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萌えラジ 2003.05.27
1119
:
スーパー写真塾(1991年)
:2003/05/30(金) 08:42
でも、お父さんが死んで、わたしは本当に一人ぼっちになって……。そしたら、このままじゃ嫌だっていう気持ちが湧いてきて……っ
そして、やっぱりわたしは、
>>1111
のことが忘れられないんだって思ったの。思いが抑えられなくなってきちゃって……っ
だって
>>1111
は、わたしの初恋の人なんだもの……。すっと、すっと好きだったんだもの……
わたしは……わたしは……っ。
>>1111
のこと、わたし、子供の頃から大好きだった。だから子供の頃、
>>1111
と別れるって聞いたとき、すっごく泣いたんだよ。すっごく泣いたんだから……っ
でも、
>>1111
とは笑顔でお別れしたいと思って。好きだったから、
>>1111
にわたしの笑顔を覚えていて欲しかった。そして、いつかまた、
>>1111
に会えるって思って……
だからわたしは、
>>1111
と別れるあの時、精一杯の勇気を振り絞ったんだよ。結婚しようって約束したよね。わたしにとっては、あれは精一杯の勇気だった
もしかしたら、
>>1111
ともう会うことはないかもしれない。でも、わたしはそうしても
>>1111
が好きだった……。
>>1111
との繋がりを消したくなかった……っ。だから、約束をしたんだよ
あれは、
>>1111
にとって、ささいな約束だったのかもしれないけど……。わたしにとっては、とても大切な約束だったの……っ
たとえ離れても
>>1111
との関係を、唯一、繋げてくれる約束だったから……っ。
>>1111
があの約束を受け入れてくれた時、わたしは本当に嬉しかった。だから笑顔で別れられたんだよ……っ
でも……。本当に長かった……。
>>1111
との再会までの時間は、わたしにとっては本当に長かった……。わたしは、一生懸命にハーモニカを吹き続けた。いつか、この音色が
>>1111
の耳に届くんじゃないか、って……
でも、年を経るにつれて、こんなことをしても、意味がないんじゃないかって思えてきた……。だって、こんな小さなハーモニカの音色なんて、こんな大勢の人がいる世界で、
>>1111
の耳にだけ届くなんてありえないもの……っ
それでも、わたしはこのハーモニカにすがるしかなかった……。あの約束にすがるしかなかった。わたしにとっての、
>>1111
との接点。それは、このハーモニカと、あの約束しかなかったから……っ
そして、四度目の引越しのとき……、この街に引っ越してきた時……。わたしの願いが、ようやく届いた……
夕暮れの屋上で……。
>>1111
が立っていた……。
>>1111
は最初、わたしのことがわからなかったみたいだけど……
わたしには、すぐにわかった。心臓が張り裂けそうだった。心が……飛び出しそうだった
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