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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

90720 ◆MLxSISsyoE:2005/06/15(水) 23:02:29 ID:I1JW0BSs

十分後


あ〜ぁ、みんな寝てるわ。
夜通しでギルティやれば眠くもなるか…。

仕方ないわね…、ベッドまで運んであげるわよ。




樹「…、ちょっと那武、あんたも手伝いなさい。」

覇「了解です(;;´Д`)」


樹が一二三をベッドに運ぶために抱き上げる。

…うーん、やっぱり一二三は軽いわねぇ。。
身長自体もかなり小さいほうだし、いわゆる童顔だし、、そのくせ胸は一人前だし、、、眼鏡とか似合いそう…。

あぁ〜、羨ましいなぁ…。
あたしもこんな外見で生まれてきたかったな…。


あたしなんて、、身長はそこらの男子より大きかったし、
ちょっと目線を向けただけで「睨むなよ」って言われるくらい眼つき鋭いし、
運動神経なんてほっとんど無いのに体育の時間では意味も無く頼りにされたし、
いわゆる「守りたくなる系」じゃなくて「守ってくれる系」だと間違われたし、
あたしが見た目と違う趣味を持ってるって知った人はみんな距離置くし、、
格ゲーにここまでのめり込んでいると知るが早いか友達は一気に減っていったし、、、
もともとメガネが似合わなかったせいで、気づいたら女オタって呼ばれてたし、、、、

…自分の好きなことやってて、、何が悪いのよ…!


一二三をベッドに寝かせ、横にしゃがみこんでそんな昔の事を思い出す。
小中学校くらいの子供は、特定の人を集団で見下したりして仲間の輪を作ったりすることがしばしばある。

樹は、最初はそっちの集団だった。
このときは、ある意味外見がそうさせたのだ、見下される要素など皆無だった。

だが、ゲーセンに行くところを見られてから、周囲の雰囲気が変わっていった。
どこか距離を置き、目には一丁前にどこか樹を蔑むような光を宿し始めた。

このころから急に目が悪くなりだし、メガネを掛け始めた。
思ったよりも目が衰えるのは早く、必然的に度が厚いメガネが必要になった。


そのメガネが、樹が女オタのレッテルを貼られるのに一役買ったのは言うまでもあるまい。


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