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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

764706:2005/06/05(日) 08:58:29 ID:qbqqtyiQ
前回は728
「しつれいします。」
職員室に入るとまず目につくのは中央に陣取っているギルティの筐体、それ以外は至ってまともなつくりだ。ギル高の教師であろう
大人もちらほらといるが肉体派から保険医まで揃って至って普通に見える、言われなければ彼らが皆熟練のギルオタだなんて分からない。
「空乃か、てことはそいつが転入生の後藤だな。俺は雷悪 踏青、ギル高教師だ。」
扉に程近い机から先生が話しかけてきた、なんだか椅子が小さく見えるのは気のせいだろうか、かなりの巨体をしている。
「後藤 千夏です、えーと… 私のテストの相手って雷悪先生ですか?」
もしそうなら… やばい、すでに雰囲気で呑まれてしまっている。
「いや、最初はその予定だったんだが、いろいろあって空乃が相手をすることになっている。まぁ、ギル高の生徒が見所のある奴を
連れてくることは良くあることだからな、問題はないだろ。」
悠をにらみつける、しかし奴は一足先に筐体にはりついてレバーを触っていた。
「あの、悠ちゃんってこの前のテストのとき風邪で休んでて。これが追試の代わりなの。」
そういえば、この子の名前をまだ聞いてなかったな〜。なんて思いながら説明を受ける。
「私でも勝てると思う?」
彼女は静かに首を振るだけ。
悠の使用キャラはカイ、スタートボタンを押して乱入した。
『夕飯はベジタボー!』
梅喧を選択、昔は私の方が強かったのにな〜。なんて思いながら開幕行動を考える。実に1年ぶりになる親友とのガチ勝負の開始だ。

『いきがんじゃないよ… 若造が。』
『迅雷の由縁をお教えしよう。』
―HEAVEN or HELL Duel1 Let's ROCK―
開幕は仕込み裂羅でカイの2Sをとる。
―カウンタッ!―
カイはスタンディッパーを繋げてきた、そのまま転ばされる。
起き上がりはJD重ね、付かず離れずの距離を維持したままの6Kと近S中心に固められる。
『何処見てんだ…『失礼』』
回り込みをそのまま投げられてしまった。相手のテンションはもう25%でこちらはその半分程度、大きなダメージはとられていないが
今にも光り輝きそうなGBには嫌でも焦らせられる。
次はスタンチャージ重ねの起き攻め、直ガで少しでもテンションを稼ぐが相手はまた6Kと近Sでの固め…
『油断しましたね』『ちゃんとしろってんだ!』
(それは見えてるから!)
カイのダストアタックを防御すると梅喧は猛然と走り出す、2K暴れをダッシュストップで回避して壁際に投げ、2Pで追撃をする。当然の
ように受身はとらない、それを確認してから2HS>JS>扇でコンボを締める
『なんて威力だ…』
(ごちそうさまでした、と…)
妖斬扇JCからさらに空投げを狙うがそれは逆に投げ返されてしまった。これで体力はお互いに約7割、テンションは梅喧の方がやや多く
いが両者ともに50%にはとどいている。
『本気を見せましょう』
またもスタンチャージ、しかしどう見ても重なってはいない。空に逃げるという選択も思いつくがムリヤリ振り払った、直ガもGC仕込み
も安定しない腕ではこのカイに切り返せる回数なんて本当に数回しかない、もしかしたらコレが最後かもしれないと遠Sを放つ。
―ロマンキャーンー
しかし、次の瞬間に攻撃を食らっているのは梅喧のみ、カイはチャージスタンFRCからバクステで梅の攻撃を回避していた。適当に地上
での1コンボをいれて転ばすと次は6HSでの起き攻め、切り返せなければこれでこのラウンドはとられるだろう。
(たしか、1段目直ガからバクステ回避… だったかな。)
基本的なカイ対策を復唱、出来ないことはない…
(でも、仕込み回り込み安定かも。 ぁ…縛が確定したような。。)
1段目直ガ、そして考えすぎによる棒立ち、なんとかガードだけはしている。
『グリードセバー!』
空中に浮く梅喧が見える… 残りの体力は約3割、ギルティ紙装甲3位の梅喧が生き残れる理由は無かった。

―SLASH―

(あちゃ〜… 最後は最悪だね、うん。あとは、悠の方が私よりもGCについて知っていたってだけかな。致命的だけど…)
手早く今回の勝負の考察をすませる、まだ勝負は終わってはいない。


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