[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【場所】『小道』
1
:
『我々は皆運命に選ばれた兵士』
:2006/10/24(火) 07:06:03
死者と出会う場所、死者と話す場所。それがここだ。
『街』で死んだ者は、ここに留まることができる。
ただし長居は厳禁だ。
※死者、留まっている死者に用がある生者以外は入れません。
116
:
桐生 祐季『ゼロ・ポイント』
:2008/05/04(日) 23:30:07
>>115
「………ぁ…」
その虚ろな視線がそれを捉える。
「なんだよ…生きてんじゃん……慶…」
よたりよたりと茅峰の方に向かう。
117
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2008/05/04(日) 23:38:11
>>116
「………ZZZ………む? ユーキ、こんにちわ?」
桐生さんの足音や気配に気付いたのか、茅峰はむくりと体を起こした。
ぼんやりとした顔で周囲をキョロキョロと見回している。
「む……? 此所は……何処?
オレ、敵のスタンドに体をぶち抜かれた筈……?」
自分の死際を思い浮かべた途端、じわりと体から染み出した血液が服が汚れた。
118
:
桐生 祐季『ゼロ・ポイント』
:2008/05/04(日) 23:44:17
>>117
「あぁ、よぅ……」
いつもより足取りがおぼつかない。
「ここは広場で…何、言って―――!」
何か喋ろうとして言葉に詰まった。
「お前…その、血は…?」
119
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2008/05/04(日) 23:50:38
>>116
年相応に小さい手で傷口を押さえるが、流れている血は止まらない。
如何考えても致命傷なのだが、不思議と痛みはそれ程無い様だ。
そして、茅峰は根拠は無いがハッキリと分かる感覚……『自分は死んだ』と言う事を認識する。
「む……ゴメン、ユーキ。 オレ、敵にやられて死んだみたい。」
あっさりとした口調でさらりと桐生さんに事実を告げる。
120
:
桐生 祐季『ゼロ・ポイント』
:2008/05/04(日) 23:55:02
>>119
「………何、言ってるんだよ…慶は、ここにいるだろ?
そんな怪我くらい……オレが、治療してやるからさ……」
自分の手が汚れるのを構わず、傷を止血しようと手で押さえる。
121
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2008/05/05(月) 00:08:25
>>120
流れ出て来る血液には温かさを感じない。
「む……今のオレは幽霊って言う奴だと思う。
ほら、柳の下とかで人を驚かせてるみたいな奴。」
両手で桐生さんの頬を掴み、茅峰は自身の体から引き離す様に左右に大きく引っ張った。
「こんな風に触る事は出来るけど、多分これはオレの体じゃ無い。
きっと……何時かきっと……この体は煙か何かみたいに消えてしまうのが感覚で分かってるんだ。」
自身が感じている『異常』を桐生さんへと隠さずに伝えた。
122
:
桐生 祐季『ゼロ・ポイント』
:2008/05/05(月) 00:17:10
>>121
「痛い痛い痛い!
何すんだよっ!」
とっさに払う。
「何、言ってるんだよ……慶は、ここにいるだろ?
消えたりするわけ、ないだろ?
ほら、一緒に帰るぞ……」
ぎゅっと手を握り、引っ張る。
その目には今にもこぼれそうなくらい涙が溜っている。
123
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2008/05/05(月) 00:26:56
>>122
「む……それは無理。」
何処かの殺人鬼宜しく、桐生さんの強く握った手がズブズブと茅峰の掌の中へと入り込む。
茅峰の体も心無しか透け始めて来た様に見える。
「む……今のオレは魂がこの場所にしがみ付いてるだけだから……。
それに、既に殺されてるオレが此所から外に出るのは不自然だと思う……。」
124
:
桐生 祐季『ゼロ・ポイント』
:2008/05/05(月) 00:32:06
>>123
「………ぁ…」
その現象と見た目で察してしまった。
それでも手を握ろうとする。
「いやだ……嫌だよ。
行かないでくれよ……。
お前がいなくなったら……オレ、どうしたらいいんだよ。
まだ、言ってないこと、あるのに…」
その目から涙が溢れる。
125
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2008/05/05(月) 00:40:56
>>124
「む………。」
こんな風に泣いている女の子を目の当たりにしたなら、素直で紳士である男の子がする事は当然一つ。
それは………
「むんッ!!」
脳天に全身全霊の力を込めた全力のチョップをかます事だ。
「む……オレはお前なんか知らない。
ユーキはお前なんかよりももっとカッコ良くて男前のお姉ちゃんだった。」
そう言うと、茅峰は桐生さんの手を回避して再び両頬に手を当てた。
両サイドから力を込め、茅峰は桐生さんの顔を縦長にする。
126
:
桐生 祐季『ゼロ・ポイント』
:2008/05/05(月) 00:49:55
>>125
「あだっ!?」
頭を押さえる。
「…………な、何すんだよっ!?」
縦長にされたせいで聞き取りにくいが、いつもの喋り方だ。
127
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2008/05/05(月) 00:55:45
>>124
「む……こんな風に泣き言ばかりを言う様な女の子をオレは知らない。」
頬に手を押し付けたまま、茅峰はリズミカルに前後へ腕を動かす。
掌を引き剥がさない限りは、頬の肉もその動きに合わせてムニムニと動く事だろう。
「だから、叩いた。」
128
:
桐生 祐季『ゼロ・ポイント』
:2008/05/05(月) 01:00:18
>>127
「だーっ、いい加減にしろっ!」
無理矢理引き剥がす。
「……ごめん」
そしてぽつりと呟いた。
「オレらしく、なかったよな」
129
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2008/05/05(月) 01:07:56
>>124
「む……ユーキ、『久し振り』。」
掌を引き剥がされた茅峰は、桐生さんへと挨拶した。
「むむ……それをユーキが自覚出来たからには、オレ心残り無い。
とと様もかか様も強いから、きっとオレがいなくなってもダイジョーブの筈だから……。」
130
:
桐生 祐季『ゼロ・ポイント』
:2008/05/05(月) 01:14:23
>>129
「あぁ、久しぶりだな」
必死に笑顔を作り、笑ってみせる。
「………そんなことないと思うぜ。
子供が死んで大丈夫な親なんていねーよ…。
すごく、悲しんでると思うぜ…」
131
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2008/05/05(月) 01:19:55
>>130
「む……それじゃあ、とと様とかか様泣いてるのかな……。
………ユーキ、とと様とかか様が泣いてたらオレと同じ事をしてあげて……。」
要するに、茅峰の両親の脳天に一撃食らわせてやれと言う事らしい。
「オレからの喝だって言うすれば良い。」
132
:
桐生 祐季『ゼロ・ポイント』
:2008/05/05(月) 01:24:46
>>131
「………あぁ、わかったよ。
キツイ一発をかましてやるよ」
ニッと笑ってみせる。
「慶は……悲しくないのか?
もっとやりたいことだってあっただろ?」
133
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2008/05/05(月) 01:31:43
>>131
「む……そう言われても別に無い。
オレは何時もやりたいと思ったら直ぐにそうしてたから。」
そう言うが早いか、茅峰は桐生さんの唇にキスをした。
それも、熱烈な奴を。
「こんな風に……ね。」
134
:
桐生 祐季『ゼロ・ポイント』
:2008/05/05(月) 01:36:30
>>133
「そうか、それは―――ふぁっ!?」
唐突に口を塞がれ変な声が出る。
「んっ、ぁぅ…」
幼女とは思えない声が漏れる。
「お、お前………」
唇を押さえて真っ赤になっている。
135
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2008/05/05(月) 01:45:06
>>131
「……今のには文句も返品も受け付けないのでそのつもりで。
野良犬に噛まれた思って忘れる良いと思う……ついでにオレの事も。」
にやりと笑いながら、茅峰は桐生さんの頭を優しく撫でた。
「む……そんな訳で心残りも無くなったから、そろそろオレ成仏しよう思う。」
136
:
桐生 祐季『ゼロ・ポイント』
:2008/05/05(月) 01:59:47
>>135
「バーカ、忘れてやるもんか。
絶対覚えててやるからな。
なんてったって……お前は…」
少し言葉に詰まるが、意を決して口を開く。
「オレの『初恋』なんだから。
オレ、『桐生 祐季』は『茅峰 慶』の事を本当に好きだったんだぜ。
だから最期の一瞬だけでいい。
オレだけを見てほしい。
オレの『恋人』になってほしい」
顔をぐっと近づけ、茅峰の目を見て言った。
(この言葉、本当はもっと先までとっおきたかったけどな。
でも…それがもう叶わないことを知ってしまったから。
だから…せめて……)
137
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2008/05/05(月) 02:09:56
>>136
「むう………了解。 今からいなくなるまでの間だけ、オレはユーキの彼氏だ。」
告白の言葉に大きく頷くと、茅峰は桐生さんを強く抱き締める。
桐生さんの体へと自分の無い筈の体温が伝わる様な感覚を茅峰は感じた。
そして、茅峰は後ろを『振り返る』。
「オレも………ユーキ大好きだった………。」
そんな最後の一言を残して、茅峰の魂はこの世から消え去って行った。
138
:
桐生 祐季『ゼロ・ポイント』
:2008/05/05(月) 02:23:30
>>137
「……」
その抱擁に身を任せる。
「あったかい…」
つかの間の温もり。
そしてそれが消える感覚。
「両想い…だったんだ…すごい、嬉しいよ…。
……ありがとう……………そして、さようなら…。
オレ、頑張るからさ……空から…見ててくれよ」
そして、そのまま『振り返らずに』歩いていった。
桐生 祐季『ゼロ・ポイント』
―――→束の間の夢を見、そして未来に向けて歩きだす。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板