したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

38564:2005/05/05(木) 21:52:45 ID:LT4VvrdA
>>380
ウチのキャラ使って頂いてありがとうございます。ピヨリの3:7ワロタw


>>355



2週間後―――テスト当日。俺たちはまだ何の説明も受けていない状態だった。

「ルールを説明する」

軽く咳払いをして雁田が説明をはじめた。

「まずお前らにはこのカードを3枚ずつ渡す」

雁田はトランプくらいの大きさのカードを持っていた。ポチョムキンの絵が描かれている。

「まず、この絵はお前等の使用キャラを示している。そして…」

雁田がカードを裏返す。裏面には数字で『5』と書かれていた。

「この数字はお前らの『評定』だ。強さに応じて数値が違う。5が最高で1が最低だ。
 これからお前らには校舎に適当に散ってもらう。
 チャイムが鳴ったら校舎をうろついて戦いを挑め。
 誰と戦ってもいい。他クラスでも関係ないぞ。筐体は校舎のどれを使ってもいい。
 戦いを挑まれた場合、拒否権は無い。対戦は1R先取。
 勝ったら相手のカードを奪う。負ければ自分のカードを相手に渡す。
 最後に自分の持っているカードの数字の合計を最終的な評価とする。
 自分のカードが全てなくなった時点で失格だ。つまり3回負けたらゲームオーバーってわけだ。
 失格になっても相手のカードを奪っていれば得点はそのまま与えられる。
 つまり強い奴を倒せば一気に+5点。弱い奴だと倒しても+1点にしかならないというわけだ。
 が、強い奴と戦うと当然自分のカードを奪われるリスクも増える。
 あと、一度勝った生徒に再挑戦することは出来ない。でも相手からの再挑戦は受けることが出来る。
 以上、質問はあるか?」
「関係あるのは数字だけ?キャラ差とかは関係ないんですか?」

生徒がすぐに質問をぶつける。

「ああ、キャラ差も多少関係ある。
 『エディの5』を倒すのと『アンジの5』を倒すのとでは当然前者の方が評価は高い。
 まぁこの辺は互いのキャラの相性にもよるがな。あとは質問ないか?」

いつの間にか生徒達は黙り込んでしまっていた。

「……無いみたいだな。じゃあカードを配るぞ」

名簿順に名前を呼ばれ、生徒達が雁田にカードを貰いに行く。

「松瀬 緒土」
「はい」

雁田にカードを渡される。ヴェノムの絵が描いてある。だが俺はそんなのには目もくれず、すぐに裏面を見た。
『2』
でかい字でそう書かれたあった。

(面白ぇじゃねぇか…俺にこんな低い評価を与えたことを後悔させてやる)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板