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長編、長文支援スレ
468
:
名無しnoゆうな応援2-5-4/5</b><font color=#FF0000>(HajiDrTM)</font><b>
:2003/09/21(日) 16:12
コースの向こうから、茶色い巨大な毛皮の物体が、土煙を上げながら突っ込んでいく。
それは僕たちの見ている前で、パンを吊るす棒を持った係の人めがけ、どばっと飛び
上がった。のっし! ぺったりこ。一瞬置いて、係の人の悲鳴が上がる。
「…、う、むあああああっ! な、何だ何だ、わ―――っ、離せぇ!」
茶色い巨大な毛皮の物体。いやあれは、僕たちのランチに参加してきた立山さん家の
セントバーナード、ヨーゼフだ。例によって、はるか後ろから立山さんが追いかけていた。
飛び掛られたほうの係の人と同じくらいの巨体をのしかからせ、バッサバサと楽しそうに
しっぽを振り振り、ヨーゼフは係の人に張り付いている。窒息するぞ。あ、締めてる。
慌てた係の人が腕を振り回し、持っていた棒が倒れかける。と、ず〜っとお口を開けて
待っていた ゆうなちゃんの口元に、パンが…。ぱくぅっ!
「♪♪♪」
ゆうなちゃんは、咥えたパンを嬉しそうに手で支え、一瞬きょろきょろと辺りを見回した。
ゴールの方向を見つけると、トテトテと走り始める。
………。あの。ゆうなちゃん?
ヨーゼフと、係の人は? 放っとくんかいっ!
トテトテトテテっ。
懸命に残りの距離を走るゆうなちゃん。けど…、と、トロい!
「あらら。が、がんばれー、ゆうなちゃん〜! 走れーっ!」
思わず僕は声援を送る。
他の選手は、当然のことだが、既にゴールしてしまっている。周りに、一緒に走る人が
いなくなったからだろうか。頑張っているわりに、ゆうなちゃんのスピードは歩くのとさして
変らないくらいしか出てないような気が。
「バウッワウッ!」
と、突然、何を思ったのか、それまで係の人にじゃれていた(?)ヨーゼフが、ゴールを
目指す ゆうなちゃんの後を猛然と追い始めた。
「わわっ、あいつ、今度はいったい何を?」
さすがに犬。ヨーゼフがあっという間に ゆうなちゃんに追いつく。
ドッタドッタドッタ、ハッハッハッ、ベロ〜ン。
「!? ひゃん!」
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