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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

175173:2005/04/18(月) 23:39:40 ID:oW2e0lWA
都内のとあるゲームセンターでのこと。

「遅い…」

画面内で前転するミリア。
そのミリアが一瞬前までいた場所に、今は爆炎を伴ったスレイヤーが立っていた。
アンダートゥ…ガード不能の打撃が襲いかかるより早く、ミリアはスレイヤーの後ろに回り込んだのである。
「ごめんなさい…」
ミリアが髪で、相手の体を貫く。
ダッシュから拾い上げ、締めに
サイレントフォース>前HS
で叩き落とす。
だが、まだまだ相手の体力は残っている。
あと2割といったところか。
ダウンを奪うことに成功したミリアが取った行動は、前HSをキャンセルしてのシークレットガーデンだった。
無敵バクステのあるスレイヤーに取っては、距離の開いた状態のガーデンはかなり逃げやすい状況だ。
逃げてからの仕切り直しも望める。
だが、迂闊な行動は出来ない。
もし相手がバクステ読みで入力していれば…。
無敵付加という行動自体も読まれていることになる。
ミリアの目の前で踊り続けることになる。
それだけは絶対に避けたい。
結果、スレイヤーが選んだのはしゃがみガードの様子見。

(そう……それが狙い)

ミリア側のプレイヤーが少しだけ笑う。
最初に入力したのは…「6」。
つまり、スレイヤーの頭の上を通り過ぎるだけ。

(一つ目の入力はフェイク…)

スレイヤーに向かって、ミリアが走る。
狙いに気付いたスレイヤーが取るのは、もちろん投げを読んでのバクステ。
そしてそこから無敵マッパ。
だがミリアは投げに仕込んでいたのか、FDを一瞬だけ見せてしっかりガードする。

(成功…。次は…)

ガーデンの2段目の入力が実行される。
2段目は…「1」。
スレイヤーの遥か後方にあったガーデンが、引き寄せられる。
これにより、ミリアとガーデンに挟まれた形になった。

(挟み撃ち成功……逃がさない…!!)


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