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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期
657
:
名無しさん@2周年半
:2005/05/20(金) 19:34:57 ID:D5T5cwmw
テスト勉強のせいで全然書けないよ〜!
と言い訳を言って書き込む俺は卑怯者だな。
待ってる人は少ないかもですが一応投下
いやいやちょっと待てよ。ちょっと筐体を直すからって言ってこの勝負をもう一回やりなおしたらいいだけだ!そうだそうだ。じゃあ早速金田に言っt
そう思いながらふと横を見る、この保健室にはちょうど筐体の座っている所から相手の横顔が見えるように鏡が設置されている。もちろんそれは偶然になったものだが。今はそんなことを考えている場合じゃなかった。その鏡の向こうには、それはそれはとても恐ろしい鬼の様な形相をして筐体を睨んでいる金田の姿があった。
…いや、あれはそう見えるだけか。ただ奴の体から放出されている悪のオーラっぽいものがそういう像を見せているだけのことだ。
そこまであのぶっぱを読まれたのに腹を立てたのだろうか?
「この私をここまで侮辱したのはあなたが始めてですよ…ククク、ク
許さん…絶対に許さんぞこの虫けら!!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!」
脳内にそんな声が響いてくる。あれはまさかフ○ーザ様?
なんかこのまま止めに行ったらなんか殺されそうな予感が………こ、こうなったらもうこのまま続けるしかないぞ。
しかしそうなるとまずい。とてつもなくまずい。HSが使えないとすると、牽制もほとんどできないし、コンボでも槍点に繋げられるのは
遠S、しゃがみS、ダストカウンターヒット時のみ。足払いをなんとか当ててドリキャン等の起き攻めで攻め込まなければ、後手に回れば絶対にこのグラサン男に勝てんだろう。
「くそ…こうなったら意地だ!!牽制無しでやってやる!おおおおおおお!!」
『みぎゃぴぃーーーー!!』
『俺を本気にさせたのは…ミステイクだったな』
いや、本気とかそんな酷いことせんといてーな。
その試合内容は、とんでもなく酷いものだった。
グラサン男が医者をボコすという新しいゲームとでも言うべきか。
牽制がない分すぐにジョニーに攻め込まれる。槍で喰らい逃げ、ダストすかしなどで逃げていたが、やはりHSが使えない分どれもいいダメージ源にならずに最後までその残酷なまでの破壊力に沈められてしまった。
ゲームが終わり、CPU戦を無視してフリ○ザ様がこちらに歩いてくる。
「あ、ありがとうございました。あの、最後まで手加減してくれて…」
(ち、違うんだ。あれはあのバカ女のせいで…ああ!言えない!「でもその後に金田の顔にもびびって止めることもできなかったんだ」なんて!
しかし勝ったからか、どうやら彼女の機嫌も直ったようだ。その点ではマジで命拾いしたな…)
「う…うむ。なかなかによかったぞ、うん。ちゃんとコンボのしめは燕カスにまでもっていっているしな。ただ立ち回り面でダッシュが無駄に多かったりしたのは直した方がいいぞ。」
「あ、はい。気をつけます。ではカードを…」
「…お、おう。ほら、持っていけ。」
ポケットに突っ込んだままだったのでぐしゃぐしゃになったカードを渡す。
そのカードにはファウストの絵柄と、『教師・5』と書かれていた。
「では、もう行きますので。あの…ほんとにありがとうございました」
「ああ、テスト頑張れよ。」
ほとんど空元気でそう言い、金田を見送る。保健室から出てすぐに彼女は何かぶつぶつ呟きながら近くの階段を駆け上がっていった。
するとすぐ、彼女が去って行った逆方向から現れた男子生徒と遭遇する。
「お、先生!一戦俺とやらない?俺の持ちキャラはジョニーだぜ!」
そう言ってカードを見せる。そこにはかっこ良くポーズを決めたジョニーがこちらを見ていた。
…ジョニー……だと?
「う……うるさい!俺は寝るんだ!とっとと別の場所に行け!!」
だがあまりに悔しかったせいか、俺はそう吐き捨てて固まっているその男子生徒を無視して保健室に篭もった。
しかしそれは寝るためではなく、筐体を直すため、そして「あの女」への報復を考えるために。
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