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ミッション『アンドロギュヌスの陰謀』
165
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/09/03(日) 15:38:09
>158
病院の中でしかも周りには煙草がない。吸いたくて仕方がないのだが、そうもいかない。
少しだけ手持ちぶさたな気持ちを抑えて、七市はディビスと話を続ける。
「……確かに良い街だな。隠居としゃれ込んで少しの間と思っていたが、
思ったより長居をしてしまったほどだ。そのために仕事までするほどにな。」
それが生まれた街なら、なおさらだと思いながら、息を大きくはいた。
「『天使』か。ふむ、それが何を意味するかわからないが、なりたいと願うなら、なれると良いな?」
あいにくと祈る神を持ち合わせていないことを、このときはばかりは恨めしく感じた。
『祈る』という言葉はこういうときに使うべきなのだろうな、とも。
「……しかし、その『no neme』と決着を付けたいと願っているなら。
お節介なことだが、自身の手でつけるべきだ。そうしないと、ものすごく後味が悪いぜ?
『天使』は自ら手を下すはず、部下に命令するのでは、『天使』を通り越して『神』の領分だぜ?
俺の記憶ではな。それとも君の言う『天使』は、そういうものじゃないのかね?」
敵のトップでありながら、昔なじみの友達のような錯覚を感じていた。
だからだろうか、こんなどうでも良いことを話してしまったのは。
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