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難民避難所

92転生68:2002/03/18(月) 04:41
その4

父厨の目を盗んで携帯をポケットへ入れる事が出来ました。そして父厨に怪しまれない様に
私も靴を脱ぎ、お茶を用意しました。せっかく作ったお菓子は父厨へ・・・
父厨を座らせると、私は台所に近いと言う口実から、扉に近い方へ座りました。
そして父厨から見えない位置で携帯リダイアル。あとは現状況を警察に伝わる事を願います。
「改めてお話を聞かせてもらえますか、G県厨父さん」
私は部屋にG県厨父がいる事を訴える様に、会話の度に何度もG県厨父の名を呼びます。
「お前が自分の都合で出してる警察への届出を取り消せと言っているんだ。」
私は相手を怒らせない様に気を付けて言葉を選びます。噛み合わない会話が続きます。
父厨の怒鳴りに近い言葉をビクビクしながら受け、ゆっくりと電話を盗み見ると、
電話はすでに繋がって居ません。気が付いているのかいないのか分りません。
私は祈りながら、もう一度リダイアル。その間にも父厨は言葉が荒いできます。
そしてついに父厨の冷静さが失われました。
「俺は話し合いに来たんじゃない!お前が取り消せばそれだけで良いんだ!」
父厨、切れるの早いよ・・・お茶入れてまだ数分だよ・・・・私は必死に落ちつかせますが、
父厨の怒は大きくなって行きます。そしてついに父厨の怒爆発
「素直に謝れ!謝罪しろ!お前が警察に捕まれ!」
某野球球団の星の頑固な父のように、机をひっくり返しはしなかったのですが、
父厨は手にしていたティーカップを私に投げ付けました。そのまま叫びます。
「お前のせいで家が酷い目に合ってることが分ってるのか!」
震えている場合ではありません。いえ、震えている余裕をくれませんでした。
父厨は動けない私に殴りかかってきます。なんとかそれを避けた私は
携帯を掴むと、再び殴りかかってくる父厨に机を蹴り付けました。
机は父厨の脛にぶつかってくれました。私は慌てて扉を閉めながら(部屋の入り口扉と玄関
僅かな時間稼ぎのつもりだったようです)外へ助けを求めに行きました。
部屋から一番近い(裏に通じている)階段を駆け下りると、部屋の騒ぎを聞いていた
階下の部屋の住人が、扉を開けて私を匿ってくれました。私はお礼を言う事も出来ずに、
その場に崩れ去ると、手にしていた携帯で、再び警察に連絡。情けない事に
上手くしゃべれない私のかわりに、そのお部屋の住人が電話の応対をしてくれました。
幸い、私がこの部屋に逃げ込んだ事は父厨にはわからなかった様で、
暫く外を探していたようですが、そのまま消えました。
多分駈け付けてくれたお巡りさんを見て、逃げたものと思われます。(推測)


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