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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

555前スレ566:2005/05/13(金) 23:47:46 ID:Sd1N4HBs
――――30分後
・・・・・・!!見つけた!!今だっ!!

『っぬるぽっ』


ズシャ―――――滑らかに床を走る伊津の鞄―――が、私服の女性の足元へ―――――――ガッ


<むぎゃっ!?――――てゃっ!>

足が動かない・・・真正面に倒れる!!
そう近くした時にはもう体勢を捻り始めていた―――くっ、足が浮いたっ


まるで背後から襲われたボクサーのように、腰からの捻りで右腕を突き出して掌を広げる
そのまま勢いに従いつつ上体を丸め右尻から着地、・・・同時に両足で地面と鞄を蹴って横に勢いをつける
右脇腹、右背中、と順に着地して衝撃を逃し
そのまま転がって左背中、左腕、・・・そこで自由を取り戻した右腕で地面を弾き、回りながら跳ね起きた


ひゅーん・・・
<ほいっ!・・・・・・と、危ないところだった・・・;>
合わせられた両掌の間には、食べかけのカーカスライド(四分の一サイズ。残り半分)がありました


『・・・・・・ワタシが来たからにハ色々とHOSYO!は出来ませんヨ?』
<ぉぉおっ!?し、師匠〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!>

――――轟音と悲鳴が響いた―――前回ラストを参照


―――そして、ドタバタ開始。

師匠酷いっ!!いくらなんでも今のは物理的に痛すぎです!
頭を抱え涙を噴出させながら、下から精一杯背伸びして抗議する旋風

じゃかぁしい!あんな乱暴なバトンタッチしといて!しかも闇慈戦やらせただろー!!
凶器の扇を全開に広げ、キラキラバサバサと孔雀のように圧倒する伊津

ダッテダッテダッテ!逃げるのとボケるので精一杯だったんですよ!?
シルカアホカヴォルカ!ボケはいらんだろボケは!!
アホイウナー!馬鹿ぁっ!そんなことしたらあの女の人に悪いもんっ!
アホードアホー奇跡的アホー!そうしなかったから俺が痛かったんだ!つぅか申し込んどいて逃げるんじゃねぇー!!
チョット!!なにやってんの!!(バキッ)ねぇ君大丈夫!?保健室行かないと!!
伊津をはたき倒し旋風を心配するメガネをかけた痩せた少年


ぴたっ


<『  誰  ?』>
迎は肩を揺すられながら
伊津は地面にハグされながら
尋ねました




「え・・・や、僕は・・・範馬 萌(はんま ほう)だけど・・・あの、頭打ってたよね・・・?」

あまりに迎があっけらかんとしているので自信が無くなったのか、恐る恐る少年は尋ねました

『ふはははははッッ!ハンマフォーか!?ハンマフォー!!ハンマーフォールじゃないんだ!ははははは』

<あ、あの・・・私は大丈夫です・・・心配してくれてありがとう///>
伊津を無視して、流れを維持しようと迎は頬を赤らめて言いました
「うん・・・まぁ、意識はしっかりしてるし、痛みもそんなに強くないみたいだし・・・良かった」
伊津を無視して、少年は迎から手を離しほっと胸を撫で下ろしました
『アハハハハハッッッハンマフォー!w』
伊津を無視して、迎は会話を続けています
<あははは・・・これでも、頑丈なのは取り得の一つだから♪>
『オーラ激震!ッヒハハハ!w』
伊津を無視して、少年も頑張ります
「へぇ〜、そうなんだ・・・w いやぁ、僕、自分が身体弱いせいか、人のこともつい大袈裟に反応しちゃうんだ」
『イーヒヒヒwそーこだーヒートッエクステンッッッ!』
伊津を無視して、最後のひと踏ん張り
<そっかぁー。優しいですね・・・(ニコッ>
『あーはっはっはっは!ハァ〜ンマフォ〜〜〜〜!!!w』
伊津を無視s<ッッできるかこらぁぁぁぁああああああああ!!!!左衛門ダイナミック!!!>



ブルァオアアアアアアア 



(↑ジョニースレ23スレ目、タイトルより一部引用)


何故かコンクリートの廊下に巨大な水柱が生え、伊津は打ち上げられました
少年はと言えば、その壮絶な光景と修羅の気漂う迎の背中に呆然としているだけでした


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