したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

『ヘムロックの望郷』

1『ヘムロックの望郷』:2009/08/19(水) 23:19:14
心から 愛していたから 良かった

                      けどね

2『ヘムロックの望郷』:2009/08/19(水) 23:20:22
参加希望者は下記を埋めてください。

『名前』:
『性別』:
『年齢』:
『身分』:
『備考』:


(あったら)『スタンド』能力:
※舞台裏・能力詳細スレのリンク推奨

※一般人『可』。
※レス猶予最長『5日』。
※基本的に『頂式』。
※数日後、こっそり開始。あんまり急かさないでください。
※『クドリャフカの旅路』『シャイロックの短刀』『古い館』関連ミッション。

3君口『グラスホッパー・テイクオーバー』:2009/08/20(木) 00:31:43
『名前』:君口直人
『性別』:男
『年齢』:17
『身分』:学生
『備考』:中肉中背であまり目立たない顔立ち
縁なしの眼鏡を掛けており、普段は学ラン

『スタンド能力』:
踏みしめた場所を『ジャンプ台』にして
『跳躍』する、『纏うタイプ』のスタンド。

『グラスホッパー・テイクオーバー』
パワー:B スピード:A 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:無し 成長性:D

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/12577/1084693523/139

4鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2009/08/20(木) 00:39:54
『名前』:鳥越 勇司
『性別』:男
『年齢』:17
『身分』:高校二年生
『備考』:綺麗に洗ったハンカチ二枚とそれなりの覚悟+決意
『スタンド』

『シンプル・プラン』

能力
『シンプル・プラン』自身の『動き』の『モーション』を『完全排除』する。

『シンプル・プラン』
パワー:C スピード:C 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:C 成長性:C

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/12577/1084693523/122

5白峰 黒縁『一般人』:2009/08/20(木) 20:43:53
『名前』:白峰 黒縁
『性別』:男
『年齢』:20
『身分』:フリーター
『備考』:絶賛彼女募集中

6『ヘムロックの望郷』:2009/08/22(土) 22:06:20
>>5
『白峰』は自身の顎関節の下、頚動脈から勢いよく噴出す血を無感動に眺める。
何の変哲もない、真夏の焼けたアスファルトをしとどに濡らす赤い血は優しく温い。

「………良かったっ。
 あなた、意外に才能があったのね。『選ばれた』みたい」

倒れて仰ぎ見た太陽を覆うように『白峰』を見下ろす影は年若い女のものだ。
逆光で顔までは確認できない。

「おめでとう……今日からあなたは晴れて『スタンド使い』というわけ。
 もしあなたの『運命』が『私たち』と交わるものならば、どこかでもう一度会えるでしょう。 
 それじゃあ、頑張ってねっ」

7『ヘムロックの望郷』:2009/08/22(土) 22:09:33
――――『白峰 黒塚』に目覚めた『スタンド能力』。


手の甲が『ハンマー』状に隆起した『人型スタンド』。
『ハンマー』で叩いた部分は『ダルマ落とし』の要領でそっくり『フッ飛ばされる』。
『フッ飛ばされた』部位の断面は『黒い膜』のようなもので覆われている。
この『膜』は異空間により繋がっており、生物に使用した場合『血流』『呼吸』を阻害しない。
『膜』は本体の意思により自由に『くっつける』ことができる。
また、本体の『頭部』より『20メートル』離れると『膜』は消える。

『ヒブリア』
パワー:D スピード:B 射程距離:E(能力射程:20メートル)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

8白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/08/22(土) 22:41:27
>>6-7
 失礼。黒縁です。

1.『ハンマー』は両手にありますか?
2.『フッ飛ばせる』のはどのくらいの大きさまでですか?
3.『フッ飛ばせない』大きさの物体に能力を使うことはできますか?
4.『スタンド』を『フッ飛ばす』ことはできますか?
5.説明文中の『本体』とは『白峰』のことですか?

9『ヘムロックの望郷』:2009/08/22(土) 23:15:41
>>8
失礼、『白峰 黒縁』。


1.『ハンマー』は両手にありますか?
ある。

2.『フッ飛ばせる』のはどのくらいの大きさまでですか?
最小は『1センチ』。『ハンマー』のヘリで叩いた場合。
最大は広げた掌(指含む)サイズまで。

3.『フッ飛ばせない』大きさの物体に能力を使うことはできますか?
どのようなものにも能力使用可能。
手の甲で払った箇所がそのまま『フッ飛ぶ』。

4.『スタンド』を『フッ飛ばす』ことはできますか?
できる。

5.説明文中の『本体』とは『白峰』のことですか?
yes! yes! yes!


補足。
『物体』『生物』どちらも『対象』にでき、『ハンマー』部分で『フッ飛ばす』ことは可能。
とはいえ、『スタンド』の『パワー』に余るような重量のものを『対象』とした場合は
『フッ飛ばす』と言うよりは『ズラして落とす』といった表現の方が合う動作をする。
つまり『フッ飛ばす』動作(=断面を作り、『膜』を生じさせるまで)自体に『スタンド』の『パワー』は必要ないということ。
『パワー』が問われるのは『フッ飛ばした』後、コンパクトになった部位の描く放物線がどうなるか とかそんなとこだ。

10白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/08/23(日) 13:18:31
>>9
 訂正ありがとう。

 先に能力の再認識をさせてほしい。
 掌を広げた状態で人の足首を払えば、『ダルマ落としのように』フッ飛ぶ。
『ハンマー』のヘリで足首を払えば、『1センチ』だけ『抉れるように』フッ飛ぶ。
 この認識で正しいですよね?

 正しい、と仮定して質問をします。

1.人の腕を、掌を広げた状態で『ダルマ落としのようにフッ飛ばした』とします。
  その場合、腕と拳が泣き別れることになるわけですが、
  泣き別れた拳を『泣き別れた本体』の意思で動かすことはできますか?

2.腕、『フッ飛んだ部分』、拳、と元通りにくっつけた場合、動かすことはできますか?

3.腕、『フッ飛んだ部分』、拳、と元通りにくっつけた状態で20メートル以上離れた場合、
  それは元の通りになりますか?

4.腕、拳、と『フッ飛んだ部分』を無視してくっつけた場合、動かすことはできますか?

5.腕、拳、と『フッ飛んだ部分』を無視してくっつけた状態で20メートル以上離れた場合、
  それは元の通りになりますか?

6.『スタンド』の一部を『フッ飛ばした』場合、『そのスタンドの本体』の肉体に変化は現れますか?
  また、逆の場合(本体をフッ飛ばした場合)はどうなりますか?

7.『白峰』や『ヒブリア』を『フッ飛ばす』ことはできますか?

8.なにかを『フッ飛ばした』あと、『ヒブリア』を解除すると『それ』はどうなりますか?

11『ヘムロックの望郷』:2009/08/23(日) 14:41:47
>>10
正しい。

1.人の腕を、掌を広げた状態で『ダルマ落としのようにフッ飛ばした』とします。
  その場合、腕と拳が泣き別れることになるわけですが、
  泣き別れた拳を『泣き別れた本体』の意思で動かすことはできますか?
可能。
しかし例のなかだと『動ける』部位は自前の関節がある『拳』くらいになるだろう。

2.腕、『フッ飛んだ部分』、拳、と元通りにくっつけた場合、動かすことはできますか?
可能。

3.腕、『フッ飛んだ部分』、拳、と元通りにくっつけた状態で20メートル以上離れた場合、
  それは元の通りになりますか?
元通りになる。

4.腕、拳、と『フッ飛んだ部分』を無視してくっつけた場合、動かすことはできますか?
可能。

5.腕、拳、と『フッ飛んだ部分』を無視してくっつけた状態で20メートル以上離れた場合、
  それは元の通りになりますか?
くっつけた部分は支障なく動かせる。短くはなるが。
『フッ飛んだ部分』は残念ながら残される(8.後述)。

6.『スタンド』の一部を『フッ飛ばした』場合、『そのスタンドの本体』の肉体に変化は現れますか?
  また、逆の場合(本体をフッ飛ばした場合)はどうなりますか?
対象の『スタンド』に拠るが、大概は同じ様に変化が現れる。逆もまた同じ。

7.『白峰』や『ヒブリア』を『フッ飛ばす』ことはできますか?
可能。

8.なにかを『フッ飛ばした』あと、『ヒブリア』を解除すると『それ』はどうなりますか?
ただ『膜』が取れて切断面が露になる。

12白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/08/23(日) 21:56:04
>>11
 なるほど。
『膜』がはられていれば血流も呼吸も阻害しないし、物理的に離れていても繋がっているように動かすことができるんですね。
 関節があって、それ単体で動かせる部位であれば。

 ちょっとウザいかも知れませんが、まだたくさん聞きたいことがあります。おねがいします。

1.『膜』がなくなって切断面があらわになったとき、痛みや出血は生じますか?

2a.『膜』のはられた『拳』が、『人物A』と『人物B』の二人分あるとします。
   『Aの拳』を『人物B』の『腕』にくっつけた場合、『Aの拳』はどちらの人物の意思で動きますか?

2b.その状態で、誰にもくっつけず放置している『Bの拳』は『人物B』の意思で動かせますか?

2c.その状態で『ヒブリア』を解除して『膜』がなくなったら、『拳』と『動かすことのできる人物』の関係は変化しますか?

3.『拳』の部分に『足首』をくっつける、といったように
  本来の形とまったく異なる形にくっつけた場合、正常に機能しますか?
  また『ヒブリア』を解除して、『膜』がなくなった場合では、どうなりますか?

4.『腰』をまるまる『フッ飛ばし』、上半身と下半身を泣き別れさせた状態で、
  『フッ飛んだ『腰』のかわりに『太もも』をはめ込んでくっつける、といったように
  明らかに太さが異なるものをくっつけた場合、正常に機能しますか?
  また『ヒブリア』を解除して、『膜』がなくなった場合では、どうなりますか?
  主に断面。

13白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/08/23(日) 21:57:01
>>12の続きです)

5.肩をちょびっとだけ『フッ飛ばし』て『膜』をはり
  その部分に他の人物から持ってきた『腕』をくっつけた場合、
  肩から伸びることになった、本来あるはずのない場所の『腕』は正常に機能しますか?
  また『ヒブリア』を解除して、『膜』がなくなった場合では、どうなりますか?

6.『膜』のはられた『拳』を『白峰』が持って移動し、『拳の持ち主』から『20メートル』以上離れたとします。
  このとき『膜』がなくなるのは『拳の持ち主の腕』だけですか? 『白峰』が持っている『拳』も『膜』がなくなりますか?

7.キーボードの真ん中あたりを『フッ飛ばし』、『フッ飛ばした部分』を無視して左右をくっつけます。
  『膜』がはられていればこれでも機能するのでしょうが、
  このまま『ヒブリア』を解除して『膜』がなくなったとき、このキーボードは正常に機能しますか?

8a.テレビの真ん中あたりを『フッ飛ばし』、
   同じように『フッ飛ばした』別のテレビの片割れ(インチは同じ)を持ってきて左右をくっつけます。
   このとき、左右で別々の映像が映りますか?

8b.その状態で『ヒブリア』を解除して『膜』がなくなったら、どのようになりますか?

8c.別々のテレビの左右をくっつけるとき、インチが違い、くっつけた左右で明らかに大きさが違う場合、
   その状態で『ヒブリア』を解除して『膜』がなくなったら、どのようになりますか?
   主に断面。

9.『ヒブリア』を発現したまま『能力』だけを解除することはできますか?

10.『生物』と『無生物』をくっつけることはできますか?
   できる場合、『膜』がなくなったらどうなりますか?

14『ヘムロックの望郷』:2009/08/23(日) 21:59:41
>>3
あの『ゴールデンウィーク』でのアレコレ(『シャイロックの短刀』)から、はや数ヶ月。
『君口直人』はというと、ごくごく普通の高校生活を送っていた。
隣の席の『金森かがり』とは『ゴールデンウィーク』以来疎遠な……というか、一方的に避けられている……関係にある。
余所余所しいながらも、彼女もそれなりに平和な日常を送っているようだ。

それはともかく、学生生活はとっくに『サマーシーズン』に突入していた。





                       『8月』



『ブルルルルルルル……』

枕元の振動で『君口』は目を醒ます。
携帯電話の『マナーモード』だ……………『メール受信』の表示がある。
太陽はもうとっくに高い。

15『ヘムロックの望郷』:2009/08/23(日) 22:00:45
>>4
うだる様な熱気のなか、『鳥越勇司』は『最重要指令』を完遂する。
『鳥越』は日を浴び熱をこもらせた赤い鉄箱に、薄っぺらな一枚の紙を差し込んだ。

『ミッション・コンプリート』…………人知れず、ため息が漏れた。
このクソ暑いなか、ポストに締め切りギリギリの懸賞葉書を投函しろとの義姉のお達しだった。


夏休みの駅前は結構混雑している。
その人込みを目当てにしてか、帽子を裏返しに路上に置いて手品を披露する男の姿があった。

客入りはまぁまぁだ。

16君口『グラスホッパー・テイクオーバー』:2009/08/23(日) 22:17:22
>>14
「………寝すぎたな」

寝ぼけ眼で目を擦り、ベッドから起き上がってメールを確認する。

17『ヘムロックの望郷』:2009/08/23(日) 22:44:32
>>12-13
1.『膜』がなくなって切断面があらわになったとき、痛みや出血は生じますか?
ある。

2a.『膜』のはられた『拳』が、『人物A』と『人物B』の二人分あるとします。
   『Aの拳』を『人物B』の『腕』にくっつけた場合、『Aの拳』はどちらの人物の意思で動きますか?
『B』。

2b.その状態で、誰にもくっつけず放置している『Bの拳』は『人物B』の意思で動かせますか?
可能。

2c.その状態で『ヒブリア』を解除して『膜』がなくなったら、『拳』と『動かすことのできる人物』の関係は変化しますか?
以上の例だと放置された『Bの拳』が寂しく転がるだけ。

3.『拳』の部分に『足首』をくっつける、といったように
  本来の形とまったく異なる形にくっつけた場合、正常に機能しますか?
  また『ヒブリア』を解除して、『膜』がなくなった場合では、どうなりますか?
いずれも正常に機能する。
本来のように満足に動かせるかどうかは別。

4.『腰』をまるまる『フッ飛ばし』、上半身と下半身を泣き別れさせた状態で、
  『フッ飛んだ『腰』のかわりに『太もも』をはめ込んでくっつける、といったように
  明らかに太さが異なるものをくっつけた場合、正常に機能しますか?
  また『ヒブリア』を解除して、『膜』がなくなった場合では、どうなりますか?
  主に断面。
関節が無いため動作の上で『正常に機能する』とは言い難い。
断面はそのまま断面のままで、皮膚が張るとかそんなことはない。

5.肩をちょびっとだけ『フッ飛ばし』て『膜』をはり
  その部分に他の人物から持ってきた『腕』をくっつけた場合、
  肩から伸びることになった、本来あるはずのない場所の『腕』は正常に機能しますか?
  また『ヒブリア』を解除して、『膜』がなくなった場合では、どうなりますか?
いずれも正常に機能する。

6.『膜』のはられた『拳』を『白峰』が持って移動し、『拳の持ち主』から『20メートル』以上離れたとします。
  このとき『膜』がなくなるのは『拳の持ち主の腕』だけですか? 『白峰』が持っている『拳』も『膜』がなくなりますか?
いずれも無くなる。

7.キーボードの真ん中あたりを『フッ飛ばし』、『フッ飛ばした部分』を無視して左右をくっつけます。
  『膜』がはられていればこれでも機能するのでしょうが、
  このまま『ヒブリア』を解除して『膜』がなくなったとき、このキーボードは正常に機能しますか?
いずれも正常に機能する。
『フッ飛ばした部分』のキーが押せない状態を『正常』と言うなら。

8a.テレビの真ん中あたりを『フッ飛ばし』、
   同じように『フッ飛ばした』別のテレビの片割れ(インチは同じ)を持ってきて左右をくっつけます。
   このとき、左右で別々の映像が映りますか?
外部からの接続線がそれぞれ左右で確保できていれば映る。
確保できなければ別々ではなく、線のある方の映像が映る。

8b.その状態で『ヒブリア』を解除して『膜』がなくなったら、どのようになりますか?
同上。

8c.別々のテレビの左右をくっつけるとき、インチが違い、くっつけた左右で明らかに大きさが違う場合、
   その状態で『ヒブリア』を解除して『膜』がなくなったら、どのようになりますか?
   主に断面。
同上。インチ違いなので見にくいだろうが映る。
断面はそのまま断面のまま。

9.『ヒブリア』を発現したまま『能力』だけを解除することはできますか?
可能。

10.『生物』と『無生物』をくっつけることはできますか?
   できる場合、『膜』がなくなったらどうなりますか?
不可能。

18白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/08/23(日) 23:31:26
>>17
 ありがとうございます。
 これが最後の質問です。

1.複数の物体を『フッ飛ばして』いるとき、
  特定の物体だけ『膜』を解除し、特定の物体だけ解除しない、ということはできますか?

 明日、明後日のうちにまとめて、能力詳細スレに書きこんでおきます。

19『ヘムロックの望郷』:2009/08/23(日) 23:33:17
>>18
1.複数の物体を『フッ飛ばして』いるとき、
  特定の物体だけ『膜』を解除し、特定の物体だけ解除しない、ということはできますか?
可能。

20鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2009/08/24(月) 23:07:22
>>15
「あーもー! 何なのこの暑さ!?
 どんだけ頑張るんだ太陽!?」

叫んだって涼しくはならないだろうけど、叫ばずにはいられなかった。
それほど投げやりになりたいくらい、理不尽な状況。
走ってきたために生じた疲労と熱は、僕をイライラさせるには十分だ。

「全く、何を当てるつもりなんだか。
 僕を汗まみれにしてまで……」

そんなこと言っても結局やってしまう弱さ。
相変わらずのヘタレっぷり。


「こんな暑いのに人がいるってことは、それなりのレベルの手品ってことだよね。
 どんな手品なんだろう?」

少し離れたところから、それとなく覗いてみる。

21『ヘムロックの望郷』:2009/08/25(火) 21:39:07
>>16
Subject: 主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました。

いきなりのメール失礼します。
久光さやか、29歳の未亡人です。
お互いのニーズに合致しそうだと思い、連絡してみました。

自分のことを少し語ります。
昨年の夏、わけあって主人を亡くしました。
自分は…主人のことを…死ぬまで何も理解していなかったのが
とても悔やまれます。
主人はシンガポールに頻繁に旅行に向っていたのですが、
それは遊びの為の旅行ではなかったのです。
収入を得るために、私に内緒であんな危険な出稼ぎをしていたなんて。





………以下略。よくある『スパムメール』だった。

しかし、そんなことより問題はそのすぐ下のメールだった。
タイトルは『食事の約束』。差出人は中学時代の友人だ。
高校受験でそれぞれ違う進路を選んだものの、今でも年に何度かは会うような間柄だ。
『君口』はメールのタイトルを見た瞬間に思い出す。
そういえば今日、その友人を含んだ中学時代の旧友数人と久々に会って昼食をとる予定だった。

時計を見ると、急げば間に合いそうだ。
集合場所は『ホテル・リトライエ』……街の中心部近くにある、まぁまぁってレベルの『ホテル』だ。
昼食には美味いバイキングを手頃な値段で出しているため若い男女に人気がある。

22『ヘムロックの望郷』:2009/08/25(火) 21:39:42
>>20
人垣の中心にいる背の高い男は『バルーンアート』用の風船を膨らませる。
手際よく器用に作ったのは『プードル』だ。
観客のうち、最前列の洟垂らしたアホそうなガキだけが歓声を上げた。

男は『プードル』をおどけるように振り回した後、観客の一人を引っ張ってきた。
観客は男の言葉に従い、両腕を抱え込むようにして円を作る。
『プードル』に円の匂いを嗅いだりする巧みな動きをさせながら
男は両腕で作った円のなかに下から『プードル』を通した。
腕の円を通った『プードル』が上から元気よく顔を出す…………………『10匹』ほど。

観衆の誰もから拍手と歓声があがる。

23白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/08/25(火) 22:53:28
 質問は最後だと言ったが……スマンありゃ嘘だった。

1.『スタンド』の一部を『フッ飛ばし』て『スタンドの本体』に影響を与えた時、
  その『スタンドの本体』にも『膜』は生じていますか?

2.『スタンド』と『生物』をくっつけられますか?

 すみません、おねがいします。

24鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2009/08/25(火) 23:00:44
>>22
「おぉー!?」

『プードル』ができた時点で既に感動していた17歳。
完全に子供と同レベル。
さらにそれが『10匹』に増えたのだから、さぁ大変。

「わぁー――っ!? 何で『プードル』があんなに!?
 すごいすごい!!」

大衆の心を虜にしたこのすばらしいマジシャンに拍手。
もうほぼ最前列付近に僕がいるのは気のせいじゃあない。

25『ヘムロックの望郷』:2009/08/25(火) 23:00:47
>>23
1.『スタンド』の一部を『フッ飛ばし』て『スタンドの本体』に影響を与えた時、
  その『スタンドの本体』にも『膜』は生じていますか?
生じる。

2.『スタンド』と『生物』をくっつけられますか?
可能。
だがその状態で『スタンド』のヴィジョンは解除できない。

26『ヘムロックの望郷』:2009/08/25(火) 23:33:40
>>24
最前列の『大きなお友達』に驚いたのか、背の高い男は『鳥越』の顔に目を向ける。
しかしすぐに気を取り直すと『鳥越』に笑顔を向ける。
ポケットから出した『ハンカチ』から適当に何かを取り出す、よくあるお決まりのマジックだ。

男は観客の期待の視線を浴びながら『鳥越』に歩み寄る。
取り出した物はよくある『赤いカーネーション』ではなく地味な葉植物だった。
ちょっと厚い小さい葉がびっしりと生えたそれは『松』にも似ている。
あまり見栄えのよいものではない。

「プレゼント」

男はその変な植物を『鳥越』に差し出す。
色素の薄い金髪とそのイントネーションから、男の出身が遠い土地であることを理解する。

27白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/08/25(火) 23:42:19
>>25
1.『生物』に『スタンド』をくっつけたとき(たとえば腕や足をすげ替えた時)、
  『スタンド』の『パワー』や『スピード』、『精密動作性』は反映されますか?
  逆に『スタンド』に『生物』をくっつけたときはどうでしょうか。

28『ヘムロックの望郷』:2009/08/25(火) 23:49:53
>>27
1.『生物』に『スタンド』をくっつけたとき(たとえば腕や足をすげ替えた時)、
  『スタンド』の『パワー』や『スピード』、『精密動作性』は反映されますか?
  逆に『スタンド』に『生物』をくっつけたときはどうでしょうか。
常に『スタンド』が優先される。

29鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2009/08/25(火) 23:56:27
>>26
漫画だったら「ポカーン」、という擬音が描かれているだろう。
僕は口を半開きで差し出された奇妙な植物を眺めた。
そして、すぐに顔全体が熱くなるのを感じた。
周囲の視線がこっちに向けられたからだ。

「あ、ありがとう」

おずおずと手を出して受け取る。
外人特有の発音がさらに僕をドギマギさせた。

30白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/08/26(水) 00:02:03
>>28
ありがとうございました。
まとめはこんな感じで。


『ヒブリア』

◎両手の甲が『ハンマー』状に隆起した『人型スタンド』。
 『ハンマー』で叩いた部位を『ダルマ落とし』の要領でそっくり『フッ飛ばす』能力。

◎『フッ飛ばされた』部位の断面は『黒い膜』のようなもので覆われている。
 『膜』は異空間により繋がっており、生物の『血流』『呼吸』を阻害せず、
 まるで何事もなく繋がっているかのように『フッ飛ばされた』部位を本人の意思で動かすことが可能。
 『膜』は『白峰』の意思により自由に『くっつける』ことができる。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/12577/1084693523/146

パワー:D スピード:B 射程距離:E(能力射程:20メートル)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

31君口『グラスホッパー・テイクオーバー』:2009/08/26(水) 01:31:59
>>21
「しまった………」

いそいそと起きて、出かける準備をする。
身支度もそこそこに家を出たい。

(『オオアリクイ』……って、強いのか?
あの小さい口みてーので、どうやって人殺すんだろうな………
耳から突っ込んで、脳みそ吸ったりすんのか?)

32『ヘムロックの望郷』:2009/08/26(水) 23:23:42
>>29
男は『鳥越』に目線だけで挨拶を返すと、増やした『プードル』を観客達に配りだす。
『プードル』は色から形から、よくできている。みんな瓜二つだ。実際は10個あるが。

観客の中には男が置いた帽子に小銭などの『チップ』を入れていくものもある。
どうやら『お開き』の雰囲気だ。

33『ヘムロックの望郷』:2009/08/26(水) 23:24:27
>>31
外は8月の燦々とした光が降り注いでいる。

『ホテル・リトライエ』へは『バス』『地下鉄』『タクシー』のルートが思い浮かぶ。
どれを選んでも、程度の差はあれ約束の時間には着くだろう。

34『ヘムロックの望郷』:2009/08/26(水) 23:32:05
>>6の続き
首筋に鈍く暖かな滴りを感じながら『白峰』は目を閉じた。

次に気がついたとき、『白峰』は固い簡易寝台の上にいた。
天井は白く、家のそれとは違う。
かすかに鼻をくすぐるのは消毒液の匂いだ。

身体を起こす……どうやら『病院』の廊下のようだった。
額の上に乗っていた『アイスノン』を包んだタオルがずり落ちる。

「あらぁ、気がつきましたー?
 あなた路上に倒れてたんですよ。『熱中症』で。気をつけてね」

太目の看護婦が声をかけてきた。
そのわりに頭はスッキリしているし、身体も元気ハツラツだ。

35鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2009/08/26(水) 23:56:37
>>32
貰った植物を指先でクルクル回しながら、その光景を眺める。

「……おしまいかな。
 それにしても恥ずかしかったぁ〜」

思い出して、また恥ずかしくなる。まだ顔は赤いはず。
でも、十分楽しんだ。
今右手につまんでいる奇妙な植物を眺めながら、どこか良い気分で家に帰るとしよう。
家の方に歩きだす。

36君口『グラスホッパー・テイクオーバー』:2009/08/27(木) 00:02:24
>>33
バスで向かう。
バス停へと歩を進める。

37白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/08/27(木) 00:18:33
>>34
『血』だ。
『血』が噴き出ていた。
『錆』の匂い。『鉄』の匂い。

『消毒液』のにおい……?

 ……夢か?

「『熱中症』ですか?」

 ずり落ちたタオルを掴んで、看護婦に渡す。

「その……誰が助けてくれたんです?
 ていうか『怪我』とか、していませんでしたか? 俺?」

 喉に手を当て、すりすりと触る。
 視線を下に向けて、服が血で汚れていないか確認してみる。

38『ヘムロックの望郷』:2009/08/27(木) 23:07:48
>>37
「通りすがりの犬の散歩してたおじいさんよ。あなたのこと届けてすぐ行っちゃったけど。
 怪我? あぁー、首のところにちょっと傷があったけど……なにかした?」

触れた首筋には絆創膏が貼ってある。
ちょっとした切り傷に貼るような、家庭にもよくある申し訳程度の代物だった。
服の襟ぐりには血がちょっとだけついている。毎朝の髭剃りをちょっと失敗しました、程度の血が。

「あなた、ちゃんと服も洗わないとだめよ」

どーでもいい小言までついてきた。

39『ヘムロックの望郷』:2009/08/27(木) 23:17:30
>>36
バス停に着く。
閑散とした道にバスの姿はなく、バス停には一人の男が立っていた。
肩までのストレートの金髪に緑の目をした若い男だ。
バス停にやってきた『君口』に笑顔で声をかけてくる。

「はじめまして。きっとここに来ると思って待ってたよ。
 …どうか、あなたが悪魔の匂いから逃れられられますように。
 ちょっと話をしたいんだけど、顔かしてくれないかな『君口直人』くん」

40『ヘムロックの望郷』:2009/08/27(木) 23:25:57
>>35
視界の端で、長身の男は今日の稼ぎを数えているようだ。
千円札と小さな硬貨を端にのけて500円玉を丁寧に選り分けている。


植物をクルクリと回しながら、人の流れに乗って駅前広場を通りすぎる。
駅に電車が着いたらしく下車した客たちが駅から流れ出てくる。

  ドン

急いでいたらしい中年の男とぶつかった。
『鳥越』は手に持っていた植物を取り落とす。
謝罪も文句も何もなく、男は足早に去っていく。

41白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/08/27(木) 23:29:50
>>38
「はあ……おじいさんですか」

 若い女性や少女ではないわけか。
 じゃあやっぱり夢……。

「……いえ。
 ブッ倒れたんだったら、どこかぶつけたりしなかったかな、と心配になって」

 夢……じゃないのか。首の傷、血。
 しかし大量出血していたらこんなものではないはずだ。とゆーか死んでる。
『熱中症』で朦朧としているときに『何か』あって、現実と夢があいまいになったのかも知れないな。
 そうなると、少なくとも『誰かと遭って』『怪我をした』ことは間違いなさそうだ。
 あの女はなんと言っていたっけ?
『才能』
『運命』
『選ばれた』
『スタンド使い』……?

「スイマセン、つい面倒になって。
 そろそろ行きますね……えーっと、支払いはどうすれば。
 保険証とか持ち歩いてないんですけど」

 とにかく外に出よう。
 そして聞き覚えのない単語を携帯で検索してみよう。
 たぶん俺が忘れているだけで、どこかの漫画の設定か何かなんだろうけれど。夢に出るくらいだし。

42君口『グラスホッパー・テイクオーバー』:2009/08/27(木) 23:35:39
>>39
「……はじめまして。
バスが来るまでならね」

ベンチに腰を下ろして、金髪を睨む。

43鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2009/08/27(木) 23:40:42
>>40
「痛ッ!?」

振り返ってぶつかった人を軽く睨む。
急いでたみたいだし気づかないだろうけど。

「ったく、せっかくのいい旅夢気分が台なしだよぉ」

ぶつぶつ文句を言いながら植物を拾う。

44『ヘムロックの望郷』:2009/08/27(木) 23:43:46
>>41
アルバイトの身分にはとても痛い金額を払って病院を出た。
今月の夕食ラーメンランド率が飛躍的に上昇するだろう。

携帯電話で単語を検索すると、見慣れない掲示板があった。

『BBS"The Conquest of Happiness"』


…………『スタンド使い』ってヤツが少しわかった(ような気がした)。

45『ヘムロックの望郷』:2009/08/27(木) 23:45:40
>>43
拾った植物はちょっとヘタっている。
まぁ暑いからね…。

男は足早というよりはほとんど小走りだ。


そしていい旅夢気分のところ申し訳ないが財布がない。

46『ヘムロックの望郷』:2009/08/27(木) 23:49:23
>>42
「というと、あと……3分12秒ってところだ。時刻表換算でね。
 でも『君口』君と僕の行き先が同じなら、もう少し延長できるかな」

悪びれもせず、男は自然な動作で胸の前で十字を切る。
身に着けた細いブレスレットにはシンプルな十字架のチャームがついていた。

「じゃ、手短にやろう。
 僕が聞きたいのは、君が『ゴールデンウィーク』のあたりに会っただろうケッタイな集団についてさ。
 『鍵』『白い男』『ツングースカ』……何か知ってることはないかな」

47君口『グラスホッパー・テイクオーバー』:2009/08/28(金) 00:15:04
>>46
「あんた誰だよ。
なぜ僕のことを色々知ってるんだ?」

眉を潜めて、少し周囲に目をやる。
人通りは完全にゼロというわけではないか?

「僕はあんたのことは何にも知らないのにな。
知らないのは、あんたの言ったその『言葉』のこともだけど」

48鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2009/08/28(金) 00:39:10
>>45
「あれ? あれあれ?」

突如、財布が無くなったことに気づく。
さっきぶつかったので転んだわけでもないし、特に財布を出した記憶もない。
ということは――

「……ス、スリだぁぁぁああッ!!」

急いでさっきぶつかった奴を追いかける。

49『ヘムロックの望郷』:2009/08/28(金) 21:13:11
>>47
「僕は『千木良 路加』。その集団のことをずっと前から調べている。
 大体10年ぶりくらいかな…この『街』に奴らがまた来たのは。奴らは転々と旅をしていてね。
 なかなか居場所がつかめなかったんだけど、ついこの前の『ゴールデンウィーク』の一件以降
 急にシッポを出すようになってさ………やっと追いついたんだ。
 『君口』君のことはその一件を調べるうちにに知った」

周囲にはちらほらと人通りが見える。
それに民家も多い。

「知らない? じゃ、いいや。もうちょっと広く浅く聞こう。
 この『ゴールデンウィーク』にあの集団……『家族』の主宰者。めっぽう目立つ白い髪の男さ。
 あいつについて知ってることはあるかな?」

50『ヘムロックの望郷』:2009/08/28(金) 21:13:47
>>48
大声に、ぶつかってきた男は更に速度を上げる。
『鳥越』は追いかけるものの、相手は相当に逃げ慣れているようだ。
人ごみを苦もなくヒョイヒョイと抜けていく。
人々は『鳥越』の声に顔を向けたりキョロキョロとするばかりで、頼りにはなりそうになかった。

男は狭い路地へと走っていく。

51鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2009/08/28(金) 21:34:21
>>50
「ハッ…待て……! ホントに待って……!
 お金的にも体力的にもやばいからッ……!」

大声と人込みと普段のインドア生活のせいで、完全に息切れ。
それでも追いかける。狭い路地に突入。

52白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/08/28(金) 22:31:17
>>44
 だが俺は王将を選ぶ。
 それはさておき。

「なんだこりゃあ……」

『BBS"The Conquest of Happiness"』を頭ッから読んでみた。
 この書き込みを信じるなら――『なりきり』の類じゃないとするなら――

 まず『スタンド使い』というのは、実在するらしい。
『スタンド』というものを扱うから『スタンド使い』らしい。
『スタンド』というものは、なにかしらの『能力』らしい。
 そして『スタンド使い』というのは、人が生きたり死んだりといった、アンタッチャブルな領域の住人らしい。

「ホントかよ」

 本当だとするなら、今日の出来事に説明はつく。
 いや、『説明のできない出来事』を『説明のできない理』で『説明したつもりになる』というのは、
 結局のところ『説明できてないじゃん』ってことなんだが、それはともかく。

「俺もスプーンくらいは曲げられるのかね」

 あいにくスプーンの手持ちはないが、『硬貨』くらいなら持っている。
『100円』をとりだして、コイツをくちゃっと折り曲げられるか、念じてみよう。

 道のド真ん中で試すのもあれだから、どこか道から外れたところで。

53『ヘムロックの望郷』:2009/08/28(金) 23:01:29
>>51
通りすがりの何人もを追い越し、路地へ突入する。

いい加減息も限界に近づいてきたところで、
走る『鳥越』のすぐ横を風切音が通り過ぎていく。
一本の細い、白木のような『矢』だ。
『矢』は正確な狙いで男の背に当たると同時に―――


                             『ドガシャァアッ!』
                                        「うぎぇっ」   

――――『スクーター』に変化した。
男は『スクーター』に潰され動きを止める。


らっきー。

54『ヘムロックの望郷』:2009/08/28(金) 23:02:32
>>52

 『ズギャァッ』

望めば傍らに表れる『人型』の、だが確実に『人間』とは違う特異な『ヴィジョン』。
全体的にスラリとした体躯だが一際目を引くのは手の甲だ。
『ハンマー』のように大きく隆起している。

    『ドギュゥッ!!』


『そいつ』が『100円玉』を摘むと、『白峰』が思うよりもずっと簡単にひしゃげて二つ折りになった。

55君口『グラスホッパー・テイクオーバー』:2009/08/28(金) 23:08:09
>>49
(『白い』………
……あいつか?)

「……いや、『知らない』。
確かにその男には……もしかすると『会った』かも知れないけどな。
あんたがそいつらについて調べてるなら、それ以上の情報はねーよ。多分な」

56『ヘムロックの望郷』:2009/08/28(金) 23:17:05
>>55
「『会った』……か。何かされなかった?
 見たところ幸いなことに無事みたいだけど」

『路加』は道路の角に目をやる。

「……あぁ、バスが来たよ。
 道路が空いてたのかな、1分も早いんじゃあないか」

言葉の通りバスが角を曲がってやってくる。
車内は空いているようだ。

57鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2009/08/28(金) 23:23:06
>>53
わぁらっきー。

「って違うッ! らっきーだけど違うッ!
 らっきーとかじゃなくて何だ今のは!?」

息切れも気にしない大袈裟なリアクション。
『矢』の飛んできた方を見るために振り返る。

58『ヘムロックの望郷』:2009/08/28(金) 23:30:01
>>57
「もう少し身体を鍛えないといけないわ」

振り向いた先には『鳥越』と同年代のセーラー服姿の少女がひとり。
黒い髪を短く切りそろえた彼女は歩いて『鳥越』に追いついた。

「お財布盗られたんでしょう。
 最近多いの。気をつけて」

59白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/08/28(金) 23:30:38
>>54
(!!!!????)

 あまりにあんまりな出来事に硬直する。
 硬直する、が。

 ┣゛ ┣゛ ┣゛

 すぐに理解する。
 確実。
 確実だ。
『俺が鏡を覗き込んだ時、そこに映る人物は誰か?』
 答える必要もないくらい確実うッ!

 ┣゛ ┣゛ ┣゛ ┣゛ ┣゛ ┣゛

『こいつ』は『俺自身』だッッ!!



「スカル……いや、ヒブリア。『ヒブリア』だ」

『ヒブリア』を解除し、なにごともなかったかのように歩く。
 とにかく人気のない場所へと移動しよう。どこかで一度、『能力』を試してみたい。
 思いつくところはあるだろうか?

60『ヘムロックの望郷』:2009/08/28(金) 23:36:33
>>59
そりゃもちろん『トイ……………いや、『白峰 黒縁』の心の思うままに。
一人暮らしならば家が一番『人気がない』だろうし、
そうでなければ適当な場所を歩いて探さねばならない。

61鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2009/08/28(金) 23:38:38
>>58
な、何なんだこの女の子は? 新手の『スタンド使い』なのか?
しかも説教までかましてくるとは。

「あの、財布のことはありがとう。
 だけど、君はいったい……何者なの?」

ていうか男はどうなったのか。
財布を拾いながら確かめてみたい。

62白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/08/28(金) 23:47:32
>>60
 頭も体もスッキリした気分だっていうのに『公衆なんとか』に籠もる気にはなれないな。

「いちど帰るか?
 ……いや、こんな清々しい気分『元旦』にだって味わえないぞ」

 生活臭に充ち満ちた安アパートに戻るのも気が滅入る。
 散歩がてら、都合の良い場所を探そう。

「でもその前に」

 近くに最寄りの銀行があればそこで。なければコンビニのATMで金をおろしておこう。
 さっきの『潰した100円硬貨』は……記念だ。ポケットに突っ込んでおく。

63『ヘムロックの望郷』:2009/08/29(土) 00:00:18
>>61
「お礼は結構よ。
 私はこの男と君を追っていただけだから……。
 むしろ私のほうが偶然とはいえ協力いただいたわ。ありがとう」

財布は無事だ。
膝丈のスカートのプリーツを正しながら、少女は一枚名刺を差し出す。

薄いブルーの名刺には『三笠美月』とある。

「…この男は『イェケ・イェケ』……一応『家族』の『スタンド使い』の端くれだった。
 とはいえ貴方のことを知らなかったのかしら、よりによってカモに選ぶとは無用心な男。
 ふふ、思ったよりずっとなんてことなかった。簡単だった。『始末完了』よ。
 私…いいえ『私達』は『家族』を追ってこの『街』に来た『来訪者』」




本体名:不明 スタンド名:『イェケ・イェケ』 → 『再起不能』

64『ヘムロックの望郷』:2009/08/29(土) 00:02:59
>>62
少し歩くと銀行がある事を思い出す。
ATMどころか窓口もバッチリ開いており、なおかつ昼飯時とあれば
いつも暇を持て余して場所を占拠するジジババもあまり寄り付かないという理想的な時間帯だ。


このあたりに人気のない『公園』のようなものは少ない。
それに夏休みとあれば、どこだって他人の姿は溢れているものだ。

65鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2009/08/29(土) 00:15:27
>>63
受け取った名詞と彼女を交互に見比べる。
そりゃもう驚愕したまなざしで。

「えっと……三笠さんが『家族』を追ってきた?
 『私達』ってことは、仲間がいるってこと?
 まさか『家族』に対抗する組織があるなんて」

ていうか、スリのおじさん『家族』だったんだ。
何この奇妙な引力。

66君口『グラスホッパー・テイクオーバー』:2009/08/29(土) 00:41:08
>>56
「……された、かな。
といっても、何をされたかはわかんねーんだけどな。
ちょっと記憶か何かを飛ばされたような……いや、違うな……」

あのホームセンターの廃墟の前で起こった出来事を検討する。
バスを見て、ベンチから立ち上がる。

「悪いな、役に立てなくて」

67『ヘムロックの望郷』:2009/08/29(土) 19:52:22
>>65
「…『彼ら』……『彼』は長い間、様々な国や街を渡り歩いているから。
 そのたびに『私達』のような怨みの熾き火を残していく。
 この『街』でも既にあったそうね」

『美月』は唇に薄い笑みを浮かべる。
どこか鋭さのある、ネコ科の動物のような印象の美しい娘だ。

「顔を貸してもらうわ」

68『ヘムロックの望郷』:2009/08/29(土) 19:54:35
>>66
「……『君口』君、本当に『無事』か? 大丈夫?
 最近疲れやすいとかそんなんでもいい、最近の体調に異常は?
 君、いったい何をされたんだ」

バスのドアが開くと、クーラーの弱い冷気が顔を撫でる。
『路加』が自分のポケットから財布を取り出しながら重ねて尋ねてきた。

69白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/08/29(土) 20:24:35
>>64
 なら銀行に行ってさっさと金をおろしてしまおう。
『予想外の出費分』を埋めておかないと。

「そういやまだ夏休みか……」

 都合のいい場所がないならないで構わないか。
 そのときは部屋に戻ってから試せばいいのだし。
 まずは銀行へ。

70『ヘムロックの望郷』:2009/08/29(土) 21:30:26
>>69
銀行へは程なく着く。

行内は思ったとおり空いている……窓口には一人の男が客にきていた。
背の高い、薄い金色の髪をした男だ。
『500円玉』が呆れるほど入ったコンビニ袋を窓口のカウンターに置いている。
『両替』の用事で来ているようだ。

71白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/08/29(土) 22:30:18
>>70
『500円玉貯金』ってやつだな、きっと。
 貯金……『貯金』か。

 ふぅ……。

「さて」

 ATMで、本日先ほどオサラバした分を補充する。

72『ヘムロックの望郷』:2009/08/29(土) 23:02:47
>>71
少し虚しさを感じながら、ATMの操作を完了する。
一緒に出てきた利用明細書が虚しさを数字で的確に表現してくれていた。

その横で『両替』を終えた男は万札をごっそり持って外へ出て行く。
『格差社会』だ。

73鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2009/08/30(日) 00:15:04
>>67
「渡り歩く? 何でわざわざそんなことを……」

さっぱり意味不明だ。

「もちろん、こんな機会めったにないはずだし」

『家族』のことがわかるかもしれない。

74『ヘムロックの望郷』:2009/08/30(日) 02:34:36
>>73
「教えてあげる。
 でも話すのは『私達』の滞在先でよ。案内するわ」

『鳥越』の言葉に『美月』はついて来い、と歩き出す。

「…道すがらお話をしながら、とはいかないの。
 悪いわね。信じて」

75鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2009/08/30(日) 03:11:53
>>74
「そんな、特に疑ってないですよ。わざわざ助けてもらったし」

少し後ろから着いて行く。

76君口『グラスホッパー・テイクオーバー』:2009/08/30(日) 23:53:43
>>68
「さあ………
特に何かってのは、ないような気がするけどな」

バスに乗る直前で足を止めて、行き先を確認。
バスに乗り込む。

77『ヘムロックの望郷』:2009/08/31(月) 00:10:31
>>75
「………そう」

二人は微妙に距離を保ちながら歩く。
しばらく歩くと『中心部』に続く大通りに出る。
『鳥越』には勝手知ったる、今までに何度も通った道だ。
道の両脇には店舗が立ち並ぶ賑やかな場所だ。

78『ヘムロックの望郷』:2009/08/31(月) 00:11:04
>>76
バスの行き先は『街』の中心部経由のターミナル駅だ。
『ホテル・リトライエ』の最寄は5つばかり先の停留所になる。

「良かった。
 もし僕の不安が的中していたら、僕は君を斃さなきゃあいけないところだった」

『君口』の後ろ、『路加』も、さも当然といった風情でバスに乗り込んできた。

79君口『グラスホッパー・テイクオーバー』:2009/08/31(月) 01:05:58
>>78
「そうかい。
どっかで聞いたような台詞だな……」

独り言のように言って、席に座る。

80鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2009/08/31(月) 14:35:28
>>77
(どっかのお店にでも入るのかな?)

黙って着いて行く。

81白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/08/31(月) 19:44:56
>>72
 世の中ってものはそういうものだ。カッコ涙目カッコ閉じる。
 しかし人の両替をチラ見するってのは誉められた行為じゃあなかったな……。

 凹むだけだし。

「そういや今は何時だっけ?」

 銀行の外に出ながら、時間を確認する。

82『ヘムロックの望郷』:2009/08/31(月) 21:22:04
>>79
席に座る。

「…整理券は無いの? 定額前払い? へぇー…都会は違うんだねぇ…。
 なに、お釣りがいる場合は上のコンベアじゃあなくて横の穴に入れるだって……そりゃあないよ。
 『210円』で済むところを『500円玉』入れちゃったじゃあないか。悪いんだけど返してよ」

なんか『路加』が支払いに引っかかっている。
すったもんだした挙句、バスはようやく走り出した。

道路は空いている。目的の停留所にはすぐ着きそうだ。

83『ヘムロックの望郷』:2009/08/31(月) 21:22:39
>>80
二人は『ホテル』に着く。
とはいっても、いかがわしい感じの『ホテル』ではなく
低層階のテナントに『レストラン』や『ブティック』が入ったそこそこ高級そうな『ホテル』だ。

「ここの上の部屋に仲間が滞在しているわ。
 でも、ちょっとまだ、時間が早いから………そうね、食事でも。
 いきなり上で質問攻めにされる前に、疎通が図れる位には『鳥越』君にも情報をあげたい」

84『ヘムロックの望郷』:2009/08/31(月) 21:29:11
>>81
銀行の入り口に置かれた大きな電子時計で時間を確認する。
――――――――――――――――――――――――――――― 現在、『午前11時45分』。

隣を黒い外車が走り去っていった。

『白峰』の膝下を毛足の長い毛皮がすり抜ける。

犬だ。
白地にブチのある、どうやら雑種らしい中型犬だ。ちゃんと『首輪』をしている。
先の丸まった長いシッポを振って『白峰』を見上げている。

85君口『グラスホッパー・テイクオーバー』:2009/08/31(月) 21:39:49
>>82
(……騒がしいな)

『路加』の方をちらっと見てから、
これから会うはずの友人のことでも考えながら、窓の外に視線をやって時間を潰す。

86『ヘムロックの望郷』:2009/08/31(月) 23:13:05
>>85
『路加』は出入り口近くの、一段高くなっている先頭の席に座った。
前方の大きな窓に目を向けている。

バスは路地を抜け、大きな道路に出た。バスはスピードを上げたようだ。
一つ目の停留所には腰の曲がった品の良さそうな老婆がバスを待っている。
だがバスはスピードを下げることなく停留所を『通り過ぎる』。

「………まるで『バブル期』のタクシーだね」

『路加』が楽しそうに話しかけてきた。

バスに乗っているのは『君口』を含めて全部で『5人』。
座席先頭から『路加』、『眼鏡をかけた地味な女』、『君口』、『中学生の男』そして『運転手』。
乗客たちは隣り合うことなく皆適当にばらけて座っている。

87君口『グラスホッパー・テイクオーバー』:2009/08/31(月) 23:23:10
>>86
「喩えがわからねーよ。
ん……なんだ、このバス…」

『路加』の方を胡散臭そうに一瞥した後、
視線を上げてバスのミラー越しに運転手の様子を伺う。

88『ヘムロックの望郷』:2009/08/31(月) 23:43:14
>>87
運転手は至って平常、といった様子で運転している。
ほかの乗客はまったくの無関心のようで、携帯電話をいじったりしていた。


「世代の差かな」

うっとおしい長さの前髪を横にわけつつ『路加』が肩をすくめる。言うほどの年の差はなさそうだ。

89君口『グラスホッパー・テイクオーバー』:2009/08/31(月) 23:54:49
>>88
「言ってろよ」

適当に返事しつつ、再び窓の外を見る。
今度は、次の停留場の様子に気を配っておこう。
つまり、バスがまた止まらないという事態があるかどうかに。

(見逃しただけか……?)

90鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2009/09/01(火) 02:38:14
>>83
「ありがとう、そうしてもらえると助かります」

出すもの出したし(懸賞)帰るのは遅くなっても大丈夫だろう。

91白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/09/01(火) 19:16:56
>>84
「メシでも食うか……どこか安いところ」

 いや待て、それはどうだろう?
 今日は記念すべき日だ。そんな日に安メシなんて選んでいいのか?
 懐がもの悲しいからと言って、それはあまりにも情けなくはないか?
 いやしかし、超能力が――『スタンド』が身についたからといって、それが金に繋がるわけでもなし……

 などと考えていたら足下を犬が。

「お、おぅ?
 なんだどうしたワンコ。お前、飼い犬だな」

 首輪にリードはついているかな?

92『ヘムロックの望郷』:2009/09/01(火) 20:48:30
>>89
すぐに次の停留所が見えてくる。
隣に生えた木よりアホそうな、派手な格好の女が携帯電話で喋りながらバスを待っていた。

やはりバスは通り過ぎた。
確実に運転手の視界に停留所及び派手な格好の女は入ったはずだったが。
運転手はそ知らぬ顔で、さしかかった交差点の赤信号も無視をする。
周囲の車から抗議のクラクションが鳴った。

93『ヘムロックの望郷』:2009/09/01(火) 20:51:15
>>91
犬は『白峰』の言葉に答えるようにシッポを二、三度振った。
『首輪』にリードはついていない。身軽なものだ。

『白峰』の足元から犬は弾かれるように離れる。
そして大きく唸り出した。
鼻にはしわが寄り、犬歯を剥いた『本気』の唸りだ。

94『ヘムロックの望郷』:2009/09/01(火) 21:03:41
>>90
『美月』と『鳥越』は『ホテル』低層階にある『レストラン』へ入った。
ランチタイム限定のバイキング席と通常の席とがあったが、『美月』は通常の席を二つ頼んだ。

この『ホテル』―――『リトライエ』に入った『レストラン』のバイキングは結構有名だ。
クラスの女子がよく話題に上らせていたことを『鳥越』は思い出す。
そのおかげでか、通常席は空いていた。

二人は窓際の席をあてがわれる。

「…どうぞ。好きに選んで。
 それで、話だけど……どう話した方がいいの。
 君の疑問に答える質問形式。それとも私が話したほうがいい」

品書きを渡しながら『美月』が話しかけてくる。
語尾を上げない口調だが、言葉の後で『鳥越』の目を見て小さく首を傾げたあたり『尋ねた』ようだ。

95白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/09/01(火) 21:07:24
>>93
「散歩中に逃げ出したんじゃないのか?」

 本格的な家出犬じゃあ放っておくしかないな。

 ……という考えを読まれたわけではあるまいが。

「っ、な、なんだ急に」

 襲いかかられても困る。ワンコを蹴っ飛ばす気にもなれないし。
 ここはアレだ……目をそらさずに後ずさって、隙を見てダッシュで逃げよう。

 じりじり(後ずさり)

96『ヘムロックの望郷』:2009/09/01(火) 21:21:43
>>95
犬は隙を見せずそのうち吠えだした。
後ずさりしたところ、『白峰』はうっかり人にぶつかってしまう。


ぶつかったのは『白峰』と歳の近い、地味な印象の頬にほくろのある男だ。

「…………」

男は『白峰』を見据える。
底の見えない暗い目だ。

97鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2009/09/01(火) 21:40:28
>>94
そんな所に、まさか自分のようなインドア派が、初対面の女の子と来ることになるとは。
ちょっとドキドキ。

「話してもらえるとありがたいけど、その前に一つだけ。
 どうやって僕が『家族』と関係があることを知ったの?」

何か選べというならオレンジジュースを選ぶ。

98白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/09/01(火) 21:46:44
>>96
 駄目だ逃げよう。
 ……ぅぉっと。

「すみません」

 ちょっと頭を下げて、そのままこの場を去ろう。ダッシュで。
 ワンコから目をそらしちゃったことだし、もうじりじり動く意味はない。

 ……ていうか、コイツか? 吼えていたのは?

 ダッシュして逃げて、でもすぐに足を止めてワンコの方を見る。

99『ヘムロックの望郷』:2009/09/01(火) 21:58:11
>>94
「調べたの。
 そういう『能力』の人にあなたのことを教えてもらった」

『美月』はウェイトレスを呼び、『スコーン』と『アイスティー』、そして『オレンジジュース』を頼む。

「何か食べないの」

時間はちょうど昼時だ。壁にアンティーク調の大振りな時計がかかっている。
見えた時間は―――――――――『正午ぴったり』。

100『ヘムロックの望郷』:2009/09/01(火) 22:23:54
>>98

「待て」


逃げようとした『白峰』だったが、足をひっかけられ派手に転倒する。
犬はぴたりと吠え止む。

「『臭う』と言っているぞ………マヌケな男だ。
 外を出る前に『シャワー』でも浴びてくるべきだったな」

氷点下の瞳が『白峰』を見下ろしていた。

101白峰 黒縁『ヒブリア』:2009/09/01(火) 22:44:40
>>100
「ぅわっち!」

 踏み出した足をかけられればひとたまりもない。
 しかも、ああ、痛ぇ。
 ぶつかったのは悪かったが、こうまでされる筋合いはないぞ。

「人様の足引っかけた上に口から糞垂れてんじゃねえぞ手前」

 起き上がり、怒りのこもった目で男を睨みつける。

 ……待てよ?

「臭うと『言っている』だって?」

 誰が?


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板