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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

339名無しさん@2周年半:2005/05/02(月) 00:21:30 ID:.PekR0FE
ビデオゲームは、もはや子供の玩具ではない―――。

そう断言しても過言ではない時代になりつつある。

しかし、ビデオゲームの社会的地位となると、ファミコン時代とさほど変化がないのではないのだろうか。
ほとんどの家に最低1台は存在し、大半の人間が1度は触れたことがあるであろうビデオゲーム。
だが、大人の趣味としてはまだまだ認められていないのが現状だ。
履歴書の趣味・特技欄に『TVゲーム』などと書いている人間は、企業からは全く相手にされないのが常であるし、
初めて会った相手に「趣味はTVゲームです」とでも言おうものなら、相手はドン引きである。
そう、これだけ世に浸透したにも関わらず、ビデオゲームの社会的地位は著しく低いのである。

そんな中、恐ろしい所業を成したものが現れた。
なんと、特定のビデオゲームを習いに行く高等学校を設立したのだ。
そのゲームとは、他とは一線を画したシステム、コンボ、グラフィックによりゲームセンターで大人気を博し、
多くの信者を生み出した格闘ゲーム『ギルティギア』シリーズ。
その所業を成し遂げた男の名は、右渡太輔。

御存知の方もいると思うが、高等学校はそんなに安易にホイホイと作れるものではない。
例え、私立高校と言えども一個人やそこらの企業が高校を設立するのは不可能だ。
私立高校を設置できるのは、私立学校法第3条で定められた学校法人のみである。
しかも、この学校は主旨からして学校教育法の第41条、第42条に違反していることは想像に難くない。
更に、例え私立であっても、高校の設立には都道府県知事の認可が必要なのだ。

右渡がどのようにしてこれらを掻い潜ったのかは定かではないが、
兎にも角にもギルティ専門高等学校は創立された。
そんな学校に生徒がいるわけ……いや、不思議なことに結構な数の生徒がいるらしい。
まあ、代々木アニメーション学院に入学する子供と、それを認可する親がいるような時代である。
たいした事象ではないのかもしれない。

これは、そんな一癖も二癖もある、非現実的な高校に集う若人達のお話―――。


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