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【場所】『街 中心部』その10

577大黒元紀『ルッド・ラスムセン』:2009/12/07(月) 20:00:41
十七、八の少年が、歓楽街から一本それた、やや薄暗い道を歩いている。
コートの襟を立て、寒そうに両手をポケットに突っ込み、足早に進む。

578大黒元紀『ルッド・ラスムセン』:2009/12/07(月) 21:31:50
「…………」

街の中に消えた。

579伊刈『スターシップ』:2010/01/14(木) 22:36:35
               。    _|\ _
            。 O   / 。  u `ー、___
          ゚  。 \ヽ / u ⌒'ヽ゛  u /   ゚
          -  ・。 / ; ゚(●)  u⌒ヽ i   @ 。
        ,  ゚ 0 ─ { U u r-(、_, )(●) .| / 。  ,'´ ̄ ̄`',
         ゚ ,,、,r-'⌒l u //トェェェ、 ) 。゚ / o    ,! ハ ハ !
      。 ゚ r-'⌒`ー-'´ヾ,. ir- r 、//u / 。 ・゚  l フ ム l
        ヾヽ、_,,,、-、/ミ,ヽヽ/ ノ_, -イ-、\   ∠  ハ ッ j
          ー = ^〜、 ̄r'´ ̄`''jヽ、  〃ヾ ゚ 。 ヽ フ   /
 jヽjvi、人ノl__     / /  ヽ´{ミ,_   ̄`'''-ヽヾ    ` ̄ ̄
 )   ハ   7      /  / `'='´l  ̄i'-、_,,ン ノ 。
 )   フ    て   /  /   !。 l  l  - ニ
 7   ッ    (  __ヽ、__l ___ .!。 l__l__,-=-,___
  )   !!     ( ,-=-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,l  l-=二=-,
  ^⌒~^⌒^~⌒^└==┘   ̄ ̄ ̄ ヽ==ノヽ=ノ\__/

す○家で夕飯。
牛丼(並)が280円! こいつはスゲェッ、腹いっぱい食うなら今のうちッ!

580伊刈『スターシップ』:2010/01/15(金) 02:07:39
「腹ん中パンパンだぜ」

もう食えねェ。帰っていった。

581赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/10(火) 19:01:31
「………この街で、間違いないわね」

赤いゴスロリドレスの少女が、日傘を片手に電車から降り立った。

「…問題は、この街のどこか、ということなのだけど」

582ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/10(火) 21:40:41
>>581
その少女の様子を目に留めた、ショッキングピンクのトレンチコート(夏仕様)に
同色の帽子という暑苦しい格好をした黒髪の男が一人。

「『どこか』?
 あぁこんちは。今日も暑い日だね。今日は観光か何か?」

耳聡く言葉端をつかまえ、馴れ馴れしく話しかけた。

583赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/10(火) 22:10:13
>>582
「…この街の方?」

栗毛の巻き髪ツインテールをいじりながら、『ヴェルムト』を見上げる。
仏蘭西人形のような顔立ちの、桃色の頬をした少女だ。

「観光…ではないわね。
お世話になった方に、ご挨拶に来た……そんなところよ。

…これ、少し持っていてくださる?」

『ヴェルムト』に日傘を差し出すと、脇に抱えていた『本』を開き、何かを書き込んで…。

ビリッ

…そのページを破り取って懐にしまいこむと、小さく何度か頷いて、一人呟く。

「そう………そうなのね、まあ、予想の範囲内だわ…」

584ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/10(火) 22:20:53
>>583
「今はそうだね。住人さ。ご挨拶か…殊勝なこったね。
 送ってこうか? ちょうど約束をキャンセルされて暇だったんだ」

少女の顔立ちにいっそう気を良くして申し出る。
無論、日傘だって丁重に受け取るさ。

「どちらへ? エスコートしましょう」

破り取った『本』のページについては、少女の服装から鑑みて言及せずにおいた。

585赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/10(火) 22:42:22
>>584
「そうね………私一人で探せなくも無いけれど、折角のご好意を断るほど、無礼ではないわ。
Merci beaucoup」

真紅のボンネットの下から『ヴェルムト』を見上げると、『本』を小脇に挟み、スカートの裾を摘んで一礼する。
顔を上げると、少しだけ考え込み…。

「…………この街で………。
一番、有名…いえ、違うわね……。
....  .....
『無名』の『探偵』を、あなた……ご存知でないかしら?」

…そう、問うてきた。

586ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/10(火) 22:53:01
>>585
「人を訊ねるなら、もっと『特徴』がなくてはね。
 『名前』なんてその最たるもんだ。」

自身の肩の高さに手を挙げ、肩をすくめる。
受け取り掲げていた日傘が傾く。

「『探偵』とは随分キナ臭い相手を探しているな」

587赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/10(火) 23:04:43
>>586
「いえ、そういう訳ではないのだけど。
名前がないのではないわ、けれど、『無名』……………。

『無名探偵』『ノックス十戒を破るもの』『不在証明』………いつもそう名乗って、嘯いていたわね」

日傘が傾くと、目を細めて、陽光を手で遮った。

「…眩しいわ、ちゃんと差していて頂戴。
それに特徴なら、他にもあるわ……………私と同じような格好をしているのだから、いやでも目立つはずよ。
………目立つ、はずなのだけど。

そうかしら…私も『探偵』よ。そして私が探している人は……私の『師匠(マスター)』なの」

588ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/10(火) 23:15:36
>>587
「『ノックス』?
 中国人は御法度とかいうアレか」

語り名に得心いかない様子で首を傾げる。
傾げたのは首だけで、日傘は言われるままに完璧な角度に正す。

「ふぅん……君みたいに個性的なファッションの子はそうそう見ないから
 見てりゃあわかるはずだろうな。見てりゃあ……」

(…こういうお嬢さん方は、見かけよりも熱い関係を築いているのか……憶えておこう)

心のメモ帳にしっかりと書き込んで鍵をした。

589赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/11(水) 00:04:03
>>588
「ご存知なのね、そのそれよ。
そうね、でも『師匠』に限って言えば…………今そこに居たのに、次の瞬間にはもう居ない、そんなこともざらだから。
私も『師匠』と『弟子』という間柄でなければ、存在自体を疑いたいくらいの人よ。

チェシャ猫のように不可思議で、シュレディンガーの猫のようにあやふやで、化け猫のように執念深い…。

……………そんな、『犯人』より怪しい『探偵』……………」

ため息をつくと、再び『本』を開き、ペンを走らせ始める。

「………噂でもいいわ、聞いたことはないかしら?」

590ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/11(水) 21:46:05
>>589
「……マジに『中国人』だな。
 いわゆる『チャイニーズ』じゃあない意味での」

ジリジリと日に焙られる背中が熱い。

「ははっ。
 君の言のとおりなら、噂に上るほどの影も見せないだろうね。
 しかし、よくもまぁそんな相手を『師匠』として捉まえたもんだ」

591赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/11(水) 22:08:22
>>590
「そう言って、差し支えないでしょうね」

ビリッ

頷くと、またページを破り取り、懐に押し込んだ。

「違うわ、捉まったのは私のほう。
掴まって、引きずりまわされて、肝心な時に限って行方をくらませて…………嫌と言うほど悩まされたわ。

その癖絶対に…自分の『出』は見逃さない人よ」

パタンと『本』を閉じ、脇に抱えると歩き出す。
それは『ヴェルムト』が傘を差してついてくることを全く疑っていない、傲慢ともいえる自然さで…。

「お茶にしましょう。
ここにいても始まらないわ、本当は……きちんとしたカフェに行きたいのだけど、今はそれより…」

……そしてその先には、いわゆる『インターネットカフェ』があった。

「…情報収集が先決ね」

592ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/11(水) 22:18:08
>>591
「ネコに転がされる仔リスのようだ」

その仔リスはさっきから本ばかり破ってどうしようっていうのだろう?
巣でも作る気だろうか。いやまさか。

行動の意図を測りかね、続く言葉への反応が遅れる。
反応が遅れたのは少女の言動と容貌に対する『インターネットカフェ』の俗な組み合わせに
少々拍子抜けたせいでもある。

「あ、あぁ?
 ………ああ。今度、ちゃんと落ち着いた雰囲気の洒落た店を紹介するよ」

姫君に付き従う騎士のように『日傘』を掲げたままついていこう。

593赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/11(水) 22:40:05
>>592
「ありがとう、ええと……………。
……そうね、私のことは『アリス』と呼んで頂戴。あなたのことはなんと呼べばいいのかしら?」

振り返りもせずにそう問うと、冷房の効いた店内に足を踏み入れる。
店員と二言三言言葉を交わし、手続きを済ませると、さっさとそのまま宛がわれた個室へ向かっていった。
どうやら、『ペア専用』の部屋らしく、他のそれよりもやや広い。

「期待しているわ。
ここにもそう、長居するつもりはないし。
…いくら『師匠』の名前が表に出ていなくても、『窓口』まではそうとは思えない………それに、あの人自身が言っていた。

この街のどこかにあるはずなのよ、あの人の作った『探偵社』が…」

慣れた手つきでキーボードを叩きながら、検索を開始する…。

「…『紅茶』を持ってきてくれないかしら。砂糖とミルクをたっぷり入れて。
私の脳を起こすには……『紅茶』は必要不可欠よ」

594ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/11(水) 22:51:23
>>593
「じゃあ『ヴェルムト』とでも」

通された部屋の角、邪魔にならないように日傘は机の端にでもひっかける。

「あまり期待しないでくれよ。
 こういうところの紅茶は君みたいなお嬢さんの口には合わねーからな」

沸かし置きで気の抜けたポットの湯、安いティーパックの茶葉、100円ショップにも並んでないようなマグカップ。
砂糖もミルクも似たようなもんだ。
うんざりだな。

少女のご期待に(質はともかく)副えるように紅茶を用意に部屋を出る。
ついでにポケットから小銭を出して、カウンター端に並ぶ
『チョコレートチップ』の入ったクッキーでも買って添えておこう。


望みの品を持って個室に入るときはノックを忘れず。

「どう? はかどってる?」

595赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/11(水) 23:04:44
>>594
「贅沢は言わないわ。
紅茶味のキャンディーだけが頼りだった事件もあったのよ…それに比べれば、天と地の差ね」

せわしなくマウスとキーボードを操り、調べていく。
『ヴェルムト』の言葉にそう返すと、個室のドアを閉めた。
そして……。

トン トン

…ミルクティーとクッキーを手に、ノックする『ヴェルムト』だが………返事がない。

596ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/11(水) 23:12:12
>>595


「………………」

ああ。 これ。
前にホテルでやられたことがあるぞ。
というか今日、このクソ暑いなか駅で一人待ちぼうけするハメになったのも
これにわりと似た経緯だったような記憶がある。

「今日は釣果ナシ、と。 ………『アリス』お嬢様?」


自分の服装も省みず、仕えて四半世紀になる老執事のように
恭しく個室へ入る。

597赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/11(水) 23:28:56
>>596
「……………………」

まず『ヴェルムト』の目に入ったのは、『アリス』の後姿だった。
頭にヘッドホンをつけている…………ノックに反応しなかったのは、その為だろう。

「……………………」

PCの画面は何時の間にか検索エンジンではなく動画サイトのそれになっており、やや画質の悪い、教育チャンネルで時々再放送されている
動物が擬人化された探偵もののアニメが流れていた。

「……………………」

何時の間にオーダーしたのか、キーボードを退けて、ハンバーグの乗ったプレートが置かれ、両手にナイフとフォークを持ったまま、食い入る
ようにして動画を閲覧し続けている……。

598ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/11(水) 23:41:24
>>597
「あ、いた」

絶対もぬけのカラだと思っていた。
考えるより先にすっかり素の声が出たが、ヘッドホンのおかげで聞かれずに済んだろう。
日頃の行いが良いおかげだ。

(……そんなメニューあったか? まぁいいか………)

御所望の品とオマケのクッキーを置く。
手を抜かず『テーブルナプキン』を添えてな。

『アリス』の座るソファの背もたれに手を置き、後ろから動画は……あまり気にせず『アリス』の様子を眺める。
教育アニメなら、1本丸々見てもそう時間は長くないだろう。
キリが良さそうなところで背もたれを少し揺らして声をかける。


「いやぁ………流石は『ノックスの十戒』を破る方だ。
 次元の壁まで越えるのではなぁ。こう…可愛い『師匠』じゃあないの。毛むくじゃらで」

599赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/11(水) 23:58:09
>>598
壁を見ると、軽食やケーキの載ったメニューがあった。
PCをつかって、店内の厨房に直接オーダーを送れるらしい……それはともかく。
画面の中では複葉機が飛び、空中戦が展開され、悪漢の手下が林檎の直撃を受けて落下している。

「…………はッ!?
み、見たわね、知ったわね…………………私の恥ずかしい秘密を…!!」

EDが流れる頃掛けられた『ヴェルムト』の声にびくりとなると、顔を羞恥で染め上げて、ヘッドホンをとって振り返る。
心なしか、その目が少し潤んでいた。

「そ、それに別にこれは『師匠』ではないわ、ある意味『心の師匠』ではあるけど……!!」

誤魔化すようにカップを手にしてページを閉じると、ミルクティーを一口飲んだ。

「ふう…………………」

600ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/12(木) 00:05:41
>>599
「知ってしまいましたよ『アリス』お嬢様。
 ささ、この『街』の『師匠』の方もよろしくお願いするよ」

心のメモにまた書き込むことができました。
気を良くしてソファの隣に座る。

足を組んで帽子を脱いで持ち、自分に風を送る。

「さて。冗談はともかくさ。
 ちょっとパソコンをいじってみたぐらいで、ソレとわかるようなもんなのかね」

601赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/14(土) 22:36:42
>>600
「く…命が惜しければ口外しないことね…!!
ちょ、ちょっと、近いのではなくて…!?」

一生の不覚とでも言うような顔で呻くと、隣にかけた『ヴェルムト』に身体を硬くする。

「…さっきも言ったことなのだけど。
いかに無名でも窓口は必要だわ。それに………私が探しているものは、もう一つある。
自身の探偵社のサイトが『受動』なら、『能動』…『師匠』が自ら顔を出していくような、そういうサイト……」

行儀よくハンバーグを平らげると、軽く指を動かしてから、ピアノを奏でるように高速のブラインドタッチで次々に窓を開いていく『アリス』。
…と、その手が止まる。
                    .....
「…見つけた、ログをチェック………………大当たりね。
とは言え……『幸運』もあったというところかしら。

問題は……………まだここで、『師匠』とコンタクトが取れるかどうか、なのだけど」

602ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/14(土) 23:03:45
>>601
「じゃあ今のは君と俺だけの秘密で。
 近い? 狭いから仕方がないね。気にしないでリラックスしてくれよ。
 ここはそういう席だからさ。

 うんうん……『師匠』さんの参加するような『サイト』。そこか?」

口を笑みの形に曲げて、『アリス』の操作するPC画面に目をやる。
どんな胡散臭いサイトなのか見てやれ。

603赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/14(土) 23:28:03
>>602
開かれたサイト名は『BBS"The Conquest of Happiness"』…。
……だが、そこは最後の書き込みがあったのが丁度『1年前』だった。

「『幸運』は二つ。
私が、いつも『師匠』の使うHNを知っていたこと。
……勿論同じHNの人間がいてもおかしくはないわ、けれど…この持って回ったような書き込みからは、『師匠』の匂いがする…。

それから…このサイト自体に、何か感じるわね。それに『惹きあわされた』といった所かしら」

604ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/14(土) 23:38:30
>>603
「あー……? 見た覚えがあるな、そこ。
 マジメに見てたわけじゃあないから詳しく覚えちゃあいないが。
 『惹きあわされた』か。 そりゃ運命的だ……」

無遠慮に横から手を出してキーをポチポチと押す。

「固定のHNを使ってるヤツは少ないな。
 そのなかでそういうご大層な言い回しというと………こいつかい?」


検索でマーカーをひかれ、ディスプレイ上に浮かび上がる『ネロ』の文字。

605赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/14(土) 23:52:57
>>604
「そう…あなたも…。
………そうね、そうであってもおかしくないわ。
『惹かれあう』…そう、私たちは『惹かれあう』から………」

冷めて温くなったミルクティーを飲みながら、静かに呟く。

「そうよ、ほぼ間違いないわね。
反応があるかどうか解らないけれど………やるだけは、やってみるわ」

606ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/15(日) 00:01:01
>>605
「…………」

横目で『アリス』を見下ろす。

「あるかもわからん反応を待つ、ねぇ。 随分と悠長じゃあないの。
 手っ取り早く起こしてみればいいんじゃあないか……
 その厄介な『師匠』さんが自分から出てきたくなるようなことをさ。
 なぁ? 『アリス』お嬢様」

607赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/15(日) 00:17:46
>>606
「あら、これで済ませるつもりはなくてよ。
先刻とは真逆ね。
これは私にとっての『受動』、『能動』のほうも平行して続け…。
…………やめて頂戴、私を何かの『犯人』にでもするつもりかしら?」

BBSの窓を閉じると、ため息をつく。

「大体の位置が解ればそれでいいのだけど。
大体の位置が解りさえすれば………後は自力で見つけれるわ。

この『本』が、在れば……ね」

分厚い、豪華な装飾のされたあの『本』をちらりと見せる。

608ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/15(日) 00:27:15
>>607
「とんでもない。
 『共犯』になるのも美味しいかなーとは思うが。
 あ、今の顔かわいいね」

『本』に手を伸ばす。

「この『街』は狭いからね、どうにでも探せるさ。
 君の言う……君の『本』が言うような『大体』がどれ程の範囲かは知らんが」

609赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/15(日) 00:51:59
>>608
「『探偵』の……。
『茶会探偵』の私が何かの『犯人』になるだなんて、冗談にしても悪すぎるわ…。
…………こほん」

『ヴェルムト』が手を伸ばすと、『アリス』は『本』を背中に隠した。

「乙女の私物に軽々しく手を触れようとしてはいけないわ。
火傷どころでは済まなくてよ……?
それに…………『白紙の本』などみても、きっと面白くないのだわ」

さて、と呟くと、残りのミルクティーを飲み干し、『本』を開いて書き込んでいく。

610ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/15(日) 00:58:41
>>609
「おっと失礼、俺としたことが。
 燃やされるのは御免だね。二度としないよ」

手を引っ込め、大袈裟に謝罪の言葉を口にする。

「『白紙』か。良いね。書き込んでく楽しみがあるじゃあないの。
 既に何か書いてあるなら、それを読んでく楽しみもあるな。

 そういえば……この店に入る前にも『本』のページを破っていたね。
 せっかく書いたのに勿体無い」

611赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/15(日) 01:25:26
>>610
「ふふっ…面白い人なのだわ」

『ヴェルムト』の反応に微笑むと、またページを破りとって、ペンをはさんで『本』を閉じた。
破りとったページを丁寧に畳み…見る間にそれを、『薔薇の花』に折っていく。

「だってこうしなければ、あなたに渡せないでしょう、ミスター?
……一つ、頼みたいことがあるのだけれど。いいかしら」

612ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/15(日) 01:34:35
>>611
「はは。
 ……『カワサキローズ』って言うんだっけか、これ?
 器用に折るもんだね………」

以前ちょっと付き合ってた女が教えてくれた技法名を口にしながら、
目の前で折られていく『薔薇の花』をぼんやりと見つめる。

実のところ『折り紙』なんて爪の先どころか毛の先程も興味なく、触ったことすら無いが。

「『ヴェルムト』と呼んでくれよ、どうか。
 できることなら何なりと。」

613赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/15(日) 21:58:22
>>612
「……これも、『師匠』に教えてもらったものよ。

別に難しいことではないわ。これを持っていて頂戴。
いつも…でも、無くていいわ。出かける時、覚えていたら……で構わないから」

折り上がった『薔薇の花』を、『ヴェルムト』に渡す。

「この『薔薇の花』には魔法が掛けてあるの。
もしあなたが『師匠』の『探偵社』に近づいたなら…この『薔薇の花』は『散る』。

そうしたら、さっきのサイトにでも、その場所を書き込んでおいてくれないかしら」

614ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/15(日) 22:33:35
>>613
「お安い御用………と言いたいが。
 『アリス』お嬢様は、君の敬愛する『師匠』さんの住処を晒しあげることに対して
 何か感じ入ったりはしないのかい」

『薔薇の花』を受け取ると自分の帽子のツバに乗せる。

615赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/15(日) 22:49:38
>>614
「おかしなことを言うのね…。
誰が、どんな第三者が、唐突に書き込まれたその場所を私の『師匠』の『探偵社』のある場所のことだと理解できるのかしら。

確かにあなたのように、依頼して回ればその人たちはそうだと解るかもしれないわね…『その辺りにある』程度には」

微笑み、うそぶく『アリス』。
1年ぶりに書き込まれたBBS、その内容、そしてその後に続く住所、とくればそういう推察もできなくはないだろう。
が……あえて、そう惚けてみせる。

「強いて言えば…。
私のしたことに、『師匠』がなんらかのリアクションを起こすという可能性を、考えているけれど。
そう……厄介な『師匠』が、自分から出てきたくなる、可能性があると………言えるかも知れないわね」

616ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/15(日) 23:00:58
>>615
「日本の暇人のしつこさはギャングの報復にも匹敵するぞ」

帽子に乗せた『薔薇の花』から『アリス』に目をやる。
微笑みを怪訝な顔で受け止めると、再び『薔薇の花』に目を落とした。

「『友釣りの鮎』になった気分だよ」

617赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/15(日) 23:40:29
>>616
「なら、期待してもいいのかしら。
勿論…………持ち歩くのも、書き込むのも、あなたの自由なのだわ。
なんなら捨ててしまっても、構わないし…。

だから、その辺も含めて、私はそれをあなたに渡しておく」

そう言うと、席を立つ『アリス』。

「さて。
お世話になったわね、ミスター……何かお礼をしてあげたいのだけど………どうしたものかしら。

ミスター……『お守り』は欲しくはなくて?」

618ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/15(日) 23:50:51
>>617
「どうぞご期待を。
 今の俺は前者、単なる日本の暇人さ」

しっかり『薔薇の花』は受け取った。

「…『お守り』?
 縁起は担いどくに越したことはないが……これ以上物をもらうのもな。
 お礼は次に逢うときにでも。もっとお嬢様が気に入るような良い店を探しておくよ」

席に座ったまま、入店票を手にとる。

619赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/16(月) 00:06:13
>>618
『ヴェルムト』ンの言葉に少し残念そうに、けれど微笑んで、個室をでる。

「残念ね、けれど…そういうのなら、とりあえず今は別のもので換えさせてもらうわ。
…ありがとう、ミスター。こんな見ず知らずの小娘の人探しに、時間を裂いてくれて…………」

そして改めて……スカートの裾を摘み、深々と頭を下げた。
日傘を受け取り、そっと『ヴェルムト』の手から、伝票を取り上げた。

「だから、これ以上あなたの好意に甘えるわけにはいかないのだわ、そうでしょう?」

620ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/16(月) 00:20:42
>>619
空になった手を見、『アリス』の微笑を見。
呆気に取られたような間の抜けた顔をする。

「いや………なんだ。
 正直言って、君を誤解していたな」

遅れて席を立つ。

621赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/16(月) 00:29:47
>>620
「あら、それはどういう意味なのかしら」

日傘をステッキのようにつきながら、連れ立って歩き、支払いを済ませて店を出た。

「いい方に?それとも……悪いほうに?」

622ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/16(月) 00:39:57
>>621
『アリス』の後ろをスタスタとついていく。
店から出るのに、こうやって人の後ろを歩くなんて久々だ。

「それはもう…………良い方にさ。
 『お嬢様』だなんてとんだ失礼を、レディ。
 
 さて。
 それでは成果は件の掲示板でね。気長に待っててくれよ。
 あまり運は良くないから」

623赤いゴスロリドレスの少女『?????????』:2010/08/16(月) 00:45:11
>>622
「くすっ……ええ、そうね。
期待しないで、期待しているわ、ミスター。

……ごきげんよう」

日傘を改めて広げると、もう一度深々と頭を下げて、雑踏の中に消えていく……。
後に残ったのは、『ヴェルムト』の手の中の、『折り紙の薔薇』だけだった。

624ヴェルムト『スリム・ハーポ』:2010/08/16(月) 00:57:22
>>623
「…………『魔法』か」

『中国人』め。
手の内の『折り紙の薔薇』を安全ピンで帽子の縁につける。
元気な夏の陽が目に刺さった。

「暑…」

帽子を目深に被り、雑踏に消えた。

625二階堂純二『カンディアス』:2010/10/10(日) 23:12:17
高校生くらいの少年が歩いてる。

「あー。ダッリー」

ややイキがった感じの服装にはあまり似合わない、
その辺のスーパーの袋に野菜なんかを入れている。

626深水ケムリ『ハイ・ギアー』:2010/10/11(月) 01:02:07
>>625
「あーーーーーーー!!」


その歩いている前方に伸びる坂から、黄色い丸いものがコロコロコロリンと転がってくる。
ひとつ、ふたつ、みっつ。 よっつほど。

『グレープフルーツ』だ。

「あぁ―――〜〜〜〜〜ぁ〜〜〜〜ぁあ………」

坂の上にはこれらを落としたらしい、中学生くらいの少女がいた。
手にした『エコバッグ』を見るに、店は違うものの同様に買い物帰りの様子だ。
転がる『グレープフルーツ』に目を落とし、落胆をそのまま音にしたような声を出している。

627二階堂純二『カンディアス』:2010/10/11(月) 01:10:39
>>626
「あん?」

大きな声に目をやれば。

「ははっ」

抜けたことをしている少女に笑いが出た。
そして、

「よっ」

地面にスーパーの袋をおき、
転がってくるグレープフルーツを、手と足を駆使して止めようとする。
右足で一個、右手で一個、左手で一個――おっと、最後の一個を、
左足で止めるのはちょっと無理だ。

628深水ケムリ『ハイ・ギアー』:2010/10/11(月) 01:19:33
>>627
「スッゲ勿体無いぃー……せっかく美容院に行くって言ってお金くすねて来たのにぃ。
 美容院もランク下げまくって経費浮かしまくったのにぃ〜〜」

orz の姿勢を坂の上でとる少女。
シュシュで束ねてサイドから垂らした長い髪はきちんと纏められている。

「……………あ」

失意から帰ってきたようで、坂の下のキーパーの存在に気がつくと
とてもバツの悪そうな顔で立ち上がり、坂を小走りに降りてきた。

「あのぉ…」

629二階堂純二『カンディアス』:2010/10/11(月) 01:25:25
>>628
「あー、袋で一個止めりゃ全キープできたか。
惜しかったな」

チッ、と小さく舌を鳴らす。
そして果物を拾い上げ、

「おう」

降りてきた少女に返事をする。

630深水ケムリ『ハイ・ギアー』:2010/10/11(月) 01:31:17
>>629
「ゴメンねッ!」

降りてきてまず開口一番、右手を地面に垂直に挙げて謝罪の言葉を発する。
バツの悪そうな『ハ』の字の眉の下、少々濃過ぎるアイラインを引いた目が『二階堂』と
拾い上げられた『グレープフルーツ』の間を行ったり来たりする。

「ありがと、そ、それじゃっ!」

手を自身の頭の高さに挙げたまま、ソロソロと歩を進める。

631二階堂純二『カンディアス』:2010/10/11(月) 01:33:22
>>630
「あん?」

首をかしげた。
ゴメン、とは、なんについてだ?
『拾わせてゴメン』?
何だか、微妙におかしいような。

「いやこれ受け取らねーのかよ。
オメーんだろ? ほれ」

そう言って、グレープフルーツを一個、軽く少女の胸の辺りに放る。

632深水ケムリ『ハイ・ギアー』:2010/10/11(月) 01:39:50
>>631
放られた『グレープフルーツ』をバスケの『チェストパス』の要領で咄嗟に受け止めた。

「ぎゃっ」

受け止めてから、ウシガエルが踏まれた時のような短い悲鳴をあげた。
『グレープフルーツ』に触れた手を叩き合わせてホコリを落とす仕草をとる。

「うわっ、うっわッ! 触っちゃったッ!
 ちょっとナニすんのよテメーッ!!」

細い眉尻をキリキリと逆立て吠え出した。

633二階堂純二『カンディアス』:2010/10/11(月) 01:45:46
>>632
「おいおい何なんだ?
この『グレープフルーツ』……何かあるのか?
ドブから拾って来たとかよォ〜〜〜」

何か『ケガレ』のようなものがあるのは間違いなさそうだ。
手に持っているもう二個のグレープフルーツを観察し、
何か異常でもないのか観察しよう。

「テメー呼ばわりとはひでーなぁ?
俺は善意でやったんだぜ」

634深水ケムリ『ハイ・ギアー』:2010/10/11(月) 01:54:46
>>633
『グレープフルーツ』を見るが、特に異常はない。
全くない。鮮やかなビタミンカラーの表皮には農協のロゴシールが貼ってある。
糖度が高く、食べやすい口当たりが評判の、スーパーの人気商品だ。

「だってもうコレ食べらんないじゃん。
 落としたにしても、せいぜい許せるのって『3秒』じゃないッ。

 あぁ良かった、服汚れてなかったぁ」

手早く服の胸をチェックすると、放り渡された『グレープフルーツ』を物惜しげに見下ろす。

「………勿体なぁーい〜〜。
 アタシの完璧な4ヵ月計画がぁ〜〜〜」

そして重い重い、ため息をひとつ。

635二階堂純二『カンディアス』:2010/10/11(月) 01:59:39
>>634
「はァ〜〜?
何言ってんだこのガキ」

少女の言葉に、眉を寄せた。

「中身が地面に落ちたら俺もくわねーが、
皮なんて洗えばいーだろうが。
あ、オメーあれか? ケッペキショーってやつ?
手袋しないとバスの吊皮に触れないタイプ?」

クルクルと、指の上でグレープフルーツを回す。

「四か月計画って何だよ、
グレープフルーツで四カ月暮らしでもするつもりだったのか?」

636深水ケムリ『ハイ・ギアー』:2010/10/11(月) 02:07:25
>>635
「ガキィ?
 せーぜー変わんないクセしてスッゲ失礼なヤツッ!」

再び眉をキッと逆立てる。
グロスを塗った薄い唇を引いて歯を剥く。 イーッと。


「4ヶ月暮らしってアンタそんだけで生きてけると思ってんの?
 何アンタ妖精さんなの? 絶対アンタ彼女できたコトないでしょッ!

 『グレープフルーツ・ダイエット』よっ。知らない?
 一日三食あるうちの一回をグレープフルーツにすんの。」

637二階堂純二『カンディアス』:2010/10/11(月) 02:13:38
>>636
「クソ生意気な野郎だな!
失礼なのはどっちだ、アァ?
彼女とか関係ねーだろうが今はよォ〜〜〜〜?」

睨みを利かせて凄んだ。
そこそこの迫力はあるが、本気でヤバイ人間のようなレベルには遠く及ばない。

「ダイエットだァ?
はっ、その年でブタかよ、カワイソーな話だな」

638深水ケムリ『ハイ・ギアー』:2010/10/11(月) 02:19:45
>>637
「そーだよねぇ!
 4ヶ月でダイエットって言われてピンと来ないんじゃ絶対ェ彼女いないねッ!!
 断言するッ!!」

凄まれても、一瞬たりとも逡巡せず断言した。
不自然なまでに自信満々だ。

偏光パールのネイルエナメルを塗った爪を高々と挙げ『二階堂』を指差す。

「あとついでに女兄弟もいないと見た」

639二階堂純二『カンディアス』:2010/10/11(月) 02:26:24
>>638
「ンだとォ!?」

チッ、とまた舌うち。
手に持ったグレープフルーツが握られてひしゃぐ。

「妹がいるわボケ!
中学生のがな!
テキトーなこと抜かしてんじゃねーぜガキンチョォ」

(しかしなんだこのガキ……タマ据わってんな)

640深水ケムリ『ハイ・ギアー』:2010/10/11(月) 02:32:20
>>639
「あっ、ぁーーーーー!!
 つぶした! 勿体無〜〜〜〜…………いけど、うぅ」

ひしゃげた『グレープフルーツ』に呻く。
クソみてーな言い合いのなか場違いに柑橘系のいい香りが広がる。


「仲悪そぉー」

口は減らない。

641二階堂純二『カンディアス』:2010/10/11(月) 02:38:46
>>640
「おっと」

グレープフルーツへの力を弱めた。
若干果汁が漏れたが、食えないことはないだろう(誰が食うんだ?)。

「オメーみてーなクソガキじゃあないんでねェ〜〜。
仲は良いんだよ!
オメーは兄弟どころか友達すらいなそーだなあオイ?」

642深水ケムリ『ハイ・ギアー』:2010/10/11(月) 02:50:14
>>641
「さっき『洗えば食える』…って言ってたよねぇ? それ」

半目で口を真横一文字に開ける。
チラチラと手の内の『グレープフルーツ』と『二階堂』とをまた見比べた。


「いるし!!!むしろい過ぎて困ってんだけど!?
 熨斗つけて、あんたにチョット分けてあげたいくらいだし!
 あとねー、4ヶ月後にはイケメンのカレシなんかもできる予定だしー。
 もーおかげでスッゲー金無くて、そんなグレープフルーツ程度でもスッゲー痛手」

643二階堂純二『カンディアス』:2010/10/11(月) 02:55:38
>>642
「お?
ああ、食うし。全然食うし。
持って帰って洗って食うし。
男に二言はねーし。食い物無駄にしねーし」

若干意地になっているところがあった。

「……ん?」

少女の言葉に、また首をかしげる。

「四ヶ月後に彼氏ができるって、どういう状況だよ。
幼馴染とでも再会すんのか?」

644深水ケムリ『ハイ・ギアー』:2010/10/11(月) 03:03:14
>>643
「マジでーホント超助かったッ!
 それじゃソレあげるっ。
 半分に割れば家族全員分くらいにはなるから、ちょうどいいよねっ!?」

ぱっと目を輝かせた。
輝かせた、が、続く言葉に気抜けて肩を落とした。

「………マジに気付いてなかったのぉー。ジーザス、神様ゴメンナサイ。 
 妹さァん、片手間の義理で十二分だから、ちゃんと兄貴を教育してやってよぉ〜〜〜。
 
 今から4ヵ月後! 翌年2月の半ば! 『バレンタインデー』!!
 
 それ以外ないでしょっ!」


両拳を力強く握り締め、両足を広げて仁王立つ。
並々ならぬ意思を込めた目を『二階堂』を通り越し、空に向けた。

645二階堂純二『カンディアス』:2010/10/11(月) 03:08:40
>>644
「え、いや、いいけど。落ちたの全部もらうけど」

さっきまでの良い争いの流れで突然、助かった、とか言われると
若干調子が狂う。
なんか毒気を抜かれてしまった。

「あー……バレンタインデー、か。
俺は、そんなのにかかずらわってねーんだよ」

フ、と鼻で笑う。

「もういんの? そのイケメンの、彼氏候補。具体的に。
まさか相手もいねーのに気合だけ空回ってんじゃねーよなァ〜〜?」

646深水ケムリ『ハイ・ギアー』:2010/10/11(月) 03:17:25
>>645
「1個無いけどいいよね」

先程取り落としたひとつが転がっていった坂の下に視線を一度巡らす。

「な!」

失笑に、明らかに気分を害した様子(今までも結構なモンだが)で言葉を続ける。
だがその後半は明らかに濁ってきている。失速だ。

「い、いるしー。 いるもん。
 まだそんなに親しくないけどー、そんな距離なんかすぐイケちゃうしッ……」

647二階堂純二『カンディアス』:2010/10/11(月) 03:24:56
>>646
「ああ……」

ちらりと、純二も坂の下を見た。
何処かへ転がっていったのか……
チラ見ではグレープフルーツは見つからなかった。

「四ヶ月で『若干知ってる』から恋人まで進展させんのか〜〜。
ま、無理とはいえねーけど、時間はねーよなあ」

手に持った果実を、スーパーの袋に放り込む。

「おまけにオメーみてーな、ケバいガキじゃあ
かなりムズいんじゃねえの〜〜。
背伸びしすぎってやつ?」

648深水ケムリ『ハイ・ギアー』:2010/10/11(月) 03:31:39
>>647
「い・い・の!!
 アタシはアンタとかみたいな年の男にはキョーミないのッ!!
 だからヤなのよねー、同年代とかガキ過ぎて話になんないし!!」

勝手に同年代ということにしていた。

ひとつ、足を踏み鳴らす。
革靴の低いヒールの音がアスファルトに響く。

「やっぱ男は年上?
 包容力が違うっていうかぁ〜〜〜」

649二階堂純二『カンディアス』:2010/10/11(月) 03:38:33
>>648
「…………」

『同い年ってオメー何歳よ』……と言いたくなったが、
流石にそれは、
それを言った時点でやけに子どもっぽくなると思ったので、
(あんな良い争いをしてしまってもう遅い気もするが)、
沈黙した。

「お前みたいな年になびくような大人の男って、
間違いなくロリコンじゃねーかよ。それでいいのか?」

650深水ケムリ『ハイ・ギアー』:2010/10/11(月) 03:42:57
>>649
「いやでも、今はアレでも、あと5年くらいしたらアタシも19だし?
 そのくらいには釣り合いとれてイイカンジなんじゃない?」

未来予想図を描く。
空に。

「ヘヘッ」

予想図はとてもとてもしあわせなもののようでした。

651二階堂純二『カンディアス』:2010/10/11(月) 03:57:14
>>650
幸せな未来予想図を、修正してやりたい。
ロリコンと親しくなったら、お前が19になった頃には、
もうストライクゾーンから外れて捨てられるのではないかと。
だが。

「まあ……そうか、がんばれよ……」

あまりに幸せそうなので、邪魔をするのが悪い気がした。
二階堂純二、最低限の優しさである。

「あー。アホな言いあいをしたら疲れたぜ。
俺は帰る。グレープフルーツありがとな」

652深水ケムリ『ハイ・ギアー』:2010/10/11(月) 04:05:18
>>651
「んへ」

幸せの国から還ってきた。

「お礼とか言われる筋合い無いしッ! ……。

 あー。 ぇー。
 えーと。
 それ。一個130円のちょっとイイヤツだから。多分スッゲーおいしーから」

幸せの国との行き来で時差ボケていたところに、思わぬ言葉が入った。
意味の無い声を数度出してから、時間を空けて特に意味の無い情報を付け足す。

653二階堂純二『カンディアス』:2010/10/11(月) 04:11:55
>>652
ケンカをしたあとでも、友好的な言葉で〆る!
これが17歳の半大人の処世術だ!

「へー、イイヤツなのか。
得したな。じゃあ……『増やして』喰おう」

意味不明の言葉を付け加え、

「ま、四ヶ月がんばれやな。
あとやっぱ化粧ケバイぜ、大人向けだとしても」

最後の最後で余計なことを言う!
これが17歳の稚気だ!

「じゃーな」

軽く手を挙げ、スーパーの袋を持って。
その場から去っていった。

654深水ケムリ『ハイ・ギアー』:2010/10/11(月) 04:23:06
>>653
「全然ケバくないしっ!!」

去られてから、遅れて声をあげる。
友好的な言葉に気を削がれ、反応が遅れたのだった。

半大人の処世術にやられた!



「……。
 …ケバイ………かなァ?
 でもユリみたく付けマツゲ2連とかしてないしぃ、シャドウだってラメ抑えてるし
 ネイルもせいぜいフレンチ程度でデコ入れてないしファンデだって〜……………」

ぽつねんと残された後、流行のキャラクターものの手鏡を取り出してメイクをチェックする。
言い切った後で自信なく顧みる。
これが14歳の至らなさか。


                                    『去る』。

655『Einherjer』(エインヘリヤル):2011/02/12(土) 19:28:46
『……ひまだ。』
人の頭程度の大きさの猫の生首が『公園のベンチに置いてある』。

656『Einherjer』(エインヘリヤル):2011/02/12(土) 22:34:38
誰にも気づかれることなく『消えていた』。

657『ドリーム・シアター』:2011/07/15(金) 02:35:43
「こんな時間に颯爽と」

コンビニの袋を小脇に抱えて公園にやってきた。
こんな時間に誰かいるなんざ思っちゃいねえッ!色んな意味で。
だから未成年でも酒を飲む。そういうオーラを放った男が一人。

「大体どこなんだここはッ」

迷ってもいた。

658『ドリーム・シアター』:2011/07/15(金) 03:07:27
「うわァー、死にたいッ
もう恵まれない子供たちに命を捧げたっていいッ」

飲酒中。
兼悪酔い中。

「よくもこんな なんかひどい感じのレコードをッ」
とかなんとか言いつつ去って行った。


その後職質は受けた。反省した。

659姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/17(日) 22:33:03
「お ねがいしまぁーす」

差し出した手は一歩遅く、スーツ姿のサラリーマンはすぐ側を通り過ぎた。
あ、と思ったときには既に彼は数歩先をこちらの存在なぞ眼中になく歩き去っていく。

 「今度オープンのジム……ぇーと…秋オープンで〜……」

気を取り直し次は別の通行人を狙うも、今度は口上につっかえる。

(……ぅぐー…)



駅前。
ティッシュ配りのアルバイトのなかに、ひどく目立つほど手際の悪い金髪プリンの男がいる。

660『ドリーム・シアター』:2011/07/17(日) 23:32:19
「颯爽と以下略」
コンビニ帰り。


>>659
颯爽と通りかかるたぶん大学生。所で颯爽ッてどういう意味デスか。

「とりあえずくれ」
ティッシュをねだった。

661姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/17(日) 23:41:59
>>660
「秋オープンのスポーツジ……ぅおあっ」

何十回目かの空振りの直後、かけられた言葉に声をあげた。
手に持ったプラスチックのちゃちいカゴにはポケットティッシュがまだまだたっぷり入っている。

「あ、どっどうどど どうぞ」

慌てた様子でカゴに手を突っ込み、ポケットティッシュを5個つかんで差し出す。
横着。

ティッシュには今秋オープンするスポーツジムの告知と新規会員を募る旨の目立つ広告紙が入っていた。

662『ドリーム・シアター』:2011/07/17(日) 23:49:43
>>661
「ドーモドーモ、アリガト」
差し出されたティッシュを全て受け取る。

「ふーん、ジムねぇ…いいですねぇ」
広告を見て銀縁の眼鏡が光った  ように見えた。

「ねえねえ、これってどの辺に出来るんッすか?近場なら興味あるなぁ」
慌てた素振りになんの気遣いもせず質問する。

663姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/18(月) 00:01:47
>>662
「えっ。
 …………ぁー……えっと…ぁ。ちょ、ちょっと待って」

視線を左右に彷徨わせてから、自分の手持ちカゴからひとつティッシュをとりだす。
隅から隅までざっと目を通しだした。

「………え、駅前…とか?
 あ、えーと………………あ、裏に地図載ってる載ってる。
 駅から徒歩五分にあるビルの3〜4階……だって書いてあった」

広告をよく見ようと、ひとつフィルムの割り線を剥きだした。

664『ドリーム・シアター』:2011/07/18(月) 00:10:08
>>663
「駅前とか定番な感じだなあ、英会話とかの、なんつーか、習い事っていうか」
英会話とかの。

「あー、そんなとこにできるんだなあ。
…で、どのへん?あんまりこのへん詳しくないんでさ」
広告を覗き込む。

665姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/18(月) 00:19:36
>>664
広告(裏)には略しすぎて幾何学図のようになった案内図が載っている。
最短ルートらしき道のりを点線矢印で記してはいるものの、
この周辺をよく知っている人間でないと理解に苦しみそうな図だった。


「あるあるある…そこのビルなんか、そんなんばっかだよ。
 1Fはケータイ屋だけど2Fから上は塾とか料理教室とかやってたりとか、色々。
 ジムはそこに新しくできる、みたい。
 場所はねー、そこのコンビニの角をクィッと曲がってスッと行って左にピャッと」

擬音と指差しだけで説明になっていない説明をしだした。
一応、指差した先には小さなコンビニがある。

666『ドリーム・シアター』:2011/07/18(月) 00:28:39
>>665
広告を穴が開かんばかりにじいっと見る。
うんうん唸りながら見る。

「なんだろうかこれは。8ビット時代のゲームのマップか何かかッ!
目的地には1ステージに3つあるうちの通行手形が一つ置いてでもあるのかッ」
ギブ。

「ふーん、なんかいろいろやってんだなあ。テナントってやつ?
しかしなんだねキミ。ビャッとかニャンとかキミ。栄光の背番号3かキミ」
一応指差した方向を見ながら。

「ん?つーかさっき買い物してきたコンビニじゃあないかアレ」
ぶら下げた袋には同じロゴが入っている。

667姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/18(月) 00:37:49
>>666
「えーわかりやすいじゃんこれ。
 クィッ!スッ!ピャッ!だってば。これで迷うヤツいないってー」

へらへら笑う。
相対化のできない現地民である。
名誉はまだない。

「そこのコンビニ曲がった先ってテナント雑居ビル多いよー。
 あといかがわしー店とか……あぁ、アッチから来たんだ。
 あのへんって駅から近いわりと細い道多いよね」

668『ドリーム・シアター』:2011/07/18(月) 00:45:29
>>667
「いやわからんっつーのにッ
ニャンッとかパラリとかそんなん言われてもだな」
現地民と他民族との会話の溝は深い。理解的な意味で。
しかしネタが古すぎて誰がわかるのだろうか。

「とりあえず最初に言っておくが特にワタクシいかがわしい店とは関係ありません。
…まあ確かになんというか、うん。分からなくて迷った」
事後。

669姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/18(月) 00:53:42
>>668
「何その猫がチャーハン作るとうまい、みたいな音。
 ……なんだ、迷子だったの。どこ行くつもりだった?
 ちょっとくらいなら、このあたりなら、わかるしせつめーできるけど」

指差したままの手を所在無さげにくるくる動かす。
現地民の僅かな優越感を身に帯びつつ。

670『ドリーム・シアター』:2011/07/18(月) 00:58:10
>>669
「わからないだろう!猫がチャーハン得意かもしれないだろう!
…うん、なんだっけ、公園までいけばとりあえず帰り道は分かるんだけど。
近いか遠いかすらわからん」

他民族の劣等感といったらない。
頭に手をやり掻いてごまかす感じの。

671姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/18(月) 01:06:37
>>670
「………うん」

自分で言っておいて、強弁されるや残念そうな目を向ける。

「このあたりで公園っつーと……ぇーと……………。
 近いのはー……そうだそうだ。ポストが前にあるとこかな。名前とか、知らないけど。
 でもアレ、そこの駅の反対口からすぐじゃん?」

柵越しに駅のホーム、そして更にその向こうに見える町並み。
一部木が青々と集まって茂っているところがある。

672『ドリーム・シアター』:2011/07/18(月) 01:12:06
>>671
「…うん」
勢いの後訪れるは後悔の念のみ。

「ん、あー、それそれ。こんな感じの公園だったなあ…
…つーかめちゃくちゃ近いな…」
目で見て確認して己の愚かさの再確認をする。
こんな空しいことは無い。(反語)

673姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/18(月) 01:16:45
>>672
「けっこー歩いた…でしょ。
 このへんぐるっとまわるくらい」

残念そうな、から同情に視線の色が生暖かい方向へ変わる。

「……あ、そーだ。これ、バイトが自分で使っちゃダメなんだって決まり、なんだけど…
 これもついでに貰ってもらう…とか……ダメ?」

ずっと手に持ったまま存在を忘れられていたフィルムが開いたティッシュ(−広告)を
今更感あふれるタイミングでおずおずと差し出す。

674『ドリーム・シアター』:2011/07/18(月) 01:27:27
>>673
「…そーいやそうかもなあ。
ずいぶん時間かけてるよーな気が…」
思い当たる節が多数。
原因判別できません。

「んー、そうだなあ。帰り道教えてもらったし、それもよかろう」
微妙に偉そうにティッシュを受け取った。
意味の無いささやかな見栄みたいなものだ。

675姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/18(月) 01:35:37
>>674
「わかりにくい道とか多いから、その……ぁー。あるある」

歯切れの悪いフォローをいれる。

「ありがとー。
 まだいっぱいあってさぁ。箱一個配らないと帰れない、んだよねー」

人通りの邪魔にならないよう隅の植え込みに沿ってダンボール箱がひとつ置いてある。
もちろん中にはティッシュが八文目まで入っている。

676『ドリーム・シアター』:2011/07/18(月) 01:40:29
>>675
「うん。気持ちはありがたいがその優しさが傷つく」
全てを台無しに。

「…なあキミキミ。これ、いつから配ってんの?」
段ボール箱の中身に旋律を覚えながら聞いてみる。

677姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/18(月) 01:49:07
>>676
「なんだと」

無碍にされたぞ。


「…え、昼…ちょっと前、から?
 最初よりはだいぶ減るの早くなったんだー。
 スゲー進歩ってカンジ。もっとやったらもっとテキパキできるねッ!」

長いアルバイト生活のせいか無駄な面接時有効能力
『大したことの無いことでもポジティブに伝える』を覚えたようだ。

678『ドリーム・シアター』:2011/07/18(月) 01:54:54
>>677
「気にするな」
気にするな


「ふ、ふうん、進歩したのかあ。
…ま、ティッシュ配りって案外慣れるまで難しいからなあ」
バイト当初の姿を想像するだけで怖い。
想像がつくから怖い。

679姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/18(月) 02:04:21
>>678
「気にしない……から、あと4つくらい貰ってって。
 キリ良く10個」

バイトの自己消費不可のルールは厳守するがそれ以外は無視する所存。

「最初とかダメダメ、でさぁ。こんなできないヤツは初めてーとか言われて正直泣いた、けど、
 バイトのほかのひとに、コアタイムっていうの?狙い目の時間があるんだって教えてもらってさー。
 コツがわかってきたっていうか。
 これで、そのほかの時間にも歩いてるひととかにももうちょっと渡せれば、
 スーパースピードアーップできるんだけど」

向上心を湛えた至極マジメな表情だ。
バイト当初の想像は合っている。とても、すごく。

680『ドリーム・シアター』:2011/07/18(月) 02:10:14
>>679
「まあよかろう」
いいのだろうか。グレーゾーンならいいのだろうか。

「結構苦労して覚えてんだなあ…
狙い目の時間帯以外は人を選ばないで差し出しちまえばいいさたぶん。
内容はともあれ、くれるっつーのを受け取らない奴はそんなにいねえって。
日本人ならなおさらつーか」
実体験より。
泣かずに何故か逆ギレしたけど。

681姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/18(月) 02:17:35
>>680
「アンタって……コアタイムのひとみたいだ……。
 ありがたいなぁ。えへー」

コアタイムその1=複数貰いに来る買い物帰りのおばちゃん出没時間

「んー…意外とキビシイ、んだよねー。
 オレとか、道でティッシュ配ってたら2個くらいもらっちゃうんだけどさ。
 いまいち……その、なんつか…うまくいかない」

実体験。
かなしいことばだ…

682『ドリーム・シアター』:2011/07/18(月) 02:28:24
>>681
「だがこれ以上は断る」
おばちゃんはいつでも受け取ってくれるのだ。
だが広告にはさっぱり興味を示さないのだ。

「…そうだなあ。受け取る時ってキミは何を考えて受け取る?
ノーリスクだし損もねーし、まあ、いいかっつー感じだろう?
皆そんなもんだ。笑顔とともに押せばいけるいける」
実体験その2。
配る側に回った時の結論である。

683姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/18(月) 02:36:43
>>682
「ん、いいのいいのありがとー。
 10個も悪いねかさばるのに。でもティッシュなら使い道あるし、いいよね」

「……え。
 まず一個目は…歩いてる先に手ぇ出されたから……みたいな…」

反射で生きる男。

「…ほかの人はいっぱい考えてる、のか……そか…。
 そ、それはともかくアレだね。笑顔笑顔。
 ソコは最初にリーダーのひとに言われたよー。元気に笑顔で手際良く!って」

しゅば! と差し出す手振りをする。

684『ドリーム・シアター』:2011/07/18(月) 02:45:13
>>683
「まあ花粉症だか多汗症だかの知り合いにでも押し付けるさ」
自分で使うという思考は無い。

「んー、まあ目の前に出されたからっつーのもいるだろう。うん」
刹那的な表現でいいじゃないか。>反射で生きる男

「笑ってれば少なくとも怒られやしないしな。
こんな感じで」
受け取ったティッシュをさりげなく通行人の手元あたりに差し出そう。
有無を言わさぬ笑顔で差し出そう。

685姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/18(月) 02:50:58
>>685
「おお…」

目の前のスマートなお手本に尊敬のまなざしを向ける。

「あ、渡す相手の手ェ狙って出すってポイント?
 だったりする?」

紙のメモは無いので心のメモ(自動消去機能付き)にレクチャーを書き込む所存。

686『ドリーム・シアター』:2011/07/18(月) 02:55:53
>>685
「ポイントっつーかなんつーか。
手元と目線の中間くらいがベストだと思うぞ。
一番受け取りやすいんじゃねーかな、って」

似非レクチャーその1。

「あとは変に遠慮して出さねーのがポイントかもな」
似非レクチャーその2。

687姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/18(月) 03:01:47
>>686
「あー、なんかオレいっつも
 自分が出しやすいくらいの高さでテキトーに出してた、かも」

何度も頷く。

「おぼえとこ。
 よし………よし。なんか、オレスッゲーできるような気がしてきたよ。
 コアタイム前にいっぱい配り数を稼いじゃおう」

やる気充填。
フツフツとやる気を滾らせ拳を握る。

「『今秋オープンのスポーツジム、会員募集中です』ッ!
 よし、セリフだって完ッ璧なんだからなぁー」

688『ドリーム・シアター』:2011/07/18(月) 03:05:58
>>687
「よしよし、その意気だ!勢いってのも大事だぞ」
親指を立てた激励。

「ちっとばかし羞恥心が残っててー、なんて理由もあったんだったらな、うん。
初対面でただの通りすがりの俺なんぞとこんだけ話せてんだ、どーってこたあないさ」
少し強引な激励。

689姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/18(月) 03:16:13
>>688
「だよね、だよね!
 ぶっちゃけ恥ずかしいシゴトとか他に色々あったし…そこはヨユー、だよッ!
 この勢いで、バスッと渡してビュビュッとやってしまおー」


 
「今秋オープンのジムすッ ぁいや スポーツジ……ム………あ、どうも…」

通行人の一人に狙いを定め、口上を述べる。
言い損じ、言い直している間に、事もなく……とりあえずは受け取ってもらえた。

「噛んだ」

690『ドリーム・シアター』:2011/07/18(月) 03:23:11
>>689
「何の仕事だかすっげぇ気になるぜ!でもとりあえずいいぜ!
ニャンとやってチャーンとやってしまえい!」




「勢いは認めよう、うん。あとは慣れよう」
評価3。(5段階評価)

「噛んでもとりあえず受け取ってもらえりゃあいいんだ。
それが目的なんだし」

「あとはまあうん。頑張れっつーか、うん。
道教えてくれてアリガトな」
検討を祈りつつ『去った』。

逆方向に。

691姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2011/07/18(月) 03:32:19
>>691
「モロロッ ピッチャーンとやろう 応ッ!」

ひとり喝入れ。

「だ、だよねっ。
 それにオープン時期とかジムとかなんて……中の広告見りゃあわかる、しね。
 オレが言い間違ったって、全然それでどーこーって、ことは、ナイ…もんね。うん。

 …え…あ、そっちは………………」


言いかけたところで、駅前の時計の針が指している時間に気がつく。

「やべっ、もーすぐコアタイムじゃんッ!
 おしごとおしごと」

長々と案内にレクチャー(受講)にと脱線していたが労働に戻る。
戦いはこれからが本番だ。




なお、この日はいつもよりずっと早く帰宅できたという。

692『ビクトリーゲート』:2021/06/26(土) 09:11:29
鉄塔の上に5・6歳くらいの少女が座っている
『全裸』で

いや、鉄塔から生えた『旗』に身を包んでいるのだが

「どうせ誰も見てないんやから、ちょっとくらいええやろ…」

693鞍 旅人『スルー・ウォーター』:2021/06/27(日) 15:18:44
>>692
知らない街に来て、知らない場所を見る。
それはとても楽しいことだ。

この静かな街にはなにがあるのだろう。
目の前に『スルー・ウォーター』で作った『硝子玉』と『虫眼鏡』を望遠鏡のように並べながら周囲を見やる。

街の中心部にある鉄塔、そこに……全裸の、少女がいた。


私は、見なかったことにした。

694『ビクトリーゲート』:2021/06/27(日) 18:28:36
>>693
ついさっき、何かの視線を感じた気がしたが
どうでもいい事だ

ガランとして、誰もいない、誰にも見られないこの状況

生まれたままの姿になる解放感を今しばらく楽しみたい

695『ビクトリーゲート』:2021/07/03(土) 09:19:24
>>694
やがて少女は移動する旗に摑まって鉄塔を降りて行った
次は見つからないように、こっそりと遊ぼう…


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