに、近くにある甘ェものを 優先的に求める、
その楽観的な考えを 捨てろ、ジョー。その不迷はある意味…危険…っ…落とし穴だッ!
そしてそれでも、おめーはまだまだ若ェんだ…悩め。…奇数を、出せっ。
―――さもなきゃ…
ニヤ
すっぽんぽん だぜ?」
269
:
ジョー・レーニン『フォーギブネス』
:2010/05/02(日) 22:54:23
>>268
「あっ……?」
ざわ・・・
「あ゛あ゛……?」 ザワ
出た面は…………
裏っ……!
「あ゛あ゛〜〜〜〜っ……?」
圧倒的敗北っ……!
【ジョー:持ち金-47000】
【鹿山:持ち金-23000】
「……!」
敗北を目の当たりにしたジョーはッ……!
ズブゥ!
あろうことか自らの両目に指を突き立てたッ!
「いてて……ヌウウウ!! な……なまじ目が見えたから視力にたよっていたから……
ヤツに虚をつかれた。これからは目をつぶってコインを弾こう」
『スウィッチング・ウィンバック』ッ……!
「あっ、でもコイン投げるの俺じゃねぇや……いてて」パチクリ
ちょっと目にゴスッとやっただけで失明したわけではないようだ。
「あ、はい、コイン」ピィン
コインをカッコよく弾いて渡す。
270
:
鹿山『グローリー・オブ・ラヴ』
:2010/05/02(日) 23:12:30
>>269
「 ! 」
「お、おいおい、大丈夫か?…ひょっとしてそういう趣味って事は無いよな?」
<ボソ「…無いだろうな、ウン。そーに違いない」
パス
「よぅし。俺の手番だ」
コインを構える。(…と、そうだ)
―鹿山のゆがんだ顔が瞬間的に真顔になったぞ。
「どうする、賭け金。吊り上げるか?下げるか?」
271
:
ジョー・レーニン『フォーギブネス』
:2010/05/02(日) 23:28:46
>>270
バッ
鹿山の言葉に、ジョーは迷わず「パー」を突き出す。
500円に下げる?
いや、違う。
. . . . . . .
「5 0 0 0 円 だ」
「次の賭け金は『5000円』だ……。 俺もナメられたものだな……。
『気持ちを切り替えた俺』は迷わないッ!いっきに挽回するッ!!」
『賭け金5000円』ッ!
鹿山はこの提案に、乗るのかッ!乗らないのかッ!?
272
:
鹿山『グローリー・オブ・ラヴ』
:2010/05/02(日) 23:42:44
>>271
「5000円…だと…」「…ク!…ククク。…あー…」
「…ッ!」
悶える鹿山。
「うぐー…」
「…」
「…く、ハハハハハ」
WHUOAAAAAAAAAAAa――――――z______________OOOOUUUUUuーッ
キッ
『のった』ぜ。
「やらないか」
『賭け金2000円』⇒『賭け金5000円』UP!
「挽回?頼もしい事言ってくれるじゃないの」
「…裏ッ!」
… ピィー ン
273
:
ジョー・レーニン『フォーギブネス』
:2010/05/02(日) 23:57:19
>>272
「うほおおおおッ!!」
バ
ン
イ イ
やはり神に愛されし男 鹿山ッ!
ここは手堅く『偶数』ッウラッ!!
【23:42:44】鹿山:『ウラ』 秒末―→4・・・『偶数』
「うおおおおおッ!!」ジャキィィーン
※お金のやり取りは手渡しで行っています
「次だッ!早くコインをこちらへッ!
間に合わなくなってもしらんぞ―――ッ!!」
274
:
鹿山『グローリー・オブ・ラヴ』
:2010/05/03(月) 00:14:55
>>273
「焦るな。夜はまだまだ続くっ! 一文無しのッ! 裸族にしてやんべぇーッ!」
ピィン
「俺がコイン渡して 受け取ったら ヘイ ! かかって来いよー!」
【ジョー:持ち金-42000】
【鹿山:持ち金-28000】
コインを…ジョーに渡したッ。
戦は…新たな領域へ!
(内心ビビッていた)
275
:
ジョー・レーニン『フォーギブネス』
:2010/05/03(月) 00:44:19
>>274
ゴ ゴ ゴ
「フンッ!おびえているな勇二ッ!このジョーに「お金が消えたら〜」だとかという女々しい思考はもう既にない!
あるのはシンプルな思想!『勝利して ぼろ儲け』!それだけよ!それだけが満足感!」
「くらえィ勇二ッ!これが『フォーギブネス』だッ!」ダンッ!
ジョーが飛び上がったッ!!ジョーの体から『フォーギブネス』が剥離するッ!
『フォーギブネス』が持つのは『圧倒的パワー』ッ!そして精密性ッ!
この場はその精密性を使い……!
『ソレィアアアアア―――ッ!!』ドシュゥゥーッ!
コインを弾くッ!(精密動作性:B)
まあ判定は運任せなんですけどね
276
:
鹿山『グローリー・オブ・ラヴ』
:2010/05/03(月) 00:58:18
>>275
パシュ_!
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド …
「 …! 」
こいつ…やはり、スタンド使いッ…もしやと思ったが…。しかしこの結果は…ッ!
「どうやら」
「…『活路』は」
「開けたようだな」
「 え? 」
「そうだろう? ジョー」
鹿山が息を呑む。…とほぼ同時に、笑みを浮かべる…。
「なかなかの…精密動作性だ。…見ていて結構痺れたぞ?ククク」
「たいしたもんだ。その土壇場の『爆発力』…逆転。…くっ…!」
ダン!
路地裏の壁を叩く鹿山。
「―――…やるじゃねぇか…! 16さいッ…!!!!!!」
カタタ カタ
カタ カジャショァアーン
【00:44:19】ジョー:『オモテ』 秒末―→9・・・『奇数』
277
:
ジョー・レーニン『フォーギブネス』
:2010/05/03(月) 01:05:08
>>276
「とったッ!『運』を!『表』をッ!!」
ド ド ド
グッ
拳に握り締めた『コイン』の感触を確かめる。これは、『狼煙』だ。
自分の有り金を巻き上げるなどという、ふざけた『運命』に対する狼煙。
「俺はッ……勝つ…………!」ドドド ギュォオオオオオ
キシィーン
【ジョー:持ち金-47000】
【鹿山:持ち金-23000】 ☆そして金額は元に戻る!
※お金のやり取りは(ry
ピィンッ
『フォーギブネス』がコインを鹿山に弾いて渡す。
「どうやら(というかやっぱり)君もスタンド使いだったようだな……!
さあ、いい加減始めようぜ!『能力者のコインゲーム』をよ…………!」
ド ド ド ド
278
:
鹿山『グローリー・オブ・ラヴ』
:2010/05/03(月) 01:16:36
>>277
絡みつく風の冷たさか 夜露を結ぶセイジの葉か
このギャンブルのピリオドを示唆して、揺らめいている…そんな気がするっ…!
「 賭け金UP要求ッ! 」
「加速するぜ、ジョー。戦いは加速するッ!」
「俺の求める賭け金はッ…」
ゴゴ
ドキューゥゥゥン
「¥10000…だ」
279
:
ジョー・レーニン『フォーギブネス』
:2010/05/03(月) 01:28:42
>>278
「なアアアにィィィィ――――ッ!!?」グオオオオオ
賭け金のUP!
それが意味することは……!!
『闘いの加速』ッ!戦闘潮流は止まらないッッ!!
「……ッ!『GOOD』ッ!!」
ギャンブラー
「面白いッ!面白いぞ勇二ィッ!お前ほどの『闘者』ッ!
俺は出会えたことに感謝するッッ!!」
「賭け金『1万円』ッ!もう後には引けないぞッ!
これに負ければお前はGWをたったの2万円ぽっちですごさなくてはならなくなる!」
「うおおおおおおおッ!『フォーギブネス』ッ!」ズギャンッ
ダッ!!
ジョーが飛び上がったッ!!
280
:
鹿山『グローリー・オブ・ラヴ』
:2010/05/03(月) 01:44:14
>>279
「ふ…俺の屍は高いぜェ…お前に飛び越せるのか…?」
ダッ
「ムオッ…!? …こっちもだ、『グローリー・オブ・ラブ』ッ!」
「ドゥワハッ!」
『ムゥゥゥンッ』
バシュ ゥ ゥ ゥ ーン ! !
気合と心意気の補正で増加した『G・O・L』のパワーで飛び上がる。
ここからは空中戦だッ!
「フ…なんと凄まじき気合だ…弾き返さなくてはな。
グローリー…準備は良いか。そうか。行こうッ」
「喰らえぃッ!! 出ろッ…裏ッ!!」
屈強な肉体のスタンドが…コインを弾くッ! (パス精EAA)
ピィ―――――z__________ ン
さあ、その表裏よッ! この夜に僅かばかりの光をッ!
281
:
ジョー・レーニン『フォーギブネス』
:2010/05/03(月) 01:52:23
>>280
【01:44:14】 鹿山:ウラ 秒末―→4・・・『偶数』
「ぐおおおおおおッ!!?」ピシッ
コインを受け止めた『フォーギブネス』の拳に亀裂が走る。
出ている面は『裏』!『グローリー・オブ・ラヴ』が『フォーギブネス』を打ち負かしたッ!
ドッギュウウウ―――ンッ
財布から『諭吉』が飛び出し、そして鹿山の元へと飛んでいくッ!
※(ry
【ジョー:持ち金-37000】
【鹿山:持ち金-33000】
※展開スピード加速の為処理を一レスで片付けます
「ぐおおおおッ!!だがまだだッ!まだ俺はイケるッッ!!」
空中飛行を維持しつつ、鹿山に指を突きつける。
「次は『20000円』だッ!いいなッ!勇二ィ!!」オオオオオ
282
:
鹿山『グローリー・オブ・ラヴ』
:2010/05/03(月) 02:09:24
>>281
シュパー
論…じゃなくて諭吉ゲット! って
「ニャニィーッ…! 20000…!」
…いや、持ちこたえろっ!
「ジョォォォーッ? この『結果』は…お前の慢心だァァァーッ…」
挑発ッ!
「つ・づ・け・る・の・ かァー ?
ジョーよぉぉぉッ?有り金全部ぼられても 文句は言えんぜェーッ ?
「俺は構わんぜ?『20000』でもなぁーっ?え?」
283
:
ジョー・レーニン『フォーギブネス』
:2010/05/03(月) 16:44:22
>>282
「フンップレッシャーをかけているつもりかッ!
甘いぞォ!既に俺の心からは迷いなど消えていると言ったろうがァァ―ッ!!」
ゴオッ!
さらにッもっとッ高くゥッ!!
と
飛翔ぶッ!
「ぬぐうっ……!『20000』の揺さぶりにも動じんとは……。やはりコイツできるッ!」
「いいかッ!他者に勝利するというときにはッ!
今の俺のよーにッ相手を見下ろしながら闘うもんだッ!!」
「いくぞオオオオオッ!
うなれ俺のライト・ハンドッ!!」
「くらえ鹿山ッ!俺の全身全霊……すべてを懸けたこのコインをッ―――!!」
ピィーン
284
:
鹿山『グローリー・オブ・ラヴ』
:2010/05/03(月) 20:52:59
>>283
飛翔するジョー。
ゴォッ『ギュゥゥーン』
グォォォォォ…―――ム…
バッ…バババババババ、バッババッババババ…
服も良くなびく。
「なかなか良い事言ってくれるじゃないの」
「男は度胸!何でも試してみるもんさ」
グローリー・オブ・ラブ
『 G ・ O ・ L 』 ! ! 「 そ ぉ い ! 」
ザッ
:::::: ゴォツ… ドドド
鹿山も高度を上げ追いかけるッ!
現在位置 【ジョー… 地上54M】 【鹿山… 地上50M】
お互いの距離 『約5m半』
※落ちて死ぬ事も無ければ怪我もしません。
※そのうち気付いたら地上2m辺りに戻ってるでしょう。
コインが…飛翔するッ! ピィーン
そして…!
「…ッ!」
「オオオオオッ!? 気合だグローリーッ!!見極めろッ! 」
ズアッ…!
パシィッ
ゴゴゴ
【16:44:22】 ジョー:ウラ 秒末―→4・・・『偶数』
「…ちょっと早いが言わせてもらうぜ」
「 決着ゥゥゥゥーッ ! ! 」
285
:
ジョー・レーニン『フォーギブネス』
:2010/05/03(月) 22:05:11
>>284
「ぐおあああああああああああああああああああ」
ビキッ ピシイ!!
『フォーギブネス』の体にヒビが走る。
「ぐっぐぐ……!!甘いぞ…………!まだッ!!
皮一枚……!ほんの『17000』だが……俺は生きているッ!!」
「俺 は ま だ 飛 べ る ッ ! !」ゴオオオ
この一瞬で二人の位置関係が変わり、
ジョーの方が「下」に位置してしまったが……それでも諦めないッ!
高度……100m!!
【ジョー:持ち金-17000】
【鹿山:持ち金-53000】
「最後の勝負だッ!『17000』を賭けるッ!!」ゴオオオオオッ
300m!!
「乗り切ってやるぞッ!きさまの運をッッ!!」オオオオオオオ!!
500m!!
「来いッ!勇二ィィィィイイイ!!!」
700m!!!
「 『 フ ォ ー ギ ブ ネ ス 』 ッ ! ! ! 」
1 0 0 0 m ! !
※文章はイメージです
286
:
鹿山『グローリー・オブ・ラヴ』
:2010/05/03(月) 22:38:31
>>285
「ぐ…この凄みッ…!」
ブルブルブルブル
ヤバいッ!体が震えてきたっ…!やばいぞ…。
(クッ!)
ギュオォ―――z____ ン
(10000M)
上昇ッ!二人は更なる高みへと…。
「これで最後だな、ジョー!」
「世界の高さに絶望しッ…!落ちてゆけっ…けッ!ねッ!そう、
『イカロス』のように…ッ! 」
フォーギブネスの身体に、鹿山はヒビを見たッ。
最終ラウンドだッ!
「見えた…っ」
「そこに隙が生まれるぞッ!」
「勝ったッ!」「もらったッ!」
「落ちろッ!ジョー!ここはお前がいる場所じゃないッ!」
さあ、コインが弾かれたぞ…。
コインが運ぶのは往生極楽か?無限煉獄か?
ピィ ン
そして僕らは大気圏に突入する…。
※文章はイメー(ry
287
:
ジョー・レーニン『フォーギブネス』
:2010/05/03(月) 23:01:56
>>286
「うおおおおおおおおおッ!『フォーギブネス』ゥゥウウウウ!!」
ピシッ
「いいや違うよッ!勇二ッ!!」
「君は今……俺のこの「気迫」に怯えたなッ!?」
ゴ ゴ ゴ ゴ
【22】 バン!
【38】バン!
【 3 1 】 バァーン!
【22:38:31】 鹿山:オモテ 秒末―→1・・・『奇数』
「出たのは『表』だッ!
この土壇場で『オモテ』が出たのは勇二ッ!君の「臆病さ」が招いたんだッ!
『マネー』は俺に戻ってくるッ!これで勝負は分からなくなったぞッ!
さあッ!正真正銘最終ラウンドだッ!!」
【ジョー:持ち金-34000】
【鹿山:持ち金-36000】
ド ド ド ド ド
「いいか……ここで俺はひとつ、宣言をする。
次の勝負……次の勝負、だ。
俺は………………
『 全 マ ネ ー を 賭 け る 』 。
『34000円』を賭けるんじゃあない。『全財産』だッ!
勇二ッ!君はどうするッ!!?」
ついに闘いの舞台は「宇宙」へと移ったッ……!
見渡すばかりの「黒い大海」……!!
288
:
鹿山『グローリー・オブ・ラヴ』
:2010/05/03(月) 23:24:52
>>287
「…あ、…ああ、俺の負け…だと…」
「や、やかましいッ!
年下が説教垂れるんじゃあないぞッ!ジョー!」
クソッ!クソッ!…。
ハッ…!おれは、いつの間にかジョーにのせられていた…ッ!
弾き返せ…。じゃなきゃ…宇宙の藻屑になるッ!
フワフワン
ゴクリ
「―――『のった』。…これで、全部終わる」
「教えてやる。俺が怯えて、迷った先に見えるもの…辿り着いた答えは…与える事」
「お前のターンがラストターンだ…ジョー。」
ゴク ゴクリ
この大海。 メテオ
黒き内に浮かぶ『隕石』。何もかもが、危険だ。
スペースデブリ漂うこの中で…。…いいや、考え事はもう良い。こんなところは早く脱出せねば。
『生き残るのは一人』。裸になるのはどっちだ?
ズズズ
「そら、コインだぜ」 ピン
ユルリラー…
コインが流れる様に、ジョーの…いや、『フォーギブネス』の手に渡る。
「さあ、始めろよッ…ジョー。幕引きを、な。この賭け…いや、戦争の幕引きを」
289
:
ジョー・レーニン『フォーギブネス』
:2010/05/03(月) 23:37:50
>>288
フッ
「勇二……きみなら、このプレッシャーも弾き返してくると思っていた」
「流石に、俺が認めた真の闘者だ」
ゴオオオオオッ!
月がッ
地球がッ
太陽がッ
銀河がッ
ジョー達を中心に回転している……!
闘いの終わりを、『世界』が告げているというのかッ……!!
「ああ……!」パシッ
コイン
「この手にやどる『俺の力』。
今なら、この『力』が誰に微笑むか、分かる気がする」
「いくぞ…………、
スゥ
『フォーギブネス』」
ピィ
ン
290
:
鹿山『グローリー・オブ・ラヴ』
:2010/05/03(月) 23:56:50
>>289
「グ…グググ…!」
「負けるかぁーッ!!!」
ブルブルブルブル
体が震える。恐怖じゃない…武者震いだ。
それはまるで歌のように…俺の身体から響くハーモニー。
「ブル…」「ブル、ブル」「ブルブルブルブル…!」
「ブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブル
ブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブル
ブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブル!!」
歌を忘れじと…口ずさむ。
誰が?スタンドが、だ。
「ファァァァァァアアア!!」
「『ブルース・イン・ザ・ナイト(夜のブルース)』!」
パシ…
【23:37:50】 ジョー:ウラ 秒末―→0・・・『偶数』
ここは宇宙、いや、空間の深奥『特異点』…。
空間が歪み『路地裏』へのワープホールが開く。
モ モモモ モモ
ギュ ギギュ ギュモ
ムシャムショム
シャァ ギューンッ
さあ、帰ろう。ぼくらの地球へと。
291
:
ジョー・レーニン『フォーギブネス』
:2010/05/04(火) 00:06:20
>>290
「……「ウラ」……」
ピキ・・・
「フフ、不思議と後悔はない……
完全な「丸裸」にされたというのに……賭け金は消滅したというのに……
すがすがしい達成感さえ感じられるんだ……フフフ……」
「路地裏」へと戻るさなか、そんなことを語るジョー。
「……帰るのは、君だけだ。勇二。
『賭け』に勝った君だから「帰る」資格があるんだ。
俺に構うんじゃあない。さあ、ゆけ!「お前の」地球へッ!!」
ピキピキ……
カッ
まばゆい光――そして鹿山の眼前に、いつもの路地裏が広がる。
――ここまでギャンブル空間――
この番組は、「ダービー・ザ・ギャンブラー」の提供で、お送りしました
――ここから素――
「あー、残念。俺の負けかぁ」
「はいよ」
【ジョー:持ち金-0】
【鹿山:持ち金-70000】
「何はともあれ、いい暇つぶしになったろう?
儲けにもなったみたいだしね。チッ」
292
:
鹿山『グローリー・オブ・ラヴ』
:2010/05/04(火) 00:17:45
>>291
「あいよ」
「へ…一丁儲けたよぉーッ!良かったねェーッ…んんーっ?なあ?」
ジャリジャリ
財布を持ってジョーの目の前で揺らす鹿山。
心なしか、口調も幻想とは違う気持ち悪い喋り方になっている。
2828
「…おい、まさかこれで終わりだとも思ってるんじゃないだろうな?」
「罰ゲームだぜ、ジョー。罰だ。にひ」
陵辱。THIS IS 陵辱ッ!
ス
「受け取れよ。
勝者の よ・ゆ・う って奴だなぁーッ」
何と鹿山はジョーに『3人の諭吉』を差し出したッ!
ひどいぞ、この男。
『お情け』でジョーに精神的屈辱を味あわせるつもりだ…。どうする?
293
:
ジョー・レーニン『フォーギブネス』
:2010/05/04(火) 00:24:43
>>292
ピ キ ッ
バキン、と幻想がぶち殺された音が聞こえた。
『フォーギブネス』が、差し出された諭吉の一枚に手を伸ばす。
フン、所詮は俗物、お情けにかかろうというわけか。
ピィン
と、思いきや、『フォーギブネス』はその諭吉を指で弾いた。
その刹那。
ボシンッ!
『圧倒的パワー』……!
『フォーギブネス』のパワーによる「指鉄砲」!
諭吉の一角が消し飛ぶ……!(言い切り)
「……欠けた諭吉は銀行で治してもらうんだな……。今ならまだ修理できる」
「……諭吉が惜しければ、もう二度とそんなまねはするんじゃあない……」
294
:
鹿山『グローリー・オブ・ラヴ』
:2010/05/04(火) 00:33:38
>>293
「ゲーッ!
なァんてパワーだッ…ヒェーッ」
「あぁぁぁぁっらぁぁぁあ? 怒っちゃったのジョォクゥゥゥン?ねぇ?」(ルパン風に)
さあて、からかうのはここら辺にして。
そろそろ逃げないと、な。やばい空気だ。何だかヤバイ。
どうやらプライドを傷つけたらしい。
「じゃあな、少年。儲けたよ」ピカー ニシシ
「GO TO BED !」
振り向くと同時にダッシュ!
湖の方に立ち去っていった。その顔は笑みとツヤで溢れていた…おえ。
295
:
ジョー・レーニン『フォーギブネス』
:2010/05/04(火) 00:44:28
>>294
「あってめっ」
すぐさま止めようとするが……
その前に逃げられてしまった。
「うーん、よし、決めた!」
「次こそあいつ殺すぞ☆」
その笑顔は、今年一番の爽やかさだったという……
⇒TO BE CONTINUED...
296
:
ジョー・レーニン『フォーギブネス』
:2010/05/04(火) 00:45:05
>>294
「あってめっ」
すぐさま止めようとするが……
その前に逃げられてしまった。
「うーん、よし、決めた!」
「次こそあいつ殺すぞ☆」
その笑顔は、今年一番の爽やかさだったという……
⇒TO BE CONTINUED...
297
:
如月『???』
:2010/05/18(火) 20:38:14
物陰に一人。少女が立っている。
手帳に何やらメモをしながら。
「んー、これで十分かな?」
298
:
如月『???』
:2010/05/19(水) 22:30:31
立ち去った。
299
:
如月『???』
:2010/06/27(日) 00:35:06
「普通じゃあ、無い、ってことなのかしらね」
児童福祉施設に押し入り、何人もの子供を『消滅』させたテロリスト。
「そして普通じゃない力。普通の人間にこんな真似は無理。
けど動機は明瞭。逆恨みからの逆上。けど、この狙われた人に関しての話が何処にも無い…。
調べるべきかしら」
新聞から情報を収集している。
300
:
臨在院 泉『パートタイム・ラヴァー』
:2010/06/27(日) 02:26:26
>>299
「あの…………。」
ふと、背後から声をかけられた。遠慮がちな、女性の声だ。
声に反応して振り返るなら、そこにはやはり遠慮がちな、
黒い長髪の美しい少女――否、女性が立っていることに気が付くだろう。
「ひ、え、えっと……す、すみません……。
盗み聞くつもりはなかったんですけど……。
ちょっと、近道しようと思ったら…………。」
特に何も言っていないにも拘らず、勝手に弁明を始める女性。
……一見すると、ただの無害な女性のようだが。
「(……やっぱり、雰囲気的にスタンド使い……よね……。
はぁ、もうこの道通るのやめようかしら……。)」
301
:
如月『???』
:2010/06/27(日) 02:42:31
>>300
こちらは艶のある黒い長髪の女性。
顔立ち自体は整っているが、無機質な目をしている。
(立ち居ふるまいから推察するなら何処ぞの令嬢、と言ったところかしら)
「…?聞かれてマズイ独り言ではありませんから謝らなくとも構いません」
とりあえず緊張をほぐす為に笑顔。
302
:
臨在院 泉『パートタイム・ラヴァー』
:2010/06/27(日) 12:45:07
>>301
「は、はぁ…………。」
確かに、立ち振る舞いからはどことなく上品なものが感じられる。
服装も華美すぎず、しかし決して貧乏臭くない、おとなしい上品さが感じられた。
……が、普通の令嬢はこんな暗い道を通ったりはしないだろう。
「(……まあ、スタンド関連の話題は、『持ってない』人に端を聞かれたところで痛くもないんでしょうけど)」
彼我の距離は、2mに満たない。
暗がりであるとは言え、彼女の読んでいる新聞の『見出し』は大いに見えた。
『その事件』は、泉もよく知っていた。ワイドショーなんかでも取り上げられたくらいだ。
…………当然である。子供が、テロリストによって『消された』のだから。
「……その新聞の事件、調べてるんですか…………?
見たところ、警察の人……って感じじゃ、ないですよね……」
テロの記事などを見ながら『調べる』などと口走れば、
それは確かに十分に警戒するに値する人物になってしまうだろう。
303
:
如月『???』
:2010/06/27(日) 20:16:51
>>302
「事件を調べてはいません。被疑者死亡で幕は閉じられましたから。」
「この事件を為した『力』を、『巨大な石油の塊』を作りだした、『何らかの力』を調べています。」
相変わらずの感情の読めない表情。
304
:
臨在院 泉『パートタイム・ラヴァー』
:2010/06/27(日) 20:38:42
>>303
事件の報道は『どの程度』までなされている設定?
305
:
如月『???』
:2010/06/27(日) 20:48:06
>>304
テレビで報道されたのは
『子供が何人も消滅した事』『現場』『犯人の氏名』程度。
ただし、『その手のサイト』では、建造物並みの石油の塊、
その上に立つ犯人等の動画が上げられており、こちらでは、犯行の動機もしっかり書かれている。
306
:
臨在院 泉『パートタイム・ラヴァー』
:2010/06/27(日) 22:20:26
>>303
「『力』? 『調べて』らっしゃるんですか?
失礼ですが、警察関係のお方で? もしくは『非政府組織』みたいに
慈善事業でそう言った『超常的な事件』を調べている団体に所属しているとか……。」
思い切った質問をされた。
『何らかの力』という言い回しにも、まったく怪訝な表情を浮かべない。
ただ、彼女の周りの大気が振動するような威圧感を放っていることは理解できるだろう。
まるで、その『力』の種類を知っているような、そんな確信めいた目つき。
307
:
如月『???』
:2010/06/27(日) 22:25:44
>>306
「警察関係ではありません。
私は、そういうオカルトに興味のある一介の少女ですよ」
威圧感にも動かない表情。
308
:
臨在院 泉『パートタイム・ラヴァー』
:2010/06/27(日) 22:33:56
>>307
「ああ、そうだったのですか……?
わたしが言うのもナンですけど…………
あまり個人で『事件』を追うのは……無謀だと思いますよ。」
警察関係でないと宣言した瞬間、目の前の女性から力が抜ける。
どうやら公的組織か何かかと思って身構えていただけ、のようだ。
「(チッ、『調べる』なんていうことを個人でやるわけがない、と考えたのが
間違いだったわね…………。まさか個人でやる馬鹿だとは思わなかったわ。)」
心中で毒づく。勿論、そう考えている素振りや表情は勿論のこと、
雰囲気にも一切出したりはしないが。
「(わたしの『目的』……『王』となるための権力を手に入れるためにも、
そういった「組織」があるなら多少の危険を侵してでもアプローチしてみたかったけど……。)」
そう思考して、さきほどからまったく動かない表情を見て、心中で嘆息する。
「……もしかしたら、あなたも『消されちゃう』かも。」
冗談めいた響きを持たせて、薄い笑みを浮かべる。
309
:
如月『一般人』
:2010/06/27(日) 23:10:37
>>308
「ええ、そうかもしれませんね、色々と危ない橋を渡る事になるかもしれません。」
そう言い、目を閉じる。そして、
「無論、個人でも調べれば色々な事が解ります。」
そう言って目を開ける。
「例えば、今のあなたの発言から、超能力の実在と、
貴女が『少なくとも』超能力を知っている事が判明しました。
私はね、噂や伝聞でしか超能力が存在する、と聞いていないんです。
そして、その『超能力』の中でも戦闘力が大きく上下する事も今の会話で理解しました。」
目はそのままで、ニヤリと笑う。
310
:
臨在院 泉『パートタイム・ラヴァー』
:2010/06/27(日) 23:31:31
>>309
「まあ、すごい。」
感心したように目を見開く。
もちろん、本心ではまったくそう思っていないことが読み取れる表情だ。
泉とて、これだけ深く訊けば自分がこの件……正確には
『この件に関わるある要素』について知っていると思われる可能性があることくらいは分かる。
それでもあえて踏み入ったのは、なんらかの『パトロン』が得られる可能性を信じてのことで、
「間違いだった」とするのは何の収穫もないまま自分の手札を見られてしまったからだ。
が、まったく何も収穫がなかったとするのも、間違いだ。
「……うふふ、随分と無鉄砲な方なんですね。」
ニコリと、一見すると無害そうな笑みを浮かべ、
目の前の少女を見つめる泉。目まできちんと笑っている。
「もし私が、『超能力』を使えるのならば、
そしてあなたの調べているテロリストの仲間だったなら、
あなた、多分殺されちゃってますよ?」
笑みを、浮かべたまま。
……。しばし、沈黙し、
「まあ、とは言っても私にそんな『超能力』なんてないんですけどね〜っ。
超能力の存在に関しては、割と皆知ってるんじゃないですか?
この街、色々と不思議な噂が流れてますし。私も知り合いにいますよ、『超能力者』。
個性的なのが……ね。」
嘘は、ついていない。
事実、泉に他者に干渉できるような『像(ヴィジョン)』はない。
本当に、一人だけなら一般人と同レベルの『女性』なのだ。
311
:
如月『一般人』
:2010/06/27(日) 23:45:56
>>310
「あの事件の動機は逆恨みと判明しています。
味方は居ないでしょうし、居たとしたら失敗後に何らかのアクションを見せていた事でしょう」
表情が元に戻る。
「(言動から察するに何らかの組織に追われている、という風では無い。
それなのに何の組織にも所属していない事を知ると感情を隠した、
つまり踏み込むのをやめた。
となると、やはりキーワードは組織。では、組織に対しどのような感情を?
これは仮面の為不明。超能力を持たないと主張する理由はこちらが明かしたからとも、
偽りであるともとれる。これは信じず保留。)」
「超能力者、どんな方ですか?」
表情は揺るがない。
312
:
臨在院 泉『パートタイム・ラヴァー』
:2010/06/27(日) 23:55:59
>>311
「私よりも年下の少年ですよ。」
如月とは対照的に、
にっこりと、人のよさそうな笑みを浮かべて。
「でもやっぱり、超能力者なだけにかなり大人びてましたね。
それこそ、私よりも年上なんじゃないか、って思っちゃうような凄みが。」
あ、と気がついたように声を上げる。
「これ以上は言えませんよ?
彼がどんな容姿だとか、そういうのはプライバシーですからね。
なんだかあなた、そういうのも調べられそうな気がしちゃうし……。
…………っていうのは、私の買いかぶり過ぎ……ですかね?」
313
:
如月『一般人』
:2010/06/28(月) 00:00:55
>>312
「そうですか…。解りました、調べてみます」
相変わらずの表情のまま。
「私が知っているのは、識った事だけですから」
314
:
臨在院 泉『パートタイム・ラヴァー』
:2010/06/28(月) 00:07:10
>>313
「うふふ、なんだかかっこいいですね。」
無表情な如月に、人懐こい笑みを浮かべる。
「……さて、いつまでもこんな薄暗いじめじめしたところにいるのは好きじゃないですから、
私は退散させてもらいますね。私は泉。臨在院 泉と言います。……お名前、聞かせてもらっても?」
315
:
如月『一般人』
:2010/06/28(月) 00:10:20
>>314
「私の名前は『如月』。『如月静香』です」
無機質な表情のまま。
「それではまた、御機嫌よう」
そう言って歩き去る。
316
:
臨在院 泉『パートタイム・ラヴァー』
:2010/06/28(月) 20:21:37
>>315
「さようなら、如月さん」
ニコリと、やさしげな笑みを浮かべ、
無機質な表情の如月を見送った後、彼女もまた路地裏の暗がりへと消えていった。
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