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長編、長文支援スレ
445
:
名無しnoゆうな応援2-2-3/9</b><font color=#FF0000>(HajiDrTM)</font><b>
:2003/09/21(日) 10:32
元気な返事をして、二人は入場列に消えていく。1,000mだと1周400m有るここの
トラックを2周半もするのか。スタート位置がこっちの観客席側で、ゴールは運営本部の
テントがある側だな。テントに戻っていれば、ゴールの時に出迎えてあげられそうだ。
長い外周を辿って僕がテントの席に戻ったとき。
バアッーンンンッ!
高らかにスタートの合図が鳴り渡った。
300人150組の選手が、団子状になったまま一斉にスタートする。どどっと地響きの様な
足音がトラックを震わせた。結構、迫力あるな。やがて走者の集団はそれぞれのペース
を取る。集団が前後に長く伸び、トラックの4分の1ほどに散らばった。
えーと、ゆうなちゃんと まいなちゃんは……どこ? 長くくねる巨大な生き物のような列の
あちこちから、リズムを取る掛け声がする。先頭のほうから順に走者の姿を目で追った。
「あ、…いた。」
可愛い双子のランナーは、列の先頭から3分の2ほど、かなり後ろのほうにいた。あの、
まいなちゃん? さっき「さいきょーぺあ」とか言ってなかった? ペースの取り方も作戦の
うちなのは、僕だって解る。けど…。
「もうっ! まいなの首、そんなに強くつかまないでよ、ゆうなちゃん!」
「ふにぃ! だってだって、ゆうな、つかまってないと、まいなちゃんに置いてかれちゃう
よぅ〜(泣 」
………。あ、あのね。二人はぴったりと寄り添っているものの、掛け声を出してリズム
を取る、とか言うレベルではなかった。何とか走りやすい体勢を取ろうとはしているみた
いな気がする。ゆうなちゃんが左手で まいなちゃんに ぎゅっと抱きついていることと、
まいなちゃんが 左手を意味もなく振り回していることと、二人がきゃあきゃあ上げている
大きな声を除けば、だけど。あ〜あ、あれじゃあとてもいい順位には…、んん?
「きゃあっ!? やだ、ゆうなちゃん! へ、へんなとこ、くすぐらないでよぅ!」
「ふええん! でっ、でも〜! ゆうな、まいなちゃんのお胸もってないと、転んじゃいそう
なんだもんーっ」
僕は目を疑った。相変わらず双子たちは、支離滅裂な走り方だ。なのに、みるみるうち
に前を行く走者たちを、2組抜き、5組抜き、10組の集団をかわし、20組の中位集団を楽々
抜き去り…。とうとう上位集団に食い込んでしまった。
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