したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

スタンドスレ小説スレッド

486N2:2003/12/27(土) 06:48

「『シック・ポップ・パラサイト』ッ!」
予想通り、やはりこいつもスタンド使いだったか!
「ミィッ!!」
オレのラッシュに対抗し、向こうも負けじとラッシュを放ってくる。
だが…そのパンチはオレの物に比べれば明らかにパワーでもスピードでも負けている。
向こうの全身は、あっと言う間にオレのラッシュの嵐にさらされた。
「はッ!こいつ、言うほど強くないじゃないか!」
このまま押し切って、分解し尽す!
だが…この殴られても苦痛1つ感じていなさそうな表情は何だ?
それにこのオレを嘲る様な笑みは一体…?
「ソウダヨ・・・ソウヤッテ ミィヲイクラデモ ナグッテテイイヨ・・・デモ ソレハミィノ ケイサンノウチ・・・スコシズツ スコシズツ・・・コノミィノセカイニ ヒキズリコンデアゲルヨ」
少シズつ・・・スコしズツ・・・おレモ ミぃノセカイヘ・・・

「相棒ォ――――――ッ!!」
はッ!!
オレは一体どうしていたんだ?
何だか途中から自分の意識が違う物に変化したような…
「相棒ッ、そこの鏡で自分の頭を見ろッ!!」
頭…?オレの頭が一体どうし…
「…ってな、なんじゃこりゃぁ――ッ!」
か、片耳が真っ黒にッ…!?
「奴はな、確かに純粋なスタンドの強さだったら明らかにお前の方が勝ってはいる!
だが奴の恐ろしさはそんなもんじゃない、奴のスタンドは微細なウィルスを身体に培養し、触れた者をそのウィルスに皮膚感染させ
喰らった奴は徐々に侵食されて最終的に奴と同化させられるんだァ―――ッ!!」
「ってそれスタンドの意味無いやん」
「ともかく、そこまで感染したんじゃ耳ちょん切らんと全身に転移するぞッ!」
「モウ オソイヨ・・・ソコマデカンセンシタラ アトハ ノトナレ ヤマトナレ・・・サァ、コワガラナイデ・・・コッチノセカイハ タノシイヨ・・・」
怖ッ!てかキモッ!
「そんなのッ!嫌だァ―――ッ!!『クリアランス・セール』ッ!!」
「!?何をする気だ、相棒ッ!」
「…なるほどな」
「・・・?」
「自分のッ、身体をッ!分解するゥ―――ッ!!」
オレの身体は、跡形も無く分解された。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板