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ミッション『アンドロギュヌスの陰謀』

279七市 敬司『クリア・ザ・デックス』:2006/10/14(土) 03:30:29
>>272
七市は服を確認している途中で気配を察し、壁を警戒しブローチをポケットの中にしまい込んだ。
何らかの『スタンド』を使って男が侵入してくる。

(……さて、いつから、この部屋は出入り自由になったのかね?
 予測するに今度は壁抜けマジックの類か?)

厄介なことになってきたと感じながら、次の客を迎え入れる。ほぼ、強制的に。
副大統領直属と言うことは現時点で『大統領代理』であり、七市自身の上司にもなるだろう。
入院している間出来なかった報告が出来るということに少しだけ幸運を感じながら、

(ディビスの一件については黙っておく必要がありそうだな。)

ディビスとの一件はまだ迷っている。ならば語らない方が良い。
だが、あとのことは報告の義務に従い話すだけだ。それが『仕事』だ。

「まず、場末のビリヤード場で『歓喜の歌』の構成員と接触した。
 その構成員と戦闘になったが逃げられた。ヤツはその後、『懐古』によって『始末』されたらしい。
 で、『懐古』の一員と思われる男に救急車で運ばれてこの有様だ。
 
 よって、俺が掴んだ情報だが……まず、『懐古』の側はこれだけの規模の病院と、
 ある程度『こちら側』に属している人間もいると言うことだけだろうな?
 これはアンタ達の方が詳しいと思うんだが、『懐古』は古い組織らしいのでな?
 
 それから『歓喜の歌』の構成員がこんな気になることを口走っていた。
『歓喜の歌』は消滅し『新しい組織』に『到達』した。ってな。
 俺が掴んだ情報、と言えるかどうかはわからないがそこまでだ。」

表情一つ変えずに報告を終える。これでも『本職』だった。そう言う自負はある。

「さて、ここからは俺が聞きたいんだが、前大統領が暗殺されてから何日経った?」

せめて、自分が何日眠っていたのかを知るぐらいはしておきたい。


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