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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

76020:2005/06/04(土) 23:41:33 ID:mnTs.1mU
前回 >>747

じりじりと照りつける太陽、それでいてどこか温い。
地面に敷かれた砂は太陽光で温まっている、、熱いくらいだ。


そう、ここはハワイ。


「ハワイー!」
「うぉぇ、、気持ち悪ぃ・・・」
「・・・樹、無事か?」
「視て分からんかぇ・・・?」


五所川原樹、重度の乗り物酔い。
たとえ飛行機だろうが関係なし、酔うといったら酔う。

小学校の入学式の日、送りの車の中で体調を崩してそのまま初日欠席をしたほどである。
中学での修学旅行、遊園地の観覧車で目眩を起こし、当時の友人達と一緒に中に閉じ込められたこともある。

まぁ、とにかく乗り物全般に半端なく弱いってことだ。


「ホテル、ホテル行って休もう。」
「・・・ったく、虚弱なギルヲタだな。」


とりあえず泳ぎたい衝動を抑え、樹の看病のために一旦ホテルへ向かうことに、、、

だが、視界に入ってきたのは明らかに一流のオーラを撒き散らすホテルだった。



「おっきい・・・。」
「なんだこの馬鹿でカイホテルは・・・?」


そう、そのホテルはとても修学旅行で使うような代物ではなかった。

スレイヤーみたいなダンディーな金持ちが泊まるような、
専属のボウイが付いていて、紙忍者を手渡すような、
ロビーの床なんかは完璧に磨かれていて、ザ・ドリルデンジャーが出来そうな、
壁なんかはリアルDループを決めてもへこみ一つ付きそうに無い、

まぁ、とにかくヤバイくらいに豪華なホテルだ。


「・・・一二三、部屋の番号確認してくれるか?」
「はいはい、お任せアレ・・・え〜とですね・・・、310号室です。」
「・・・部屋の番号すら俺を馬鹿にするのか。」
「はぇ?」
「いや、なんでもない。」


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