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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

10220:2005/04/11(月) 17:34:21 ID:XeBeobQ2
前回>>95-96

「それにしても、
 一二三残念だったわね。」

「何がですか?」

「闘劇代表選抜ランバト兼期末テストに参加できなくて、
 実はあたしも愛も負けちゃってね。」

「そんなのあったんですか?
 でも、私の腕じゃ無理ですよ。流石に」

「そうかしら?でも勝った人達ってホント強いのよねぇ、
 特にうちのクラスだと・・・そうね、
 エディ使いの郁瀬君と、カイ使いの聖さんと、、
 あぁ、あとDQNスレイヤーをボッコボコにしたチップ使いが一人・・・紙野っていってね。
 あの試合は見物だったわね、雁田が試合のビデオ持ってるかも知れないから、借りてみたら?」

学校からの帰り道、三人、いや二人で他愛のない話を繰り返す。
もう既に、一二三はこの空気に馴染んでいた。

愛は話に加わらずに自分はなんと呼ばれるのがいいのかを熟考している。
「愛、、さん、くん、、ちゃんは却下だし・・・
 殿、、は明らかに可笑しい。呼び捨てで構わないけどな、、いや」ブツブツ

「このあとは夏休み、それから次は学祭ね、学祭。
 ま、学祭って言っても結局ギルティにまみれた学祭だけどね。」

「いいですねぇ〜、学祭
 やっぱりクラス毎に色々やるんですか?」

「うん、クラス毎、キャラ毎、部活毎ってところね。。
 あぁ、そうそう、チップ使いの集まりには行かないほうがいいわよ。
 なんか、前に手裏剣が刺さって病院いったのがいるらしいから。」

「・・・なんですか、、それ?
 やっぱり、樹さんはメイ使いの集まり行くんですか?」

「いや、あたしは。。行かないかな・・・」

微妙に複雑な表情をする樹。
まるで「行ったら逮捕される」とでも言いたげだった。

「??
 あ、愛ちゃんは?いかないの?ヴェノムの集まり」

「断じて行かん!ただの同人誌ならともかく、
 ザト×ヴェノやらヴェノ×医者の同人誌の即売会なんて行けるわけないだろ。」

「は・・・?ドージンシ?」

「知らないほうがいいわ、気分を害する。
 愛にとって自分の名前が一番恥ずかしくなる場所ってことよ、
 あ、じゃぁあたし、家こっちだから、また」

「さよなら〜」「じゃな」


「じゃ、俺はここで、またな」
「愛ちゃん、さよなら〜」

「・・・わかって言ってんな。」


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