オフセッションの話

81：√＋－：2004/08/31(火) 10:49: 見てるかな？　見てたら朗報だ。
ＰＣ１　未来の英雄
最低条件：商隊の護衛を引き受けている
　あなたは、ラインの街へと向かう商隊の護衛をしていた。
　出発して二日目の朝。皆の間に、どことなく沈痛な雰囲気が漂っていた。
　どうやら、突如山間に発生した霧のお陰で、進むことも退くことも叶わないらしい。
　誰かが言った。
「早いところ晴れてくれないと、遭難しちまうぜ」
　そうなんか。

ＰＣ２　護りの聖者
最低条件：ラインの街の司祭見習いである
　これは、神の試練なのだろう。
　そう思って、自分を納得させる。が……
　些か以上に重すぎやしませんか、神様。
　目の前に広がる古びた館を眺め、あなたは重苦しいため息をついた。
　日課の散歩。
　すべては、そこから始まった。

ＰＣ３　遺跡の探索者
最低条件：ＰＣ１と組んでいる
　つくづく、やっかいごとには事欠かないらしい。
　あなたは、ＰＣ１の後を歩きながら、彼を眺めてそう思った。
　初めて会ったときから、面白いやつとは思っていたが……これほどとは。
　刻命館。
　この伝説に、立ち会えるなどとは。
　……今回も、楽しめそうだ。そう、思った。

ＰＣ４　特になし（１～３以外が望ましい）
最低条件：刻命館と聞いて怖じ気づかない（と言うかむしろ積極的に侵入する。あるいは、侵入するに足る理由がある）
　刻命館。前々から知ってはいたが、まさかとうとう入る機会に恵まれるとは。
　……これは良い機会だ。その一言では表せないくらいの。
　ついてる。なんてついてるんだ……
　などと、数十分前の過去に思いを馳せる。
　が、そんなことをしていても、現実は変わらない。
　侵入開始して早々、仲間もろとも捕まってしまったという、現実は。

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