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長編、長文支援スレ
440
:
名無しnoゆうな応援2-1-3/5</b><font color=#FF0000>(HajiDrTM)</font><b>
:2003/09/21(日) 10:01
「ぁあ〜、ず、ずるいよぅ まいなちゃん。ゆうなも、ゆうなもちゃんと応援してほしいよぅ、
おにいちゃん」
ゆうなちゃんが大きな瞳を潤ませた。胸元でちっちゃな両手を握り締めて僕をじぃっと
見つめている。
「わわっ! あ、あたり前じゃないか ゆうなちゃん! ゆうなちゃんも まいなちゃんも僕が
一生懸命応援するから、ね? ね?」
「…ほ、ほんと、おにいちゃん?」
「ほんとほんと、もう逆立ちしてオムライス食べちゃうくらいほんとだから!」
う? 何言ってるんだ、僕は?
「んに♪ うん、じゃあいいよ。ゆうな、まいなちゃんといっしょにがんばるからぁ♪」
………。どうやら、ゆうなちゃん達には伝わったようだ。何が、かは解らないが、まあ
僕の誠意は伝わったと考えておこう。
俄かにグラウンドのほうが騒がしくなる。開会式に向けてトラック内側のフィールドに
参加選手たちが列を作っているようだ。
「ゆうなちゃん、まいなちゃん、そろそろ始まるみたいだよ。」
「あら、じゃあ まいなたち、みんなの所に戻らなくちゃ。行きましょ、ゆうなちゃん」
「うんー。んと、おにいちゃん、また、あとでね」
二人は手を繋ぎ、トテトテパタパタと人群れのほうに走っていった。学校の同級生達
の列を探しながら。
しかし…。僕は、眩いほどの魅力を振りまいて消えていく、二人の後姿を見送りつつ
思った。
双子の ゆうなちゃんと、まいなちゃん。二人の可愛さ美しさはズバ抜けている。今日、
グラウンドには見ての通り大勢の人々が集まっているから、キレイな人もちらほら目に
するのだが…。はっきり言って「レベルが、否や、ステージが違う!」 あの二人を他の
誰かと比べようとすること自体が間違っているとしか思えない。
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