[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
家は宿でも合宿所でもねぇぞ!!! [非同人]
300
:
221
:2002/04/06(土) 14:41
しかし結局、その脳の支障もさほど危険なものではないからという診断結果により手術をされるよう
なことも無く、一週間ほどで彼は退院してしまいました。様子見と休養の為、実家の方に引き取られて
いきましたが、いずれこの部屋に戻って来るのではないかと慄きました。部屋に居る時は必ず玄関ドア
にチェーンを掛けるようになりました(それまではチェーンあまり掛けない方だったのです)積極的に
閉め出すほどのつもりはありませんでした。相手は鍵を持っているのだし、留守中なら簡単に入れます。
それに私の勤め先も知られているので部屋でだけ難を逃れても意味がありません。ただ、チェーンが掛
かっていればもしもの時、少しでも時間が稼げるのではないかと、そんなことを考えた気がします。こ
れが幸いしたのかアダになったのか分かりませんが、不安は的中してしまいました。
その日は休日で、仕事の疲れとここ数ヶ月の心労でぐったりしていた私は昼間から布団にもぐりこん
でいました。うつらうつらしていたところへ、突然、玄関からガツーンガツーンという激しく金属がぶ
つかり合う音が聞えて来ました。慌てて飛び起きてみるとはたして、鬼がいて、怒り狂っていました。
「開けろ」とか何とか、罵詈雑言怒鳴り散らしてドアを何度も引張っていました。
玄関に出た私を見て鬼はますますヒートアップしてしまっているし、この場をなんとかやりすごして
も、次にまたもっと酷い事が起こりそうに思えました。私は急いで着替えて財布と鍵を掴んで、開ける
からと宥めてチェーンをはずしました。押し入ってきた鬼と入れ替わりに外に飛び出して、とにかく必
死で逃げました。鬼は追いかけては来ませんでした。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板