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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期
295
:
64
:2005/04/27(水) 22:41:07 ID:hvA0wOV.
ガタンガタンガタンガタン……
「お疲れ様でしたー」
「楽しかったね松瀬。もう一回乗ろっか」
ふざけんな。もう一回乗ったら間違いなくシショる。力を入れすぎたせいで両手が痺れてる。
「あれ?本当にもう一回乗るの?」
「んなわけねーだろ!」
「じゃあ早く降りようよ」
そうしたいのはやまやまなんだが…
「こ、腰が抜けて立てん…」
「あはは…じゃあ治るまでここに座ってようよ」
三綾も席から動かない。
「それでは楽しんできてくださーい」
え?
ガタンガタンガタンガタン……
「み、三綾さん、なんか動いてるんですけど」
「うん。後ろに並んでるお客さんいなくて良かったね。連コならぬ連乗りだよ」
ガタンガタンガタンガタン……
「やめろおおおおおおおおおお!!俺は降りるぞおおおおおおおおおお!!」
「もう遅いよ松瀬」
ガタンガタンガタンガタン……ゴオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!
「ぎゃああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ……ぁ………ぁ…………」
・・・
もう2度と地上に降り立つ時はこないと思ったのに、俺はギリギリ生還できた。
「あー面白かったぁ」
「て、てめぇ騙しやがったな…何が『怖くないよ』だ」
「ん?怖くなかったでしょ?怖かったの?」
「くっ……こ、怖くなんかねぇよ!!」
「じゃあいいじゃん」
畜生。
「ほら松瀬、写真。松瀬の顔面白いよ」
写真には白目を剥いてる俺が写っていた。三綾は俺の腕に掴まってるが、その表情には余裕がある。
「早く燃やせ」
「いらないの?じゃあ私が貰うね」
「頼むから燃やしてくれ」
「だめ。次はどこに行こっか?」
俺たちは悪夢のコースター乗り場を後にした。
それからも三綾の巧みな話術に踊らされて色んな絶叫マシーンに乗る羽目になった。
2時間もたつと俺は精神的ダメージで疲れ果ててしまった。
「ちょっと休憩させてくれ…」
「私飲み物でも買ってくるね。松瀬はベンチで休んでていいよ」
「あ、俺はお茶を頼む」
「うん。じゃあ行って来るね」
そう言うと三綾は自販機を探しに向かった。
(よし…この隙に買い物してこよう)
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