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スタンドスレ小説スレッド

264神々の遺産:2003/12/11(木) 00:34

俺とギコが一緒に帰っていると、人が二人倒れているのを見つけた。
片方は腰の辺りまで伸びたロールが掛かった金髪の髪、フランス人形みたいな綺麗・・・と言うよりかわいい女の子。
来ている服もフリルやリボンの付いた可愛らしい服だ。
もう片方は、ロングコートを着ていて、帽子を深く被り、マスク、サングラスをしているので、顔が分からない。
まるで、身体がなるべく見えないようにしているみたいだ。
「うぅ・・・」
ロングコートの男が気づいたようだ。
「大丈夫か?」
俺たちは駆け寄った。
すると、ロングコートの男は酷く怯えて
「く、くるなぁ!!」
ロングコートの男は俺を睨んだ。
その瞬間、俺の頭の中に何かが入ってくるような感じがした。
頭の中を探られている。そんな気がする。
俺は、何が起こっているのか分からずに、困惑していると、ロングコートの男が突然ビクっとして
「そ、そうか。お前も『神々の遺産の』なのか・・・。頼む、この子をこれ以上悲しませないでくれ・・・・」
俺にそう告げて、ロングコートの男はまた気絶してしまった。
すると、何時の間にか頭の中の悪寒が消えていた。
「・・・どうする?」
俺はギコに聞いた。ギコは、大きなため息をついた。
「仕方がないだろう?とりあえず、どこかに運ぼう。」
俺は女の子を負ぶさって、俺の家に運んだ。
本当は、病院に運んだほうがよいと思うのだが、とギコに言ったら、
「何か分けありらしいから、とりあえず病院はよそう。」
と言う答えが返ってきたので、俺の家のほうが近いので、俺の家に運ぶことになった。
俺が女の子、ギコがロングコートの男を運んでいる。
情けないことに、三分も経たずに汗だくになった。
骨が軋んでいる気がする。
・・・・・俺ってこんなにひ弱だったかなぁ?


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