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【場所】『名前の無い探偵社』
464
:
『探偵社』
:2010/09/04(土) 00:54:08
「さて」
『 ド ド ド ド ド ド ド ド ・ ・ ・ 』
……ふと、『伊刈』の意識が覚醒する。
気がつけばそこは、どこかのマンションの一室だった。
ソファーに座らされ、目の前のテーブルの上には、氷の入ったアイスティーが置かれている……。
「『伊刈シンジ』くん、僕が……彼女の『師匠』(マスター)であるところの、『不在探偵』刑部雌蕊だが…。
……………君は何者だい?」
顔を上げると、テーブルを挟んで向かい合わせのソファーに、痩せぎすの身体のラインがくっきり浮かぶぴっちりした黒いへそ出しチビT、
白いホットパンツ、茶色いレンズの色眼鏡、頭に市松模様のキャスケットを乗せ、黒髪を二つに分けて片方だけ三つ編みに束ねた、どこか
中性的な雰囲気の漂う女性が居た。
「まあ別に、君がどこの誰でも構やしないが…………。
余程のことがない限り、君の手助けは徒労になるから、無駄な事はやめて適当に探す振りでもしておくといい。キシシッ…」
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