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長編、長文支援スレ
439
:
名無しnoゆうな応援2-1-2/5</b><font color=#FF0000>(HajiDrTM)</font><b>
:2003/09/21(日) 10:00
そして今日の二人のいでたちは…。名前と学校のクラスが書かれた真っ白な体操服。
しっとりした紺色の、ぶ、ぶるまあw ……ほっそりと幼さを残す、一対の美少女の…。う゛。
僕は、二人の頭をぽんぽんっと撫でた。本当なら、この愛くるしい双子を力いっぱいに
抱きしめたい。けど、この大群衆の前でそれをする勇気はない。…よく我慢したな、僕。
「まいなちゃん、始まる前から張り切りすぎじゃない? ゆうなちゃん、怪我はないかい?」
「そんなことないもん♪ まいな、ちゃーんと体力セーブしてるもん」
「ふに、うん、だいじょうぶだよ、おにいちゃん」
僕の言葉に答えて、ゆうなちゃんと まいなちゃんが すり寄ってきた。微かに甘い二人の
汗の匂いと、ほんわりした二人の体温が僕をやさしく包む。
まとわりつく双子の笑顔に、僕も頬を緩めながら聞いた。
「今日は、お父さんお母さんは? 一緒じゃないのかい?」
「来てるわよ、お兄ちゃん」
「んとんと、あっちで おべんと食べるときのお席をとってるんだよ?」
双子が口々に応えた。朝倉のお父さんは勤め人だから、土日でも忙しい事が多いはず
なのだけど。今日は愛娘たちのために休みを取ったのだろう。そう言えば今年の正月は
朝倉さん家にお呼ばれして世話になったんだよなあ。後でご両親にも挨拶に行こう。
目を上げて、広いグラウンドを見た。更に人が増えてるような?400mの本格的トラック
の外側には、無駄なほどに広い芝地がある。だが、そこも今日は色とりどりのマットやら
パラソルで埋まっていた。…本当に街中の人が集合したわけじゃあるまいな?
「ねね、今日はちゃーんと、まいなのこと応援してね、お兄ちゃん♪」
その声に我に返ると、まいなちゃんが甘えて僕の腕にぶら下がりながら瞳をキラキラと
輝かせている。
「え? も、もちろんだよ、まいなちゃん! …でも、いったい何種目出るのさ?」
「えーっと、うーんっと?」
覚えきれないほどエントリーしてるんかいっ! 思わず僕は心の中でツッコミを入れる。
元気で運動の得意な まいなちゃんらしいな。
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