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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期
458
:
20
:2005/05/08(日) 17:10:11 ID:tZMQ5zyI
-樹-
それはいきなりの出来事だった。
ふと閃いた瞬間に前Pを振ったら見事にカウンターした。
これまたふと閃いた瞬間に山田さんを呼んだら相手はJSを振っていた。
きづいたら相手は気絶していた。
慣れた手つきでコンボを決めたら倒せてしまった。
いきなりの大金星だった。
正直、以前ZEPPSで見た時の焔の立ち回りとは似ても似つかなかった。
『野望に一歩前進!』
それは正に樹の今の状態を表したかのような一言。
犬助や愛、一二三を倒した評定『4』のアクセル使いを倒したのだから。
「・・・その『2』は何かの冗談か?」
「いや、あたしのだけど・・・。」
「そうか・・・私のカードだ、持って行け。」
かなり残念そうだ、そりゃ『2』に負ければ残念か・・・。
それ以上に何かもっと重たそうな失念を抱えているようにも見える。
「・・・ねぇ、何かあった?相談乗るよ?」
「む・・・。」
焔の様子を案じて『相談に乗る』と言ってみる。
最初は口をモゴモゴさせていたが、結局焔は理由を話してくれた。
「吸に完膚なきまでに倒された・・・。
それで自分の実力の程度が知りたくて、そこにお前がいたんだ。」
なるほど、焔が持っているカードは2枚。
アクセルの『4』とテスタの『3』、、もう後がない。
「そっか、、でもねぇ、自分の戦い方を忘れたら『1』にだって負けるわよ?
まず深呼吸しましょう。話はそれからよ。」
「・・・そうか。」
2人並んで深呼吸をする。焔も大分取り戻してきたようだ。
「それじゃ、あたしはもう行くね。」
「・・・部室棟の方か?」
「これから闇慈を狩ってくるわ。」
グッと親指を立ててみせる。
「この卑怯者。。。」
「なんとでもおっしゃい、一学期の名誉挽回よ。」
それだけ言って二人は別れる。
樹が目指すは闇慈使いが集まるであろう『日本舞踊部』の部室。
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