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アクエリアンエイジ小説書きALLスレ

27藤咲:2003/06/21(土) 02:49
「………」
 俺は美鈴さんが護符を変化させた鳩に合図を送ると、秋成に目配せして別れ教会の正面に向かって歩き出した。これで俺が配置につけば準備万端…と思った瞬間、
カシャーン! ドガッ!
 ガラスが割れる小気味良い音と鈍い音が聞こえてきた…秋成早過ぎ。

「!?」
 いきなりステンドグラスを割り飛び込んできた男が、イエス像にぶつかりながらも見事に着地しこちらに仕掛けてきた。
「危ないっ!」
「レダ!?」
 反応が出来ないぼくと襲撃者の間にレダが咄嗟に自分の体を割り込ませた。
 まるでスローモーションの映像を見ているかのように男の拳がゆっくりとレダの鳩尾にめり込んだ…。
「ちぃ!次は外さんぞ、皐月…!?」
 男は忌々しげに俺を睨み付けるとレダを振りほどいて攻撃を再開しようとしたが、レダがそうはさせじと男の腕を掴んで離さない。
 さらに呆然としているぼくに向けて略式の詠唱…『転移』を唱えた。
「なっ、レダ!」
「………」
 最後に見たレダは苦痛に絶えながらの笑顔だった…。

「やれやれ、俺の出番は無しか…」
 阿頼耶識の能力者と思われる連中に連行されるWIZ-DOMの能力者(レダとかいう女以外は雑魚)を横目に俺は物足りなさを感じた。
 さてこれから、

A、町を1人でぶらつく。
B、誰かとデート。
C、神社に帰る。
D、最寄のゲー○ーズに行く。


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