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アクエリアンエイジ小説書きALLスレ

44C'est la vie.</b><font color=#008800>(eYZfeJt6)</font><b>:2003/09/22(月) 11:57
―めいれいするといいよー
―お前は……マインドブレイカーだろ?
―攻撃は最大の防御ってやつだな。
 体は「石橋悠」の命令を聞かずに目の前の少女を動かしていた。
「行けっ」
 対象の同意を得ぬ強力な精神支配に衝き動かされた女子高生は
些か短すぎる気がしないでもないプリーツスカートの裾を空間に流し、
眼前の非秩序社会人たちの群れに突撃する。
 その速度は一般的な女子高生のそれではないし、温かみを喪った
彼女の目の色もそれを俺に伝えている。
 ……なんだよ、コイツ化け物か?
 そして、その化け物が突進してくると言うのににこにこと場違いな
笑みを浮かべている女性、クラリスとやらもまた充分な化け物だ。
―笑ってられる時間も終わりだ
 瞬間、クラリスの横っ面に向けて真由美のローファーを履いた白
い脚が飛んでいた。

―色気が……無いな。
「ベージュでないだけマシだろ」
 これは俺と、ひとつの魂からの真由美の青いパンツに対する見解である。

 それは兎も角として、真由美のハイキックはクラリスの静かな挙動の
前に空振りに終った。 無論、今の蹴りを避けるのはクラリスの前動作を
踏まえる限り不可能なように思える。
 人外の光景に俺は一瞬固まり、その一瞬のお陰でもうひとつの人外に
出会う羽目となった。
 不破皐月である。
 奴は今回もにこにこと、ょぅι゛ょ臭い顔で俺に細い銃口を突きつけていた。
 前回と違うのは彼の目の奥に、明らかな怒りが宿っている事である。
 画にすると彼の額に血管が浮き出ているような感じだろうか。
「お早い再会でしたね。
 女の子の魅力はきちんと見定めないと、愛想尽かされちゃいますよ。
 あちらの怖いお姉さんとは一度杯を交わした事がありますけど、決して
格闘屋さんではないと思いますけど」
 皐月が真由美にかけたのであろう呪詛が、今頃になって流れ込んでくる。
「徒恃秋葉待風之命/空養朝露催日之形」
 真由美はパンチラなままその場に固定され、クラリスが一歩下がった形である。
「さて、先輩……レダ=ブロンウィンの所へ案内していただけますか?
 彼女がいないとうちのチームはまともに動かないんです。
 あ、レダに何かあったらその場で阿羅耶識が一番酷いやり方で消滅、と
思ってくださっても結構です。 よろしいですね、選択肢はありません」

A, わかった。 神社へ案内しよう(そして道中で返り討ちにしてくれる)
B, 舐めるな小僧、マインドブレイカーの拳を味あわせてやる。
C, やかましい、あの魔女も含めてこの世の女は全部俺のものだ、
   文句があるならかかって来い!(ハーレムコース分岐)
D, クックック、もう遅い、今頃は神社の中でWIZ−DOM出身の
  新人性奴隷が一人、色々と仕込まれてる頃だろうよ(キティーク)


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