したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

707706:2005/05/30(月) 01:23:25 ID:xBWaybI2
『1年以上ゲーセンに行ってない私に向かって 来い なんて、なにかあったの?』

『まぁまぁ、騙されたと思って来てみればわかるよ』

『悠のその軽ーい一言で私が何回騙されたと?』

『うーん、二桁は軽くいくね まぁ、来るならあと1時間以内に来て』

『私はそっち系とはもう手を切ったの! もう巻き込まないでよ』

『あと50分…♪』

『ぁぁ、もう! 行けばいいんでしょ、つまらないものだったら1食おごってもらうから。』

『OK』

来てしまった… 腐女子を辞めたその日からゲーセンには入ることはおろか視認できる距離まで近づいたこともなかった。
「やほー。 約1年ぶりのゲーセン入り、気分はどう?」
悠が1年前と全く同じ笑顔で迎えてくれた、さすがに1年やそこらで人はそんなに変わらないとは思うが、少し嬉しいと思った。
「気分は最悪… まぁ、懐かしくないって言ったら嘘になるけど。 で、なんでココまで呼び出したの?」
「髭」
悠が指差しているのはギルティの筐体、CPUを適当に処理している髭がいる。
「で、パイル厨の処理試合ついでに久しぶりに対戦しない? とかそんなんじゃないよね…」
反応は無し、憤慨しつつも昔のよしみで50円玉を入れてやる。

『夕飯はベジタボー』
なんだか緊張してきた、久しぶりのレバーだし、コマンド精度が酷く落ちていそうなので比較的難しいコマンドの少ないソル
を選択する、SDループくらいなら今でも出来るだろう。

「引退したんじゃねぇのか?」
「さすがに暇になってな。」
引退したのは私のほうだよ、馬鹿…


刺し合いなんて全く覚えていない、リスクなんて全く考えずにソルは飛び出す
『バンデェッドリボルバー!!』
スレイヤーの体が一瞬ぶれるとそこには吸血の餌食となっているソルがいた。
無敵吸血… ただのパイル厨じゃあないみたいだ、はっきり言って勝てる気がしない。
恨み言をつぶやく間もなくスレイヤーのテンションが50%にかかる、体力の3割を吸われた上にソルは起き攻めをくらう形だ。
ヴォルカかな…
『イタダキー!』
みていられない、ヴォルカが6HSに化けるなんて。しかし相手のスレイヤーは空中で1HITしている、ゆっくりともう一度ヴォル
カを入力して髭を地面へ叩き落とした。
起き攻めはガンフレイム安定、小足で刻んで壁際へ押し付ける、全く安定しないガンフレイムの青キャンに閉口しながらも相手
のGGが光り輝く状態まで持っていった、まずはぶっきら投げから4割、そして起き攻め
私の狙いは、起き上がり無敵吸血1点読み金バースト、相手の腕前ならこれ以上私を暴れさせてはくれないだろうし、これに全て
をかけるつもりで行こう。
体がぶれるスレイヤー、ゲームの中の時が止まったような気分になる。ソルが体の内からエネルギーを放出し、赤い帯が地面か
ら立ちのぼr…
私の中の時も止まった、4ボタン同時押し、体に染み付いた癖はとれない、私がギルティを辞めたのはそういえばイスカがでてか
ら2週間ほどたった時だったような気がする。
『いいぞぉ いいぞぉ いいぞぉ』
どれだけ面白かったのかは知らないが、相手のスレイヤーはフォルキャンをして敬意を連打している…
頭に血がのぼった私はそのままナパームデスをぶっぱ…

それから先は思い出したくも無い。
端的にいうならば、完敗 3縦だった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板