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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

90064:2005/06/15(水) 17:58:45 ID:YDETjaZQ
「そもそもなぁ…ヒック…ヴェノムは相手しててムカツクんだよ!!」
「ふざけんらねーお!…ヒック…髭らってパイルうざいんらお!!」

(すっかり出来上がってるなぁ…松瀬くん呂律回ってないし…)

「ああああああああ!!デズとアクセルもムカツク!!」
「はァ?ヴェノムだったら両方有利じゃねェか」
「たしかに有利らけろ嫌いなもんは嫌いなんらお!!」

このまま放っておいていいのだろうか。もう3時を回ってしまっている。
駄目だ。そもそもみんな未成年なんだ。飲酒なんて駄目に決まってる。

「酔っ払ってる兄貴も趣き深い……嗚呼、俺は蘇留さんと兄貴のどっちを取ればいいんだ……」

郁瀬くんはあまり変わらない。むしろちょっと大人しくなっている。それが逆に不気味だけど。

「みんな、もうお酒飲んじゃ駄目だよ…」
「なんだ毅ィ…ヒック…てめーも飲めよ。オレの酒が飲めないってのかァ?あ?」

永園くんも完璧に酔ってるみたいだ。目が据わってる。

「さっさと飲めよ!!」
「むぐ!?」

鼻を摘まれる。当然呼吸する為に口が開いてしまう。

「ささ、ぐいっと」
「んー!?」
「ははは!良い飲みっぷりらな!紙野!」

に、苦い…胸が焼けるように熱い…

・・・

「いいか貴様等、飲酒は法律で禁止されてんだ!!そんなことも知らんのかぁ!!」

法律を犯した3人の高校生男子を正座させる。

「うう…ごめんなさい紙野さま!」

郁瀬が許しを請う。当然そんなことを聞く気はない。

「御免で済めば警察はいらねぇんだよボケェーー!!」
「そ、そんな…」
「スシ!!」
「ひでぶ!」
「永園!貴様もだ!!歯を食いしばれ!!……スキヤキ!!」
「あべし!」
「か、紙野様、その辺で許してやってはどうでしょうか…」

松瀬が横から口を挟んでくる。

「あァ?このヘアースタイルがサザエさんみてェーだとォ?」
「え!そ…そんなこと誰も言って…」
「たしかに聞いたぞコラーーーーーッ!!」

拳を握る。

「駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目
 駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目
 駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目
 駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目ェーーッ!!」


―――メ メ タ ァ


こうして馬鹿4人の夜は更けていった。


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