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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

474463:2005/05/08(日) 23:37:15 ID:6dh1AHj6
ちょっと勇気が出てきたのでSS晒し

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『愛を受け取ってぇぇ〜〜〜!!』

相手のダウンに愛を重ねる。

(相手は恐らく下段ガード…ここで愛に気をとられている内に6HSを!)

相手の選んだ行動はまさに下段ガード。これでヒットさせれば終わりだ!

ゴガンッッ!!


「え…?」

いきなりの轟音。これはDQN共が良くやる必殺技「台蹴り」の音だ。
しかも、次の瞬間に画面に映っているのは6HSからの槍を受けて吹き飛んでいる相手キャラではなく。
何故か動いていない我がファウストであった。

「え、ちょっとま、HSがきかない!?あ、え?…おい!ちょっと待てゴラ!何でコンボ決めて…何やってんだコイツー!!」

『世界最大の私が病んでしまうとはあにょにゅに……』

意味不明な言葉を発して倒れる我がファウスト。そして勝ちポーズを取っている相手キャラ…ファウスト。

「やった〜!勝っちゃった〜♪これで今日の昼食はあんたの奢りね!」

向こうから叫んでくる女の声。すぐさま俺はその女に近寄る。

「まて!何か最後ボタンきかないようになったぞ!しかもその前お前台蹴りしただろ!?絶対あれでボタンがおかしくなったんだって!!」

「え〜?何のこと?乱華ちゃんわかんな〜い(プゲラ」

「!…お前、筐体に何か細工しただろ…?」

「うるさいわね、勝負ってのは勝ったもん勝ちなのよ。負けたのはあんた、勝ったのは私。わかったらさっさと学食に行くわよ。」

強引にその場を押し切ろうとする。しかし「勝ったもん勝ち」って…

「こんな勝ち方あるかぁ!」

「ぐだぐだうるさい!」

むぅ…この女は言ったら聞かない性格だ。もう何を言っても通じないだろう。
というか俺引っ張られてるし…

五分後、学食には大人が二人お寿司(二人前5000円)を食べている姿があった。
その二人は白衣を着ているせいもあるだろうが、それぞれがとてつもない存在感を誇っていた。

かたや長い茶髪が嫌でも目に付く、いつも笑顔の大人の女性。今年で32歳。ギル校で保険医を務めている俗に言う「美人保険医」。生徒(主に男子)に人気があるが毎日男をたぶらかすという大変な性格をしている。
名前は石谷 乱華。使用キャラはファウスト。

かたや2メートルを軽く越すであろう長身が特徴の、同じくギル校の保険医。
通称「巨人保険医」。その外科医としての腕は折り紙つきである。まさに天才。まさに現代に生きる自然遺産。
名前は石谷 豪。使用キャラはもちろんファウスト。
ちなみにこの美人・巨人保険医コンビ、苗字は同じだが結婚はしていない。

「…何そのナレーション?しかもなんで私の情報がそんなに屈折しまくってるの?年も違うし男もたぶらかしてないわよ…まあ美人ってとこは合ってるけど。」

「何、読者達に少し自己紹介をとね。美人はちょっと言いすぎたと思う。今は後悔している。」

「で?その天才さんは今、私にギルティで負けて奢らされているわけだけど?」

「あれはお前の台蹴りの威力に筐体が見事に潰れただけじゃないか。この鬼畜生悪魔!」

「ごめ〜ん、何のことか全くわからないんだけど?」

「…ほんとに、いい性格だな…というか、さっきから鯛とかトロとかばっか食ってないですか?俺はさっきからうなぎしか食ってないんだが。」

「取ったもん勝ちよ。」


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