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アクエリアンエイジ小説書きALLスレ

42</b><font color=#008800>(1Q1lBXpY)</font><b>:2003/09/12(金) 22:08
マント、とんがり帽子、杖、水晶球…。紛れも無くWIZ-DOMの連中だ。
「真由美ちゃん! 俺の後ろに…って、あれ?」
俺はすかさず真由美ちゃんを庇おうとしたが、彼女は俺が言うより早く臨戦態勢を取っていた。
この反応の早さ、彼女も能力者というわけか。では一体何の目的で俺に近づいたのだろう?
しかし、そんな事を深く推察する間もなく、俺達を囲っている少女達の一人が笑い声を上げる。
「あっはっは!まんまと罠に引っ掛かったわね!石橋悠!」
罠? やはりこれは待ち伏せされていたという事か?
それにしても俺は成り行きでここに来ただけだし、真由美ちゃんがWIZ-DOMの手先というわけでもなさそうだ。
まあ何にせよ、今はこの最悪の状況をどうにかしなければいけないのだが…。
今度は暗がりの奥からまた別の少女…いや、女性が姿を現す。
「お手柄ねぇ、ミルサちゃん。でもここにおびき出すには、ちょお〜っとタイミングが悪いんじゃないかしら?」
「あ、いや。ホントは向こうが勝手に来ただけで私は何もしてないんですけど…」
どうやら罠というのはハッタリだったらしい。
しかし女性の方はそんな言い訳を無視し、真由美ちゃんに語りかけた。
「お久しぶりねぇ、藤宮真由美さん?」
「そうね。まさかこんなとこであなたに会うなんてね。クラリス」
どうやら真由美ちゃんと女性――クラリスは知り合いらしいが……。
「ふふふ。やあねぇ、『こんなとこ』だなんて。こう見えてもここはWIZ-DOMの拠点の一つなのよ?
 もっとも、今日は真由美さんに満足して頂ける程の準備はないかもしれないけど」
「どうぞお構いなく。あたしも暇じゃないですから」
その雰囲気から察するに、決して友好的ではないようだ。
「それでね。今日のところはこのままお引取り願ってもいいかな、なんて思ってるのよ。
 そっちの彼さえ渡してくれさえすれば…ね。」
そう言ってクラリスは微笑むが、その微笑の奥からは底知れない威圧感が漂っている。ここは…。

A.ガンガンいこうぜ。WIZ-DOMも今日で終わりだ!
B.みんながんばれ。俺は逃げる。
C.めいれいさせろ。真由美ちゃん、逃げるんだ!
D.いのちをだいじに。和平交渉をしよう。


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