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スタンドスレ小説スレッド

487N2:2003/12/27(土) 06:48

「…相棒は一体何を…」
十数秒、オレが今の所分解出来る限界の時間。
急に意識が戻り、改めて自分が生きていることを認識する。
「相棒ッ、その耳はどうした、その耳は!」
ギコに言われて鏡を見ると、案の定感染は治っていた。
「・・・ソンナ バカナ・・・ミィノカンセンハ ゼッタイヨ!」
「確かにお前の感染はヤバい…ヤバ過ぎるよ…。但し、オレも馬鹿じゃあなくてね。
ウィルスの中には空気中に放出させると数秒で死んでしまうものがあると聞いたことがある。
だから、自分の身体『だけ』を分解し、ウィルスを残しておけば、もしそういうタイプのものだったら戻った時には再び感染することはないって訳さ。
…尤も、もしそのウィルスが空気中でもずっとピンピン出来るようなものだったらオレもお前の仲間入りだったんだろうけど、
ここはオレの作戦勝ちってところだな!!」
「・・・コノ コシャクナ サンリュウショウバイニンメ・・・」
「どうだ相棒、オレってやっぱ凄いだろ!」
「…それさ、お前が以前『風俗に通うんだったらやっぱりエイズには気を付けないとな!』とか言ってHIVウィルスの勉強した結果だろうが!!」
「う、うるせー!!」
「モウ ユルサナイヨ・・・コウナッタラ スタンドノウィルスダケジャナクテ ミィジシンノ ドウカノウリョクヲ カイホウシテアゲル・・・
ソウナッタラ モウブンカイシテモ タスカラナイ・・・ココマデ ミィヲオコラセタ キミタチガワルインダヨ・・・」
「おい、2人とも、とうとう向こうも本気を出しそうな雰囲気だぞ…。
ちっ、私の『スタープラモナ・ザ・2ちゃんねる』ならどうにかなりそうだが…。
ギコ屋、私がもし奴のウィルスに感染したら、その時はよろしく頼むぞ」
「で、でも奴は今度は分解じゃ治せないと…!!」
「…ならここは俺が行くぜ!」
ギコ!!
「…大丈夫なのか?奴の攻撃はもう一撃たりとも喰らう事は許されないぞ」
「大丈夫だって、へっちゃらさ!」
何てウソ臭さだ…。


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