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怖い話ネタある人のスレ
4
:
ロッカー
:2003/08/02(土) 19:36
家に帰り、1人が写真を眺めていて、ある異変に気づいた。
写真のなかの自分の両腕が消えていたのである。他の2人は心霊写真だとはしゃいでいた。
(しかし、さっき浜辺でみたときはこうなってなかったとおもったのにな〜)
彼は特に気にもせず、その日はさっさと寝ることにしました。
次の日、彼は朝食の当番だったのでキッチンに向かい、火をつけようとしました。
ピルルルル! ピルルルル! ピルルルル!
電話が鳴ったので彼は受話器を受け取りコンロの火を付けた。
ボン!!!!!!
いきなり目の前が爆発し、彼は後ろに吹っ飛んだ。
どうやらガスがもれていたらしい。
まだクラクラする頭を抑えようとしたとき、彼は自分の腕に異常があることに気づいた。
両腕が無い、爆発の衝撃で彼の方から下は無くなっていた。
爆発音を聞いた残りの2人はその光景をみておおさわぎした。
両腕が無くなった男は病院送りになった。
あとでさっきの電話の着信履歴をみてみたら海でナンパした女の番号だとわかった。
こんな感じで次は写真でもう1人の両足がなくなっていて。車に轢かれて両足を失い、最後の一人の写真はは首から下が無くなる、
あの女の仕業だと気づいたさいごの1人は部屋に閉じこもるが携帯に例の女から電話が来る。
おそるおそるでてみると目の前の壁から貞子似の女の幽霊が出てくる。
彼女は手に持っているのこぎりで男の首を切る。
現場には首だけを残して、自分は消える。
・・・・とかいう話なんですけど。途中からめんどうになって省略してしまった。
どうかAAにしてください。おねがいしますm(−−)m
5
:
ペッソナ
:2003/08/03(日) 13:07
>>3-4
この話を元に話を描きました。んで終わりました。
今晩あたり貼ります、覚えてたら。
情報提供ありが㌧。
6
:
>>3->>4
:2003/08/03(日) 19:13
>>ペッソナ
ペッソナさんが作ってくれた話、読ませてもらいました。
私のわかりにくい話をスゴク読みやすくAAにしてくれたのでとても読みやすかったです。
こんなショボイ話をAAにしてくれてありが㌧です(;´Д`)
7
:
ペッソナ
:2003/08/03(日) 20:10
>>3-4
=6
いえいえ、こちらこそ貴重なネタどうもでした。
冗長的になったので纏まりが悪くなりましたが、読みやすくてよかったです。
8
:
( ゚∀゚)
:2003/08/03(日) 21:08
ネタ書いていい?
9
:
名無しさん
:2003/08/04(月) 02:17
どうぞ
10
:
コイン
:2003/08/04(月) 13:43
【コインロッカー】
昔あるところにある夫婦が住んでいた。
2人の間に子供が生まれたが
彼等はお互いに若く、まだまだ元気いっぱいだったので子育てより遊びたいと思っていた。
夏の暑い日、2人は子供を家に置いたまま遊びに出かけた。
女が家に帰宅したとき、子供は夏の暑さに耐え切れずすでに虫の息だった。
どうすればよいかわからずオロオロしていた。
しばらくして男が帰ってきた、まだ若く、お金を自分の娯楽に使ってきた2人には子供を病院に入れるお金すら手元nはなかった。
このままただ泣くだけの金食い虫だった赤ん坊などころしてしまおう。そう言う男に女は同意した。
2人で考えたあげく、赤ん坊をを駅のコインロッカーにいれることにした。
大きなゴミ袋に入れさらにそれをバックに入れ、近くの駅のコインロッカーに入れた。
鍵をかけ、その鍵を壊した。ロッカーに耳を押し当てていると微かに泣く声がした。
その後2人は毎日子供が死んだことを確かめに駅を訪れた。
赤ん坊の声は1週間、聞こえたという。赤ん坊は1週間、狭いロッカーの中でかろうじていきていたのだ。
続く☆
11
:
コイン
:2003/08/04(月) 13:59
6年後、夫婦の女が急死した。
男はその後、ただ毎日をなんとなくすごしてきたが。ふとあの駅の前で足をとめた。
(そういえば・・・)
おとこはそう考えながら吸い込まれるように駅に入っていった。その日もあの日と同様、とても暑い夏の日だった。
男はあのコインロッカーの前まで来た。鍵はいまだに壊れたままだ。
(まだ、残ってるのか・・・・?)
そのとき彼は自分の周りの異様な雰囲気に気が付いた。
あたりを見回すと誰もいないのだ、いるのは6歳くらいの少年のみである。
(いくらなんでもおかしい)
そう思っって考えてる男に少年は近づいてきた。
少年は帽子を深くかぶっていて、子供独特の幼稚さがまったくなかった。
男はそのこになんとなく話しかけた。
(男)「こんにちは。君、何してるの?」
(少年)「・・・・待ってたの」
背筋が凍るようなつめたい声で少年は答えた
(男)「(両親のことかな?)ふ、ふ〜ん。じゃあ君の家はどこなの?」
(少年)「・・・今は、ここに住んでる」
(男)「・・・お母さんはどうしたの?」
(少年)「死んだ。・・・いや、殺した」
男はぞっとした。悪い冗談だ。男はすぐにもそこから逃げ出したい衝動に駆られたが次の質問が口からかってにでた。
(男)「・・・そ、それじゃあ。お、お、お父さん・・・は?」
(少年)「それは・・・・・・。お前だ!!!!!!!!」
男のその後はだれも知らない。
12
:
( ゚∀゚) コイン ( ゚∀゚)
:2003/08/04(月) 14:03
というお話です、実際に友達に話すときは最後の「・・・お前だ!!!」で叫ぶように話します。
女子にはなすときは男と女を逆にすればよいです。
私が聞いたときは死ぬかと思いました(;´Д`)ふ〜
職人さん!気が向いたらどうか作ってください!お願いします(;TДT)
13
:
ペッソナ
:2003/08/04(月) 22:17
>>10-12
タレコミありが㌧です。
しかしながら、オカカさんがその話に類似した話をすでにAA化していたので、
そちらを見てみてはいかがでせうか?私よりよっぽど怖く仕上がってますんで・・・。
アドレスはこちら。
http://members.tripod.co.jp/aa_kitunebi/story/021.html
14
:
ペッソナ
:2003/08/04(月) 23:39
>>10-12
せっかく話を提供してもらったので作り中です。
自信ないですが、がんばってみまふ・・・。
15
:
ペッソナ
:2003/08/05(火) 02:34
連続で申し訳ない・・・。
とりあえずAA描き終わりますた。
明日貼りますんであまり期待しないでお待ちください。
16
:
( ゚∀゚)
:2003/08/05(火) 06:21
ほんとだ・・・、なんてこった(;´Д`)
パクったつもりではなかったんだけどソックリになってしまいましたね(汗
これからは前の作品も見てから話を提供していこうとおもうので今回は目をつぶってください。
(;´Д`)
逝ってきます
17
:
ペッソナ
:2003/08/05(火) 12:37
>>16
貼りましたんで見てやってくらはい。
この種の話はバリエーション豊富ですからね、仕方ないですYO。
だから逝かなくてよし!
18
:
糖
:2003/08/05(火) 20:44
最近ネタがないからここを良く見るんだけど
・・・自分遅いなぁ・・・w
19
:
狐火
:2003/08/05(火) 23:40
この話描こうとしたけど、筆がまったく進まない作品です。
よかったらどなたかどうぞ。
稲川淳二の中のお話ですの出来たことはあると思いますが、ちょっと長め・・・
20
:
狐火
:2003/08/05(火) 23:40
フィルム
大学の映画研究部で、映画を撮ろうということになった。
どんなの撮ろうかとなったときに
終電車が通った後のトンネルの前でろうそくを並べて、
そこに、女の子に白い服を着させて、こっちへ走らせた。
そんな少し幻想的な映像を撮った。
そして、編集に入ったんだけど、部長が、
「おい、失敗しちゃったかなあ、しみが付いちゃったみたいだ」
他の部員が、
「これシミかなあ、なんかの模様じゃないか?」
「お金もないし、撮りなおすわけに行かないしな」
ということで、そのまま、つなげて、映像とした。
ところが、試写のときに、誰かが、
「おい、こんな子供いたんだな。全然気が付かなかったよ」
って言ったんです。子供が向こうむきに写っていたのでした。
「何だ、この子供、いつ来たんだ、あんな夜中に、お前気づかなかったか?」
「気づかなかったよ」
「おい、どっから来たんだよ、この子供」
そのうちに
「おい、これ子供と違うんじゃないか、子供だったら動くぞ、
全然動いていないぞ」 と誰かが言った。
女の子は動いているが、その子供はじっとしていた。
そしたら部長が、
「これ、幽霊と違うか?」
「勘弁してくださいよ、そんなのやだよ」
と、みんな若い奴らな者で、けっこうおもしろがっていた。
21
:
狐火
:2003/08/05(火) 23:41
これが結構他で評判になり、結構見に来る人も多くなった。
そのうち他大学から、是非貸してくれというものまで現れた。
みんな、「すげぇこわい すげぇ怖い」っていうんです。
「横を向いていたとか」「こっちを見ようとしているとか」
映研でも「えれぇ評判になったな」と笑っていた。
「あれ、なんだったんだろうな」とか話題になったときに、
ある部員が、「でもおかしいんですよね。」といった。
「なにがおかしいんだよ」
「いや、貸し出した先とかでみんな、横顔が怖いとか言うんだよな。
確かあれって、むこう向いてませんでしたっけ?」
「そうだよ」とみんなはうなずいた。
「後ろ向きだったよな」「おかしいな、みんな横向きって言うんですよ」
「そんなのうそに決まってるさ」
「それじゃ、今貸してるところの奴に電話して聞いてみようよ」
そして電話することにした。
部長「なあ、あれ見た?」
相手「うん、見た見た。怖かった、怖かった。」
部長「どんなだった?」
相手「うん、左目が少しこっち向いててさ、あれ怖い目玉だな。」
何かやばそうだったので、テープを返してもらいもう一度確かめることにした。
「おい、考ええ見ろよ、最初が背中姿で、次が横顔、そしてななめ、最後のなんて、目がはっきり見えたらしい。
徐々にこっち向いてないか?」
映写機をまわして、映研のみんなで見た。
すると、例の場面になると、顔が、はっきりと鼻や口まで見えた。
「パン」と部長は映写機を切った。
「やべえよ、こいつ生きてるじゃねえよ、だんだんこっち向いてきてやがる。
完全にこっち向いたら何が起こるかわからない。
これ、絶対に開けるなよ」 と今でも映研の倉庫の片隅に眠っているらしい。
おわり。
22
:
名無しさん
:2003/08/09(土) 23:27
ネタとして面白いかどうかは分かりませんが、実体験でこんなことがありました。
その日、自分は受験勉強で深夜まで勉強をしていました。他には誰も起きていません。
ずっとペンを握っていたので、手が汗だらけになり、洗面所まで手を洗いに行きました。
洗面所の隣は浴室です。浴室には電気がついておらず、真っ暗です。
手を洗っていると、突然、誰かが勢いよく浴室の扉を開けたのです!びっくりしました。
「深夜に真っ暗な浴室の中に誰かがひそんでいて、突然扉を引いた…オレを驚かすために…。」
最初はそう思いました。そう考えないと説明がつかなかったからです。
しかし、その一方でそんなことする人が家族の中にいるはずないということも分かっていました。
だから、浴室の中には誰もいないだろうと直感しました。
恐る恐る浴室を覗き込むと、やっぱり誰もいませんでした………。
あの晩は風の強い夜で、洗面所の開けた窓から吹き込んできた風が扉を押し開けたと考えられます。
けれども恐ろしい体験でした。
以上です。失礼しました。
23
:
うわぁぁああぁぁ
:2003/08/11(月) 12:51
折れの実体験です。
母が和室(二階建てで和室は一階)の押入れの天井を調べてて、
なんでも押入れの天井の板がよくあがっているので、一階と二階の
間の空間を調べているとの事。
しかし結局何も見つからず、気のせいだと言う事になりました。
しかし、以前、ちょうど和室のうえと思われる二階の床で、「ゴトッ」
と音がしたのを覚えています。一体あれは・・・?
怖くなくてスマソ
24
:
O
:2003/08/11(月) 23:15
友人Oから聞いた話です
ある所に一つ心霊スポットの廃病院があります。(ここが舞台と言う訳ではない)
ここは、医療ミスが大変多く、それが原因で潰れたそうです。
良く、廃病院は廃病院と言うだけで心霊スポットになりますが、ここには、もう一つの理由がある様です。
この病院は先述のべた様に医療ミスが大変多く、良く、手術後の患者に針などが入ったまま放置され、死んでしまう事がある様です。
そのため、ある日、病院の経営が続かなくなり、そこをやめる事にしたそうです。
その時、その病院の院長は、その後の自分達の負担を無くすため。手術の患者を全て放置する事にしたのです。
もちろん、その患者は全て亡くなってしまいました。
体の中にメスや針などの医療器具を入れたまま・・・・・
そして2年(ここらへんの記憶があいまい)の月日がたちました。
その病院の院長が病院近くの山の中で変死体で見つかりました。
体中に何かで切りつけられた様な傷と、無数の針でさした様な小さな穴があいていたのです。
そして、その死体を解剖した検死員は驚きました。なんとその無数の小さな穴は全て、骨を貫通してました。
結局、院長の死因は判明せず、事件は、迷宮入りになってしまいました。
しかし、一部の人はこう言います。あの院長は死んだ患者に殺されたのだと。体内に残った、メスや針で院長を殺したのだと。
だが、どちらにしろ、この事件の真相は結局解らないままなのです。
25
:
O
:2003/08/11(月) 23:18
>>24
の話、お願いします!
26
:
rokka-
:2003/08/22(金) 19:40
私は昔、水が嫌いでした。
まぁ泳げないという理由もあったのですが、とにかく水が恐かったんです。このままではイカン、と感じた親が私をスイミングスクールへ放り込んでくれたおかげで、なんとか水嫌いも克服できて、そこそこ泳げるようにもなりました。私の水嫌い人生は、そこで終わるはずでした。。。
ある夏の日、地元でも割と有名な海水浴場に行った時のことです。もうお盆も過ぎていたので、あまり海には入らず、浜辺で寝転がっていました。お盆を過ぎるとクラゲが増えるっていうじゃないですか(笑) しかし、陸にいても水を感じるわけでもなし、外は暑いし、水際でバシャバシャと音をたてて遊ぶ子供もいっぱいいるし、『ま、いっか』と、私も少しだけ海に入ることにしました。
8月の海はとても暖かで、泳ぐにはもってこいでした。一気に沖まで泳いでいくと、ブイにつかまりながら、しばらくプカプカと浮かんでいました。そんな時、チクッ!何かが私の脇腹に触りました。手で探ってみると、それはクラゲでした。ふと見回すと、私の周りはクラゲでいっぱいでした。
『げげ、もう帰ろう』
ブイを蹴って、陸へと泳ぎだした途端、ググッ何かが私の足に絡みつきました。 きっと海草か何かだろう、と足をバタバタさせてみましたが、いっこうにほどけそうな気配がありません。なおも足をバタバタさせていると、丸いものにあたりました。『ん?沈んだブイに海草でも絡まったかな?』と、私は確かめるために、水中へと身を沈めました。 思っていたよりずっと多い海草に驚きながら、ゆっくりと掻き分けていきます。
『やけに細くて柔らかい海草だなあ?』と思いつつ、なおも掻き分けます。
その海草は絡まっていたのではなく、その丸い物体から生えていたのでした。そして、その海草だと思っていたものが、海草ではなく髪の毛だと気付いた時、丸い物体が人の頭であることに初めて気付いたのです。そして、ゆっくりとその頭が顔を上げようとしました。 気が動転した私は、大急ぎで水面に顔を上げ、全力で泳ぎ出しました。一心不乱に泳ぎました。 何も考えず、脇目もふらず、ひたすら泳ぎました。バタ足しようにも、あまりに重いので、プル(上半身のみの泳法)で帰りました。 そして、ブイからかなり離れたところで、ようやく『フッ』と足が軽くなりました。 陸から上がった私は、しばらく呆然としながら、今帰ってきた辺りを見つめていました。
27
:
rokka-
:2003/08/22(金) 19:41
暇なんかができたらどなたかつくってください(^^;
28
:
名無しさん
:2003/09/06(土) 18:24
怖っ!!
29
:
523
:2003/09/15(月) 23:37
怖いかどうかわかりませんが、実体験です。
父が死んだときの話です。
祖母は葬式の間中、ずっと泣いていました。
葬式も終わって、祖母の家に親戚一同が集まっていたときでした。皆が居間で喋っていたとき、親戚の一人が言ったんです。
「2階から、何か聞こえんか?」
皆、喋るのを止めて耳をすませました。確かに2階から、がん、がん、と、音が聞こえました。
親戚の子供が2階に上がって悪戯しているのかとも思いましたが、そのときは午前1時。子供たちは皆寝室で寝ていました。
「わしらが、見てきてやろう」
そう言って、親戚の二、三人が二階に上がって行きました。私は怖いので、居間に残りました。ぎぃ、ぎぃ、と叔父さんたちが階段を上る音が聞こえます。
叔父さんたちが戻ってきました。2階には何もなかったそうです。叔父さんたちは首をかしげました。
2階から聞こえる音は、だんだん大きくなっていきました。
叔父さんたちがもう一度2階に行こうとした時、今までずっと泣いていた祖母が急に立ち上がりました。
祖母はゆっくりと歩いて階段の前に立ちました。2階からはまだ、がん、がん、と音が聞こえます。
祖母は大きく深呼吸すると、2階に向かって言いました。
「○○○(父の名前)。あんた、早く逝きなさい。あんたはここにおったらあかんの。」
すると、今まで2階で鳴っていた音がピタリと止まりました。
その日から私は幽霊を信じるようになりました。
てゆーかあんま怖くなくてスマソ
30
:
</b><font color=#FF0000>(UTDTINng)</font><b>
:2003/09/22(月) 23:31
微妙なの一つ考えたよー。
「霧の中」
R県にはK山というとても高い山があり、県庁所在地からもそう遠くないので
結構登る人がいる。危険度や風景の良さでいくつかのルートに分かれているので、
長い休みだと家族連れなんかも来たりする。
R県の県立高校の登山部部員に関するお話。
A男:「はあ……霧とか出なきゃ良いけど」
A男は山登りが好きなほうではあるのだが、今回に関してはどうも気が向かない。
K山には何度も登っているしちゃんと準備もしたはずなのだがどうも嫌な予感がする。
部長:「A男なにやってんだ、さっさといくぞ」
B太:「ボケっとしてっと足踏み外すぞ」
今日は登山部の活動でK山に来ており、Cコースを登ることになっていた。
崖に近い場所もいくつかあるがそう危険なところはなかった。
A男:「あ、すいません」
A男が他の部員のほうに急ぐ。
六合目をすぎたあたりだった。
突然濃い霧が出たのだ。
ほとんど視界が無く、集団はばらばらになってしまった。
A男:「まいったなあ……」
B太:「おーい……」
大声で呼んでみたが返事がない。
B太:「どうする?」
A男:「一旦戻るか」
B太:「ンな状況でどうやって………」
そんな会話をしていたときだった。
??:「おーい………こっちだー………」そんな声が聞こえた。
あてが無かった二人がその声の方向に進むと、突然ふっと意識が飛んで
気付いたら草地の近くにいた。まったく見覚えの無い場所だ。
?:「いやーはじめまして」
いつのまにか横にいた男が声をかけてきた。
A男:「あの………?」
?:「ここらへんはよくこんなことがありましてねえ、すごい霧だったでしょ?
私も似たようなクチでして、毎年2,3回あるんですよ。あ、お二人はいくつですか?」
A男:「17ですけど…・…・」
?:「ああ、それは不運だったねえ。まだまださきが
B太:「おっさんよ、世間話はいいからどうやったら戻れるか教えてくれよ。」
Bたが男の話に割り込んで言う。
?:「え?そんなの無理ですよ。」
?:「だってあなた方もう崖から落ちて死んでるじゃないですか。」
31
:
3 </b><font color=#FF0000>(AHhocXGI)</font><b>
:2003/09/24(水) 20:43
ある所に美男美女の夫婦がいた。
夫婦仲もよく、誰もがうらやむような理想のカップルだ。
妻が妊娠したことがわかったとき、二人の幸せは絶頂にあるかに見えた。ところが・・・
「なによ、この子は!」
二人は生まれてきた自分たちの子供を見て絶句した。
その子は両親とは似ても似つかない、おぞましいまでに醜い顔をしていたからだ。
二人は自分達の子供がこんな姿であることを知られないためにその子を家の中に閉じ込めて育て、近所の人たちには病弱なので表に出ることができないと言ってその姿を隠しつづけた。
それまでは仲のよかった二人は、やがて子供のことを巡って喧嘩が絶えなくなる。
夫は「この子は本当は俺の子じゃないんだろう!」と言って妻を責め、妻はこの身に覚えのない言いがかりにヒステリックにわめき散らすことで対抗した。
そんな日々が続き、やがて疲れ果ててしまった妻は全てはこの子がいけないんだと考えるようになり、殺してしまおうと決意する。
その子が6歳の誕生日を迎えた日のことだ。
彼女はそれまでになかったような優しげな様子で我が子に接し、誕生日を祝って二人で旅行に出かけようと言った。
何もかもが珍しい、初めて見る外の世界。
子供はうれしそうにはしゃいで外の世界を満喫したが、その無邪気な姿も母親の殺意を変えることはできなかった。
やがて二人は大きな湖のほとりまでやってきて、そこで湖を渡るフェリーへと乗りこんだ。
船が湖の真中まで差し掛かったとき、子供はおしっこがしたくなったと母親に訴えた。
彼女は息子を連れてフェリーの甲板に出ると我が子を抱きかかえ、ここから湖に向かっておしっこをしなさいと命じた。
息子は言われた通りズボンのチャックを下ろし、湖に向かっておしっこをしはじめる。
彼女は素早く辺りを見渡す。
・・・大丈夫、誰も見ていない。
それを確認すると彼女はさっと手を離し、息子を湖の中へと投げ込んだ。
彼女はそれから何食わぬ顔をして家に戻った。
夫は全てを了解しているようで、子供がどこへ行ったのかは何も聞かなかった。
二人は近所の人たちには息子は病死しました、生まれつき病弱だったものでと涙ながらに語って聞かせた。
それから1年がたち、妻は再び妊娠した。
また醜い子供が生まれるのではないか。
彼女はそう恐れながら子供を産み落としたが、その心配は杞憂に終わる。
今度生まれた子供は、両親に似たとても可愛い男の子であった。
最初の子供の時と違い、二人はこの子を大切に育て、近所の人たちにも自慢の息子として紹介した。
それからたちまち月日はたち、2番目の息子も6歳の誕生日を迎えた。
この日、彼女は我が子と二人きりで旅行に出かけることにしていた。
今度の誕生日にはどこかへ旅行に連れていってと、息子にねだられていたからだ。
二人は車で各地を周り楽しい一時を過ごしたのだが、やがて車が大きな湖に差し掛かったとき、子供が突然「フェリーに乗りたい」と言い出したので、彼女は困ってしまった。
その湖とは、7年前に彼女が我が子を殺めたあの湖であったからだ。
しかし可愛い我が子の、それも誕生日のお願いだ。
彼女は渋々子供に従い、二人でフェリーへと乗りこんだ。
フェリーが湖の真中に差し掛かったとき、子供は突然おしっこがしたいと言い出した。
彼女は子供を抱きかかえると、湖の中にしてしまいなさいと優しく言う。
子供はチャックを下ろしておしっこをしはじめると・・・突然彼女の方を降り返ってニヤリと笑った。
その顔はいつのまにか、七年前に殺したあの子の顔に変わっていた。
あまりのことに驚き卒倒しそうになった彼女に向かって、その子は追い討ちをかけるかのようにこう言った。
「お母さん、今度は落とさないでね」
32
:
ペッソナ
:2003/10/04(土) 22:37
>>20-21
狐火さん
このお話を元に作りました。
内容が全然違ってるのは・・・笑って許し;y=ー(゚д゚)・∵. ターン
33
:
狐火
:2003/10/04(土) 23:19
ペッソナさん、どうもでした。よかったです。
34
:
七師
:2003/10/05(日) 00:41
はじめまして&ネタ持ってきたヨー
〜赤い本〜
どの町にも古本屋はある。
そこには汚れた本やぼろぼろの本もある。
この話の主人公、B君は古本屋である本を見つけた。
カバーのない、赤い本を。
B君はそこで少し読んでみることにした。
それは怪談物の本だった。
殺された女性の幽霊が本に憑いている、という話の本でした。
結局、B君はその本を買ってしまった。
家に帰ってさっそく本を読み始めました。
深夜まで読んでしまうほどでした。
とても恐ろしく、そしてぞっとする話でした。
その女性は本を読んでいる時に殺された。
赤い本を。最後のページをめくった時、斧で頭を切られて死んだ。
B君は寒気がしました。なんと、その女性はB君と同じく
貧しいが本が好き、という似た者同士。
しかし、彼は読み続けた。
彼は話の最後が知りたかった。
午前三時になったころ、B君は半分を読み終えていました。
突然、彼は横から顔が見ているように感じました。
彼は怖くなり、叫びながら本をなげすててしまいました。
おそるおそる横を見ましたが、だれもいません。
彼は本を拾い、また読み始めました。
しかし、またあの顔が見ている感じがしました。
女性の顔だった。
横からB君を見ている。
恐怖で汗だらけのB君を笑っている。
─最後まで読んじゃ駄目だ─
B君の脳裏をそんな言葉がよぎる。
しかし、読みつづけている。手が止まらない。最後が知りたい。
話の最後に近づいてきた。
横目で女性の方を見ると、斧を持っている。
─最後を読んだら殺される─
しかし遅かった。もう2ページしかない。
手は止まらない。読ミタイ。最後ヲ読マセロ。
ふと、女性の気配が消えた。
横にはいない。
─消えた?僕は助かった?─
彼は安心して最後のページをめくった。
そこには、一文が書いてあるだけだった。
読んだ途端、彼は声にならない叫びを発した。
「斧を持った女性が後ろにいるよ、B。」
35
:
ペッソナ
:2003/10/05(日) 14:57
次に何を作ろうかと思って、いただいた情報を読み返しました。
よく考えたら、頂いておいてレス無しはあんまりだ、と思ったので簡単にお返事をば。
>>22
実体験の投稿、ありがとうございます。
受験中ということで、些細なことでも敏感になったとも考えられますね。
私も受験のころは、目の端で捉えた白い物体とかが気になってました。
>>23
うーん、もしかしてネズ(ry
2階から物音がした時には、上には誰もいなかったのかが気になりますね。
>>24
スプラッタ系ですね・・・想像すると (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
因果応報的な話は教訓にも成りえるので、作ってみたいです。
ただ、道具などの表現が・・・もうだめぽ。
>>26
海での怪談は結構ありますが、貴重な実体験ですね。
もしrokka-さんがスイミングスクールで泳ぎが得意でなければ・・・。
作ってはみたいのですが、これまた海の表現技術がな(ry
36
:
ペッソナ
:2003/10/05(日) 15:12
>>29
身内に関係する現象は、怖い、というより霊験あらたかな感じですね。
おばあちゃん(・∀・)カコイイ!!
>>30
なかなか面白い話ですね。しかし、できれば創作というのは伏せていただきたかった…!
AAに起こす時には、どんなに不自然でも「本当の話」という事を前提に緊張感を出すので・・・。
>>31
これは割と有名な定型系のお話の一種になりますね。
私は似たような話を『コインロッカー』で作ったので、おそらくスルーします。ゴメンナサイ。
>>34
イメージがピーンときた話です。
私が作るAAは、なぜかストーリー形式になってしまっているので、
こういう淡々とした話を作ってみたいですねー。できるかどうかは別として。
それでは、ドシドシ怖い話、不思議な話の提供をお願いします。
37
:
本スレ229
:2003/10/05(日) 16:18
そうか、元ネタはここで見たんだった(忘れてた)
それでは、私の体験&夢をもとに作った話を投下しましょう。
文才無い上に無茶苦茶長いんですが(汗
それでは前編をどうぞ。
38
:
本スレ229
:2003/10/05(日) 16:19
・・・一人の青年が夜道を帰っていた。
ふと、足元を見ると、何か落ちている。
「ん?何だ・・・?」
彼はそれを拾い上げた。
「・・・CD?」
何でこんなものが道端に落ちているのだろうか?けど・・・
どんな曲が入っているのだろう?聴いてみたい気がする。
「・・・持って帰って聴いてみるか・・・」
そして彼は再び帰路についた。
・・・しばらくすると、青年はある異変に気がついた。
「あれ?何でまたここに・・・?」
あのアパートの角を曲がれば、右手に青屋根の貸家があって、左手奥に我が家がある・・・筈だった。
しかし。今曲がってみると、そこはさっき通った筈の学校脇の暗い道になっているのだ。
「どうしてここへ戻ってきたんだ・・・?」
・・・少し寒くなってきたようだ。
とりあえずまた同じ道を通って帰るしかない。
彼は足を前に進めだした。
今はまだ八月だというのに、何故か身震いする程寒い。
青年はさっきから不安ばかり感じていた。
・・・おかしい。
さっきから誰一人としてすれ違った者がいない。
それどころか、動物という動物は一匹もいない。
更に、家の灯りが灯っている家が一軒も無い。
見える灯りは、冷たく突き刺さる月光のみ。
「・・・!?」
彼は振り返って辺りを見回す。
「おかしいなぁ・・・誰かいた気がしたんだけど・・・」
39
:
本スレ229
:2003/10/05(日) 16:20
・・・さっきから同じ道をぐるぐる廻ってばかりいる。
今日は時計を忘れたから分からないが、学校を出たのが七時だから今はもう九時を過ぎているに違いない。
何かの気配はどんどん強くなっていく。
しかもその気配は、昔から廃屋になっている家の前が一番強い。最初に気配を感じたのもその前だ。
彼はその廃屋の前で立ち止まった。
・・・こっちをじっと見ているようだ。直ぐにでも立ち去りたい。でも・・・
このどうどう巡りを打開するには何かしないと・・・!
「・・・よし・・・」
彼は思い切って、廃屋の中へ足を踏み入れた。
........ギシ.........ギ、ギギ...........
足を置く度に、床が抜けそうな音がする。
家のつくりから見て、三十年は前に作られたようだ。
視線はどんどん鋭さを増し、今や耐え難いほどになっている。
「!?」
・・・足が止まる。
・・・何か光るものが自分の鼻先を素早く横切った。
ガタン!「!!!」
彼の後ろで何かが落ちた。
あの視線は今背後から突き刺してくる。
・・・体がぶるぶる震えてきた。
・・・後ろを見たくない!けれど・・・
彼は、怖いもの見たさで振り返った。
そこには、目の前に大きな目が二つ浮かんで、こちらを見つめていた。
40
:
本スレ229
:2003/10/05(日) 16:21
「うわあぁああぁあぁああぁあぁぁ!!!!」
彼は思わず叫び声を上げ、逃げだそうとした。
が、走り出した途端についに床が抜けてしまい、彼は足をはめてしまった。
目はゆっくりこちらへ宙を泳いでくる。
「わっ、わっ・・・ひぃっ!・・・く、来るなぁぁ!!!」
足が傷つくのも構わず、足を無理矢理引き抜くと、全速力で駆け出した。
そして、道へ出てみると・・・・
「!!!ひいぃいぃぃいっっ!!!」
なんと家という家の窓は紅く染まり、そこにあの目が無数に貼りついているのだ。
「わああああああああっ・・・!!!」
彼は叫び続けながら、家へ向かって目の嵐の中を無我夢中で駆けていった。
あのアパートも目でいっぱいだ。
角を曲がると、幸いにも待望の我が家が姿を見せた。
しかし青屋根は赤く染まり、やはり目がくっついている。
我が家だけは何故か何も無いようだが・・・
彼は必死になって家の中へ転がり込み、鍵をかけた。
前編終
41
:
七師
:2003/10/05(日) 21:23
>>36
ペッソナさん嬉しいこと(・∀・)イッテクレル!!
原作は英語なのでけっこう適当に訳して書いたんですが。
42
:
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:2003/10/18(土) 21:48
「-奇妙な夢-」
B:「また授業中に寝てたよなあ、お前。そんな夜更かししてたのか?」
A:「ちゃんとよく寝てるはずなんだけどなあ………。」
B:「あんまり居眠りばっかしてるなよ。教師に目つけられてるぞ。」
寝る時間が遅いわけではない。クラスで10時に寝てるのなんて僕ぐらいだろう。
いつも眠い理由は別だと思う(自分では)
僕は奇妙な夢を見る。その夢はとてもリアルだけど途切れ途切れで輪郭はぼやけている。
そして、その夢を見ると、起きたときなぜかとてもつかれている。
内容はだいたいいつも同じ。
夜、人気の無い道で誰かが誰かを殺す。
殺すほうの人の顔はわからない。
でも、多分同じ人。理由はわからないけどそんな気がする。
殺される人はいつも違った。(多分)
たしか、前々回はきれいな女の人。前回はお爺さんだった。
なぜか怖くは無かった。これも理由はわからない。
多分今日も同じ夢を見るだろう。
43
:
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:2003/10/18(土) 21:59
次に夢から覚めたときも、とても疲れていた。でも、いつもと違っていた。
僕はアパートの近くの川岸に立っていた。何でこんなところに?
夢では女の人を殺していた。でもそれは町の路地の辺りだったはず。なんで?
僕は混乱しながら家に帰った。なかなか寝つけなかった。
朝になって、僕はニュースを見た。行方不明者や死亡者に付いての報道は無かった。
やっぱりアレは単なる夢だったんだ。そう思った。
でも、それからだんだんそんなことが増えてきた。
夢の輪郭もハッキリしてきている。まさかアレは僕が殺していたのか?そんなバカな………
そんなはずは…………ない。そんなことがあるわけがない………。
44
:
</b><font color=#FF0000>(UTDTINng)</font><b>
:2003/10/18(土) 22:08
それからしばらくして夢は見なくなった。
でも、今度は昼間から意識が飛ぶようなことが起こり始めた。
友人に「なんか最近お前ちょっと人が変わったりすることあるよな」とか言われた。
なんで?一体何が起こってるんだろう?わからない。
なんか、怖くなってきた。
ヤバイ、ホントにヤバイ。昨日なんて丸一日記憶が無かった。
どういうことなんだ?
みんな人が変わったとか言ってくる。
多重人格ってやつなんだろうか?でも虐待やいじめなんて受けたこと無いのに。
そんな、でも、まさか………。
いやだ。
いやだ。
いやだいやだいやだいやだいやだああああああああああ!!!!!
うわああああああああああああああああ!!!!!!
嘘に、全部嘘に決まってる!こんなことあるわけがない!
zettainiarienai!
45
:
</b><font color=#FF0000>(UTDTINng)</font><b>
:2003/10/18(土) 22:30
う、う。
ここどこだ?
床、冷たくて固い。コンクリート?牢屋?なんで?
たしか自分のうちでこわくなって叫んで、それで
記憶が無い。今何時なんだろ?
外に人がいる。
「あの、すいません。今日何年何月何日ですか?」
「あ?20△△年○月×日だよ。」
「そんな馬鹿な、3年間も記憶が飛ぶなんて…………」
「何わけのわからんことを……………」
何故?どうして?
誰か他の人が来る。
「出して連れていけ」
「あっハイ。」
つれていく?どこに?
わけのわからぬまま手錠がかけられ、法廷に連れていかれる。
裁判長のような人が話し始める。
「被告人○○は………」
僕の名前だ。身に覚えの無い罪状が読み上げられていく。
「………史上類を見ない凶悪な………」
「………責任能力はあった………」
「………反省の色が見られない………」
何?なんなんだ?
「……………よって被告人を死刑に処する。」
え?え?どうして?なんで?どうしてええええ?
なんで死ななくちゃならないの?ねえどうして?
そんな…………馬鹿な。
『ったくなんでこんな時間かけたんだか』
僕の声?
『どうせ死刑にするんだったらさっさとすりゃよかったのにな』
体が動かせない。かってに言葉が口から…………
意識が………遠のく。
46
:
</b><font color=#FF0000>(UTDTINng)</font><b>
:2003/10/18(土) 22:38
次に目が覚めたのは電気椅子の上だった。
「ねえ、何が起こってるんだ?どうして?」
「うるさい!」
みぞおちを殴られて気絶しそうになる。息が出来ない。
隣にいる男がゆっくりとレバーを倒していく。
「やめ…………て…くれ」
レバーが完全に倒れると同時に激痛が走る。
「ぎゃあ!」
全てが真っ白に。ついで真っ黒い闇が。
僕の、でも僕と違う声が聞こえる。
『なかなか楽しかったぜ、兄ちゃん』
彼は、
死んだ。
47
:
</b><font color=#FF0000>(UTDTINng)</font><b>
:2003/10/18(土) 22:40
ちょっと長すぎた………。
しかもオカルトじゃ無いし………。
ほんと、すいません。
あと、「霧の中」使ってくれた人ありがとう。
48
:
匿名
:2004/05/08(土) 10:52
怪談を話しましょう題名は
「時川」です。
俺は兵庫県N市S町と言うところに住んでいる。
そこの中学校には恐ろしい川があります。
「あ〜またファールで下の川へ行っちまった。」
ここの中学校では土曜日日曜日は毎回野球の試合がある。
その試合中よくファールでバックネット裏のもうすこし裏に森があり
その森の川のほうへとボールが飛んでいく事がよくある。
「今日でもう50球はあそこの川へ飛んで行った!
今日こそすべて回収してやる!」
とAははしゃいでいた。
Aは毎回とりに行こうとすると先生に「危ないからだめだ」といわれ
行くのをとめられていた。
「おいB。お前もついてくるよな?」
とBを誘った。
B「あのさA。あそこの川には変なうわさがあるらしいぞ。」
A「なんだ?」
B「あそこの川の名前は「時川」って言って川をせき止めると自分以外の時間が
すべてとまってしまう川らしいんだ。」
A「ふん。じゃあボールを集めるついでにそれを確かめてみようか?」
B(こいつ信じてないな・・・)「まぁ。やってみれば?俺は止めないよ。」
そういってAは川へ行くために森の中へ入っていった。
49
:
匿名
:2004/05/08(土) 11:07
A「ったく木が多くて進みにくいな・・・」
とぶつぶつ文句を言いながら森を進んでいくとAはボールがたくさんある川へとやっとついた。
A「まぁ・・めんどくさい方から先するほうが良いよな・・・」
とAは言い。岩を持ち上げ川の水の流れをせきとめ始めた。
20分ぐらいでせき止める事が出来た。
A「まぁ一度ボール集めて上へ行くか・・」
Aはボールを集め森から出た。
A「ん!?なんだこれは!」
そう野球の試合をしていたはずなのにみんな完全に静止している!
A「こ、これは一体どうなってるんだ!?」
そうあの川のうわさは本当だったのだ!
A「は、早く川を元に・・・・」
Aはひらめいた。
A「これはチャンスだ・・・今銀行やなにもかもがとまっているのなら、
やりたいほうだいじゃないか・・・・」
Aはさまざまな銀行や宝石店の金を盗み家に溜め込んだ.。
そして時間もたつのも忘れ悪い事をやりまくった。
そして
A「もうやりのこしこと・・はない・・・・」
ガラ・・・・
ザ〜・・・・
これで・・・時間が・・・・・
あれ?おかしい
50
:
匿名
:2004/05/08(土) 11:10
なんか・・・・足が・・・・・
どうなってるんだ・・・・・
顔がしわくちゃだ・・・・・
もうだめ・・・だ・・・
そう時間は止まったが結局そのAの時間は動いたままだった
よってAはヨボヨボの老人になり1秒もならないうちに死んでしまった。
その後その川に近づくものは居なくなったといわれている。
51
:
匿名
:2004/05/08(土) 11:11
ちなみにABは野球部です。
最後のほうの「ガラ」は岩を崩した音で
「ザ〜」は川の流れる音です。
52
:
わらべうた
:2004/05/14(金) 08:58
ひとつひとだまあらわれて
ふたつふらりとふゆうれい
みっつみつめりゃみつくびが
よっつよかぜによろめいて
いつついつまでいつくのか
むっつむかいはむじなのおやど
ななつななしのされこうべ
やっつやつれて
くでくびくくり
とうでとうとうなかまいり
某サウンドノベルより
53
:
世にも名無しさん
:2004/05/14(金) 08:59
数え唄だった…鬱だorz
54
:
( ゚Ω゚)⇔(゚δ゚ )
:2004/07/24(土) 14:20
どうも。
近々話をカキコしようと企んでいるオーム&デルタです。
今日は私の技術では到底AAには出来ないような話を持ってきました。
題名は『階段』です。
都市伝説『階段』
またパシリか。
そう舌打ちしながら、藤崎明美は会社を出た。
入社して3年目になるが、未だに明美の仕事はお茶汲み、コピー、資料整理、取引先への届け物……そんな雑用ばかりだ。会社の業績に貢献するような仕事に絡んだことなど一度もない。明美に限らず、明美の会社における女子社員の扱いは、みな似たようなものだ。
男女平等、男女雇用均等法などと、よく言えたものだと思う。そんなものは、少なくとも明美の会社には存在しない。
明美は、毎日をムダに過ごしているとしか思えなかった。入社当時は、もっと仕事というものに希望を持っていたというのに……。
辞職してやろうか、と考えたことは何度もある。しかし、扱いはともかく、給料はそれなりの額があり、他の会社との差額を考えると、どうしても躊躇してしまう。ブランド品も贅沢な食事も、今の会社の給料あってのことだ。
取引先へと届ける書類入りの封筒を小脇に抱えなおしながら、明美は憂鬱な気分のまま歩道を歩く。
それにしても暑い。灼熱ともいえる強い陽射しと、路面からの照り返しで、気を抜くと頭がクラクラしそうになる。今日はまた特別暑い。汗が際限なく流れ出してくる。
まったく、こんな強烈な紫外線の中に女性を放り出すなんて……。
明美は、先ほどの男女平等とはややずれるような不満を抱いたが、今はそのずれを判断できないほど、全身が茹だっていた。
なんだか、毎年気温が上がってるんじゃない? 地球の温暖化が進んでるのよね。まったく、世界のお偉いさんは一体何をやってんのよ?……あー、クーラーの効いた部屋で、横になりたいわ……。
このあたり、明美はいかにも無責任というか、現代人らしい感覚の持ち主だった。
吹き出す汗をハンカチで押さえながら、ようやく明美は取引先の会社が事務所を構える、雑居ビルへとたどり着いた。
それは、かなり古く寂れた感じの雑居ビルだったが、建築法改正前で構造がしっかりしているのか、地上12階建てという、このあたりでは飛び抜けた高さを誇っていた。今のお洒落なインテリジェントビルに比べ、無骨で素っ気ない直方体の建物で、窓はかなり小さいサイズのものが均等に並んでいる。壁面は、元々の色なのか薄汚れてしまっているのか、ダークグレイが斑になってしまっている。面白いのは、窓がないビルの側面、4階の部分に、鉄製らしき扉があることだった。昔の非常階段の名残だろうか、それにしては他の階に扉のないのが不思議だった。何かの役に立っているとは思えないものだ。屋上には、十字型の奇妙な形をした、結構な高さの避雷針が立てられている。
そんなことなどまったく気にせず、明美はビル内へと入った。
55
:
( ゚Ω゚)⇔(゚δ゚ )
:2004/07/24(土) 14:21
ビル1階の入口は、一応自動ドアになっている。そこを入ると、小さなエントランスになっていて、公衆電話と清涼飲料・タバコの自販機が並んでいる。マングローブの鉢植えも置かれている。一応、休憩所をかねているようで、小さな丸テーブルとパイプ椅子が2脚備え付けられているのだが、明美はここで誰かが休憩しているのを見たことがなかった。あまりにも休憩スペースが小さいうえに照明が暗く、とても気分が安らぐとは思えないから、当然と言えば当然か。
エントランスを抜けると、左手に受付兼警備室があり、その向かいに入居している会社のメールBOXが並んでいる。警備室は、実質無人になっていることが多く、はたして警備としての役割を果たしているのか、少々疑問だった。メールBOXの方はというと、全体の3分の1程度しか社名が入っていない。このビルも、不況のあおりをくっているといえるだろう。
さらに奥へと進むと、正面は突き当たりになっていて、T字型の曲がり角になっている。正面の壁には、入居事務所名の一覧がパネルになってはめ込まれている。左へと曲がるとエレベータホールで、右へ曲がると非常階段と駐車場に出るはずだった。
目指す取引先は、9階にあった。明美はためらいなく左のエレベータホールへと曲がる。エレベータは2基あったが、いずれも上階に停止していた。しかたなく、呼び出しボタンを押して待つ。ガタガタという、いやな響きのエレベータの昇降スピードは非常に遅く、どうかすると、階段を使った方が早く目的の階にたどり着けそうだった。もっとも、9階まで階段で昇ろうなどという気は、明美にはない。
古さのせいか節電のせいか、ビル内の空調はひどく効きがにぶく、汗が引くほどの涼しさになっていない。それでも、直射日光を浴びずにすむだけ、まだましというものだろう。
エレベータを待つ間、明美はハンカチで首筋と鼻の頭の汗を拭き取った。ハンカチは、すでにじっとりと湿っていて不快だったが、この際しかたない。いくら馴染みの会社へ行くとはいえ、汗だくで相手と応対するのはいやだった。
もう1枚、持ち歩いた方がいいか。
そんなことを思ううち、ようやくエレベータが降りてきて扉が開いた。
エレベータ内部は、蒸し風呂のような状態になっていた。一体何事かと天井を見上げると、空調用の換気扇が、故障か何かで停まってしまっている。
元々、明美はエレベータの狭さが苦手だ。やや、閉所恐怖症の気味がある。
まったく、なんてことだろう。
明美は呪詛の言葉を漏らしたが、その暑さの中、ひたすら耐えるしかなかった。今日ほど、昇降スピードの遅さを呪ったことはあるまい。
結局、9階に着く頃には、明美は再び汗だくとなってしまった。
たまらず、明美は9階の共用トイレへと駆け込んだ。洗面所でハンカチを水に浸す。それを絞って、腕や首筋の汗を拭き取った。冷たいとは言えなかったが、幾分かの涼感を得ることができた。顔は、ティッシュで脂分を吸い取った。あぶらとり紙を持ってくれば良かった、と思ったが、もちろんどうにもならない。
それでもようやく一息つけた。ブラウスが汗でへばりついてしまっているのは、もうしかたがない。こんな日は、明美だけでなく、誰でも同じような状態だろう。
明美は、一度深呼吸をし、息を整えるとトイレから出ていった。
56
:
( ゚Ω゚)⇔(゚δ゚ )
:2004/07/24(土) 14:22
得意先との応対は、しごく簡単なものだった。受付で担当者を呼びだしてもらい、書類袋を渡す。担当者は必要な書類が一式入っているかどうかを確認して、明美に一言礼を述べる。
それだけだ。
お茶を出されるどころか、座る間もありはしない。事務所内は強めに空調を効かせていて涼しく、明美としてはもう少し涼みたかったのだが……。
どこも、パシリに対する態度は同じよね。
胸のうちで、明美はつぶやく。書類を届けに来たのが制作の担当者か営業マンなら、おそらくはお茶の一つも出たであろう。あるいは、近くの喫茶店まで、ということになったかもしれない。
だが、明美はただの使い走りだ。いうなれば、宅配便や郵便屋と同じレベルでしかない。彼らはそれが仕事だが、明美は……。
明美は自分が情けなくなった。今夜は、女友達を呼びだして、さんざんグチってやろう、そんなことを考えつつエレベータホールに戻ってくると……。
「あれ?」
さっきまでなかった「整備中」と書かれたプレートが、エレベータの2基ともにかけられている。試しに、呼び出しボタンを押してみるが、2基とも何の反応もない。
「どういうこと? 両方とも整備中なんて。ふざけんじゃないっての」
そこで、先ほどの換気扇の件を思い出した。この「整備中」というのは、定期点検ではなく、故障の修理中なのではないか?
万一、重大な故障だったとしたら……。さっき自分が乗っているときに、エレベータが停まっていたりしたら……。
明美はどっと汗をかいた。今度のは冷や汗だ。
あの狭い箱の中に閉じこめられるなんて、ごめんだわ……。
狭い場所が苦手な明美にとって、エレベータのような小さな空間で長い時間を過ごすというのは、とてもではないが耐えられそうにない。おまけに換気扇すら止まっているときては……。
さて、どうしよう……。
57
:
( ゚Ω゚)⇔(゚δ゚ )
:2004/07/24(土) 14:23
明美は少しばかり考えたが、結局のところ選択肢は二つだった。一つはここで修理が終わるのを待つ。もう一つは、ビル内の非常階段を使う。
少し考え、明美は非常階段を使うことにした。整備がいつまでかかるかわからない以上、こんなところで突っ立っているわけにはいかない。帰社が遅れれば、課長にまたネチネチと説教されるだろうし、今訪れたばかりの得意先の社員が、通りかからないとも限らない。そうなったら、明美としてはばつが悪い思いをするだろう。
明美は、今来た通路を戻り始めた。少し戻ると十字路になる。得意先へは右折したが、そのまま直進する。先ほど飛び込んだ共用トイレが右手に見える。通路はさらに、ずっと奥へと続いていた。
こちらサイドには借り手がいないのか、社名の入っていないドアが並んでいる。ドア上部ははめ殺しのすりガラスになっているのだが、そこから漏れだしてくる明かりもなく、人が室内で動いている気配もない。天井部の蛍光灯は、節電のためか1本ずつ抜かれており、通路全体がやや薄暗い。
どこも不景気なんだ。
と、明美は思う。そして、自分が会社を辞めてしまったら、結局再就職などできないのではないか、と不安になった。そうなったら……もし、お金が無くなってしまったら……。
そう考えることは、明美にとって恐怖だった。お洒落やブランド品とは、無縁になるに違いないし、生活そのものがやっていけないのではないか。生活の基盤を失う……それは耐え難い恐怖だった。
いやでも……今の会社に残るしかないのかもしれない。……ああ、誰か素敵な男が現れてくれさえすれば……。
勝手なことを考えて歩くうち、通路左手に「非常階段」とプレートの貼られた、今までのものとは異なる、重々しい鉄の扉の前にたどり着いた。
その扉は、長い間使われたことがないように、レバー式のドアノブにはうっすらと埃が積もり、押し開ける際には、ギギギ、とイヤな摩擦音をたてた。
これで、本当に非常の際の役に立つのかしら?
扉の先の階段室は、意外や涼しかった。ビル内の空調より数段、ひんやりとしている。原因は、おそらくこの非常階段の構造にあるのだろう。こんな雑居ビルには珍しい、中央に吹き抜けのある四角い螺旋状の階段で、室内スペースを、結構広く取っていた。
明美が手すり越しに下を覗き込むと、かなり下に1階のものらしき床が見えた。
これを降りるのはぞっとしないが、それでも昇るよりはましだろう、と自分に言い聞かせ、明美はゆっくりと階段を降り始めた。
かかとの高いヒールをはいてなくてよかった、と思いながら、明美はパンプスの底をペタンペタンと鳴らして階段を降りていく。階段室の涼しさのおかげで、汗も引き始めていた。
しかし、螺旋階段というのは、妙に人間の感覚を狂わせるようなところがある。自分が一体どのあたりの位置にいるのか、あとどれぐらいで目的地にたどり着けるのか、よくわからなくなるからだ。これが屋外なら、周りの風景の変化を見れば、大体の位置関係を把握できる。ところが、屋内であり、しかも周りに窓もない階段の場合、自分の位置を把握するのは難しい。手すりから下を見て、あとどのくらいかを確認するか、各階踊り場の扉の数を数えるぐらいしか方法がない。
だが……。
58
:
( ゚Ω゚)⇔(゚δ゚ )
:2004/07/24(土) 14:24
明美は、自分ではずいぶんと階段を降りたように思っていた。だが、なかなか1階に着かないので、手すりから下を覗いて驚いた。
1階の床は、はるか下にあった。
そんな、ばかな……。
明美はもう一度確認する。
やはり、1階ははるか遠く、螺旋階段は延々と続いている。
どうなってるの?
明美は、足早に階段を降り始めた。しまいには、スカートなのもかまわず駆け足となる。
階段室に、パンプスの音が響いた。
しばらく走ると、明美は息が切れた。運動不足なのだ。不思議なことに、汗は吹き出てはこなかった。それだけ、周囲の空気が冷気を帯びていたからだ。
下を見る。
同じだ。
全く降っていないような……。
ようやく、明美を怖気のようなものがとらえた。まるで、階段の迷路に迷い込んだみたいだった。このまま、永遠に階段が続いているとしたら……。
明美は、手近な階で階段室から出ようと思った。そうすれば、ひょっとしたらエレベータが直っているかもしれない。
だが、明美の目論見はかなわなかった。
踊り場に扉はなかったのである。そこにあるのは壁だけだった。数階分、さらに降りてみたが、結果は同じ。階段室から抜け出るための扉は、存在しなかったのである。
何がどうなっているのか、明美には理解できなかった。いや、明美でなくても理解できない事態には違いない。
明美は立ち止まった。
どうしよう……。
この場合、選択は二つだ。このまま降りるか、元の階まで戻るか。
当然、最初は元の階に戻ることを、明美は考えた。
しかし。
59
:
( ゚Ω゚)⇔(゚δ゚ )
:2004/07/24(土) 14:25
本当に戻ることができるのだろうか? もしこの階段が、下にだけでなく、上にも延々と続いているのだとしたら。そして、9階の扉が、跡形もなく消え失せていたら……。
自然と、明美の目から涙がこぼれ落ちた。
これはどういうことなの? なぜ、こんな目にあわなければならないの?
明美は、自分をこういう事態におとしめた会社の上司を、このビルを、この階段を呪った。
大声をあげて「助けて!!」と叫んだ。だが、その声は虚空に飲まれるように吹き抜けの闇に消えていき、静寂だけが後に残った。
「誰か、助けてよぉ……」
と、嗚咽をあげながら明美はつぶやく。
助けなど来ないことはわかっていた。この階段には、自分一人しかいないのだ。出口もなければ入口もない。
無限の螺旋階段……。
降りるしかない。とにかく、下に向かって、地上に向かっていくしか……。
明美は、あてのない下降を再開した。パンプスのたてる音と、しゃくりあげる明美の泣き声だけが、むなしく響いて消えていく。
どこまでも同じ。同じ風景。
壁と階段と手すりと、吹き抜けと……。
まるで、何かで見たイラストのよう……。
エッシャーを知らなくとも、無限階段のイラスト〜『上昇と下降(1960)』〜程度は、明美でも見たことがあった。
今の自分は、あの絵の中に紛れ込んでしまったようだ。同じところを永遠に降り続ける……。
どのぐらいの時間、歩いたのだろう? 少なくとも小一時間は……と、明美は左腕の時計を見た。
……止まっている。
その時間は、おそらく明美が得意先を辞去した時間だった。秒針は、1秒たりとも動いていない。明美は腕時計を耳に当てて、巻き上げ音が聞こえてこないことを確かめた。
どうやら、この階段室は時間の流れも狂わせるらしい。
明美は、そんな時間の止まった(?)永遠の螺旋階段に囚われてしまったようだ。
もう、手すりから下を覗く気にもならなかった。また、はるか下に1階の床を確認することになったら……。とてもではないが、今の明美にはそれに耐えられるだけの精神状態になかった。
だから明美は、できるだけ手すりから離れ、壁づたいに階段を降りた。たとえそれが、現実から目を逸らすことであったとしても……。
吹き抜けを、ゆっくりと冷気が沈んでいく。その冷気は沈んでゆくほどに温度を下げ、明美を包み込む。明美の息が、白く曇るほどに。
汗をかくどころではない。今や、明美は寒さを感じていた。一体、自分はどこまで下ってきてしまったのだろう、と思う。
9階分の階段は、とっくに降っているはずだった。常識的に考えるならば、明美は地下の階層にいることになるのだが、それなら地熱やビルの地下施設等の影響で、体感温度は上がるはずだったが……。
だが、今の明美は、両腕をさすり合わせなければならないほど、寒くてしかたなかった。鳥肌がたって、背筋がゾクゾクする。
身体を温める意味もあり、明美は小走りで階段を降る。結果、より冷気を感じて震えることとなった。
ついに、明美は立ち止まってしまった。もう、歩くのはいやだった。自身の感覚では、すでに2時間あまり階段を降りている。これ以上階段を降りても、無駄なような気がした。
何か、別な方法を採らない限り、ここから抜け出すことは不可能だ。
何か……。
60
:
( ゚Ω゚)⇔(゚δ゚ )
:2004/07/24(土) 14:27
明美は、ふらふらと今まで避けていた手すりに歩み寄った。そして、下を覗き込むと、絶望的な笑い声をあげた。
床は、やはりはるか下にあったのである。
最後まで、明美をつなぎ止めていたものが、音をたてて切れた。
そっちがその気なら。その気なら……。
明美は手すりをぐっと掴みこんだ。そのまま、上半身を前へと傾けていく。
足が、踊り場を蹴った。
虚空へ。
これで、1階にたどり着ける!
が……。
体感時間にして、2秒、3秒……。
う……そ。
10数えても、明美は床にたどり着けなかった。
床は見えている。
しかし、目に映る床は、全く同じ距離を保ったままだ。
「い……いや、いやああーっ!」
永遠に落下し続ける恐怖のあまり、今まで以上の悲鳴をあげながら、明美は無限螺旋階段の吹き抜けの中を、一直線に落ちていった。
どこまでも。
61
:
( ゚Ω゚)⇔(゚δ゚ )
:2004/07/24(土) 14:29
明美の遺体は、翌日見つかった。
駆けつけた警官の一人は、遺体の表情が笑みを浮かべているようなのに気づき、それを不思議に思ったが、他の関係者は、明美がなぜそんな場所で死んでいるのかを不思議に思い、視線を上下させていた。
一基だけ整備中であった、四角いエレベータシャフトの中を……。
<糸冬 了>
62
:
( ゚Ω゚)⇔(゚δ゚ ) </b><font color=#FF0000>(v7SSblYU)</font><b>
:2004/08/27(金) 10:16
すいません。
長すぎました。
迷惑ですよね。
すいません。
∧‖∧
63
:
世にも名無しさん
:2004/09/11(土) 11:00
うちのチームは、平均20〜25ほどで最大84人いるぽ
それでいて、マターリした雰囲気のいいチーム
今でもこのゲームを続けてるのは、このチームに入ったおかげだなと思う。
おかげで毎日仕事から帰って、インするのが楽しみでしょうがないw
おいら「おいすー^^
A「あ、ぽこたんインしたお!」
一同「こんばんわ〜^^」
B「よーし今日もどっかいくかー^^」
一同 「おー^^」
あ、ぽこたんインしたお!
あ、ぽこたんインしたお
あ、ぽこたんイン
64
:
世にも名無しさん
:2004/10/09(土) 16:44
ぽこたんは帰らず
ただインするのみ
65
:
おまけを書いた人
:2004/10/20(水) 21:01
拙者、おまけを書いたくそですから・・・
あれは去年の六月くらいだった。俺はPCをやっていた。TVはついていた。
この時俺はオカ板に行こうとした。
行ったその時急に雨が降り始めた。一瞬びびったが無視した。
しばらくやっていると「オギャァ」赤ん坊の泣き声がした。俺はTVだろうとTVを見た。
TVはよく見る車のCMだった、ちょうど車のCMが終わりテレビ番組のCMになった。
しばらく考えて俺は気づいた。あの車のCMに赤ちゃんでとらん!しかも近所に赤ちゃんおらん!
俺は怖くなってすぐオカ板を閉じた。
そしたら雨がやんだ。
めちゃくちゃ怖くなってすぐ布団に入って寝た。
以上おまけを書いた人(今はコテハン)の実体験でした。
66
:
ピザトースト
:2004/11/19(金) 22:05
よく見たらこのスレ一ヶ月間書き込み無いw
後ここの話持って行きます
67
:
切腹!!!
:2004/11/26(金) 16:05
今何もいないはずの玄関の扉がゆれたかなりびびった
68
:
J・U・し
:2004/12/31(金) 20:02
初めまして・・・
ちょいと体験した話を書き込みます。あまり恐くないですが・・・。
ガキの頃に留守番を頼まれたんですよ。
つまらないものですから漫画を読んでいたんです。
そしたら誰もいない母の部屋から「スゥーッ」と・・・
ふすまが開くような音がしたんです。
空耳だろうと思ってまた漫画を読み始めたんですが・・・
台所から廊下にかけて「ピタ・・・ピタ・・・」と裸足で歩くような音がしたんです。
恐くなって布団にもぐったら親が帰ってきました。
もし親が帰ってこなかったらどんな事に・・・(つД`)゚・。
_________________/
|
|
/
ピタ・・・ピタ・・・
\
:∧_∧:
:( TДT):
:( つと):━━━┳━━
:⊂__)_): ┃
69
:
切腹!!!
:2005/01/08(土) 14:41
これは、僕が本当に体験したことです今僕は、12歳です
それは、たしか8月のいつか僕は、母と父が仕事でいなくて
妹が遊びにいっていてこのときは、僕が一人で留守番していマシタ
そのときは、パソコンに向かって2ちゃんねるを見ていたときいきなり
トイレのほうから「ドンドンドン」という音が聞こえるんです
1回目は、「気のせいかな」と思って無視していたらまた「ドンドンドンドン」
こんどは、もっと大きい音で聞こえました今度ばかしは、怖くなって
布団に隠れていましたそれでも「ドンドンドン」というおとは、聞こえます
そしてずっと布団の中で包まっているうちに寝てしまいました
しばらくして母が帰ってきてからもう音は、しませんでしたあの音は、
いったいなんだったのだろうか今となっては、もうわかりません。
70
:
ジエンα
:2005/01/08(土) 14:42
上は、名前間違えました
71
:
暁
:2005/02/11(金) 16:19:11
あんまりというか全然怖くないのですが、
ずっと前に私が体験した話です
私は学生で、クラスで体育祭の練習をしていました。
そのとき練習していたのが大縄跳びなのですが、
先生がまだ来ていなかったので縄で遊んでいました。
私は運動が嫌いだったので、遠くから見ていたのですが、
突然、後ろで「そういうことするのやめなよ」と、
少女の声が聞こえたのです。その声は、とても少女とは思えない
冷め切った声でした。それに、私の後ろのほうには、誰もいないはず
だったんです。クラスの人は前で遊んでいたし、遠くからの声ではなく
耳元でささやかれたような声だったのです。私は怖くなって、
友達に話しましたが、誰も信じてくれませんでした。
あの声はいったいなんだったのでしょうか・・・。
72
:
天使しぃ
:2005/03/27(日) 18:37:19
天使しぃといいます。この話がAA化されれば、うれしぃなぁ、と思います。
実体験では無いですが、知っているので一応書いておきますね・・・・
――――あわせ鏡――――(登場人物名は2chAAにしておきます)
モナーの家は家具屋だ。 季節的に商売の波がある。
特に忙しいのは春と秋だが、夏は全く暇だ。
この時期を見計らって、両親は旅行に出る。
今年の夏もその日がやって来た。
親「モナー、一週間程、四国に行ってくるからたのむよ」
モナーは今、(この話の設定上)中学1年だ
モ「やれやれ、また猫のドクと留守番か・・・」
でもモナーは寂しくなかった。友達が代わりばんこに泊まりに来るからだ。
両親が出かけた日はスペードが泊まりに来た。
73
:
天使しぃ
:2005/03/27(日) 18:53:10
(続きです)スペードというのは当然あだ名で本名はレモナという。
なぜスペードかというと、トランプ占いが大好きだからだ。
この日もレモナは机一杯にトランプを広げて、何やら占い始めた。
しばらく、モガモガやっているうち、一枚のトランプを伏せて
レ「でる、でない、でる。みる、みない、みる」
と、独り言を言いながら、手際よく開いた。その札(カード)は、スペードの
1だった。
レ「やっぱり、見る」 モ「何、何が見るだモナ?」
レ「今夜あわせ鏡しようよ」 モ「えっ、夜中にモナ?」
モナーは顔をしかめた。
レ「そう、見えるのよ!モナー君と私の未来が」 モ「まさかモナ?」
レ「その、まさかを確かめてみるのよ。」
74
:
天使しぃ
:2005/03/27(日) 19:15:57
(また続き)レモナは今夜、十二時に合わせ鏡をすると言って聞かないのだ。
2人は、一番向かい合わせに置く鏡台を見つけると、力を合わせて運んだ。
レモナは三面鏡に向かい、テーブルの上のロウソクに火を灯した。
レ「ねぇ、モナー君見て。凄く綺麗」 モ「本当だモナね」
もうすぐ12時というとき、電気を消した。鏡はまるで別世界の様だ。
一瞬鏡がユラッと揺れた。すると、花嫁姿のレモナが映った。
レ&モ「す、すごーい(モナ)」
また鏡は揺れ、レモナの母親姿が映った。それから映るレモナの姿は段々年
老いていく。
モ「ねぇレモナ、もうやめるモナ」レ「それが…」
――体が動かなくて……―― レモナの声は震えている。
その時、鏡がまた揺れた。そこに映っていたのは、白髪を逆立てた青白い顔を
した老婆の姿
レ「キャーーーー!!」 モ「レッ、レモナ!!」
鏡はガチャーンと音を立て割れた。ロウソクの灯りは消えた。
最後の顔は、そう。レモナの死んだときの顔だったのだ。 END
長くてごめんなさい。これで終わりです。では
75
:
世にも名無しさん
:2005/04/26(火) 16:42:42
半分実話、半分空想の話です。
76
:
75
:2005/04/26(火) 16:48:44
僕が自分の部屋にいた時です。
トイレからギーっと音が聞こえてきました。
何かと思ってトイレを見ると、僕意外誰もいないのにトイレの戸が開いていたのです。
ぞくっとして、トイレの戸を閉めてすぐに自分の部屋に戻ると、またトイレからギーっと音が聞こえてきました。
またトイレの戸を閉めると、トイレから「なんでしめるんだ!」という大きな声が聞こえました。
77
:
時代人
:2005/05/01(日) 23:49:22
これは僕の先生が体験した話です。
先生と友達(4人ほど)はH県某心霊スポットにふざけて行ったそうです。
そして、車で何往復かした後、
「何も出ねえな。」帰る事になりました。
そして帰る途中、
「自動販売機によってくれ。のどが渇いた」そして、車を止め、降りた友人は立ち尽くしました。
「どうした?」みんなが聞くと、
「あ・あれ・・・・!」友達が車の隅を指しました。そこには・・・・
血がべっとり付いていたそうです。
後日談
翌日、その部分はべっこリへこんでいたらしいですよ。
78
:
モナーの親
:2005/05/07(土) 16:50:13
書きますよろしくお願いします
―――後ろの人―――
私は2階で漫画を読んでいました。
2,3冊読み終えて本に手を伸ばそうとしたら、
後ろに気配を感じたんです
恐る恐る後ろを向いてみたんです
そしたらうしろに
黒い体をした何かがいたんです
突然私は気をうしなってしまいました
いったいあれは何だっんでしょうか
(ちなみに実話です)
79
:
アポリオン
:2005/06/12(日) 11:39:56
始めまして 最近この掲示板を見つけたものです
自分が体験した話を紹介します
夜の12時ぐらいに自分は布団に入りながらマンガ本を読んでいました
家のみんなは早く寝るので起きているのは自分だけでした
本を読み続けているとドアから『トン、トン』とノック音が聞こえてきました
自分は『誰?』と大きな声で言いました
そしたらドアから『カリ、カリ』と引っかく音が聞こえてきました
ネコがドアを引っかいているのかなと思いドアを開けてみました
しかし何もないので懐中電灯をつけてみましたがなにもありませんでした
その時は何も気にしませんでしたが
またドアから2倍くらいの音で『ガリ、ガリリ』と聞こえてきたんです
自分はかなりビビッてしまいすぐにラジオをつけて寝ました
かなり怖かったです
(´A`)長文スマソ
80
:
人魂
:2005/07/19(火) 13:29:38
これは友達から聞いた話です
その友達の小学校の裏側の路地には一台の三輪車が有ったそうです
そしてその三輪車にはうわさがありました
「真夜中2時にその三輪車の場所へ行くとその三輪車がなくなっている
そしてその辺りで子供の笑い声がきこえてくる」という・・・
友達はそれを確かめに行きました12時・・・1時・・・2時になったとき
ザワザワとその辺りの草木がなびきましたふと気がつくとその三輪車は
なくなっていたそうですそれから数分もしないうちに子供の笑い声と
子供の声が聞こえてきました「・・・ねえ・・・あそぼうよ・・・」
友達は怖くなって逃げ出そうとしたそうです、しかし何かに腕捕まれ
耳元で「何して遊ぶ・・・そうだ・・・君を引き裂いてあそぼう」
友達は手を振り払い全力疾走で逃げたそうです。
翌朝腕を見てみると手形が残っていたそうです
81
:
崇徳院
:2005/11/05(土) 11:48:35
自分が体験した話を紹介します
散歩まあただの犬なんですけどそしてあとから空気の人間みたいなのがおいかけてきたのでにげて布団にくるまっていました
82
:
高慶印
:2005/12/27(火) 14:10:50
これは俺の友達が体験した話を紹介します。
友達の通っていた学校では、チリンチリンのトイレと呼ばれる体育館のトイレがありました。
そのトイレは、水を流すと「チリンチリン」と音がしていました。
その友達はそのトイレの掃除だったため、一緒の掃除場所の男の子たちと水を流し遊んでいました
女子達は「やめときなよ」と言っていましたが彼らはやめようとはしませんでした。
そのときです。いままで普通になっていた音が急に「カランカラン」と言う音に変わりました。
それがなった瞬間、トイレのドアが急に
閉まり友達とほかの男子たには閉じ込められてしまいました。
そのとき彼らはトイレに写った骸骨の頭を見ました。
友達がきずいた時には保管室にいました。
先生に詳しく聞くと、そのむかしこの学校のところで激しい戦があったそうです。
多分その戦で破れた霊がいたんだと先生は言っていました。
これで話は終わりです。
長くてすいません<(_ _)>
83
:
こんぺいとうを一粒。
:2006/02/26(日) 14:33:02
私が小学校5年生の頃の話です。
私の学校には演劇クラブがあって、
その日は、友達のkとmとrで文化祭に向けてホールで自主練習をしていました。
自主練習で、先生も見ていないので、
みんなでふざけて舞台の幕の中に隠れたりして遊んでいたんです。
私はkと上手の方で遊んでいたのですが、突然後ろの方で、
「ウ〜〜〜〜〜〜〜〜……。」
と言う低い声が聞こえたのです。
私は驚いて幕から飛び出したのですが、
次の瞬間kが、
「キャァァァ!!!」
と叫んだので、どうしたのかみんなで聞いてみたら、
「誰かの手が足に触った。」
そして私の事も話したら、
みんなビビッてホールから飛び出しました。
あれが誰かは分かりませんが、今でも時々「何か」の
気配は感じます。
文章がおかしいかもしれませんが、許してください。
84
:
亜門
:2006/03/17(金) 23:32:51
どうも亜門です。怖い話を一つ。
これは俺がまだ小学3,4年の頃の話。
俺は年が2ぐらい下の近所の子と一緒に近くの森??
へ行き、そこで遊んでました。しばらくするとその子が森??の奥に行き、
しばらくして帰ってきたのですがその子が不思議な顔をしていたので
俺が「どうしたの??〇〇君(近所の子)。」と言ったら、その子が
信じられないことを言ったのです。「さっき、見た事もない動物をみた。」と言ったのです。
俺が「どんなのだった??」と聞いたら、その子は、「姿は、猪みたいな姿で、足あ3本しかなく、
顔は、犬みたいな顔だった。」と言いました。俺たちは、その森??から
一目散に逃げました。実はその子には言ってないけど、森??から出かかった時、
ふと、後ろをむいたら、森??の奥で、二つの小さな光がありました。
以上で話は終わりです。(^^)
(ちなみに、これは実話です。)
85
:
世にも名無しさん
:2006/04/23(日) 16:48:31
噂です。
とても寒い日に、A子さんは車に友達を乗せて、隣の町に買い物に行きました。
「道路がこおってて、あぶないわ。」
「気をつけて運転してね。」
「買い物がすんだら、寄り道せずに早く帰りましょう。」
そんなことを話しながら、車を走らせていました。
途中で、下り坂になったカーブにさしかかった時です。
ハンドルを切ろうとしてタイヤがキュッキュッと横にすべりました。
「あっ!」
いきなりブレーキを踏んだからたまりません。
車はツーッと右の方に大きくすべりました。
そこに、前から大型のダンプカーが走ってきました。
「ひゃーっ!」
「たすけて!」
二人が悲鳴をあげた時には、ガターンと激しい音をたててぶつかり、車は跳ね飛ばされて
道路の中央で止まりました。A子さんは、まっさおな顔でハンドルにしがみついていました。
「だ、だいじょうぶ?」
「へいきよ、こわかった…。」
幸いなことに、二人ともケガはありません。するとダンプの運転手さんがかけつけました。
「大丈夫ですか。」
「はい、どうもすいません。氷で車がすべって…。」
「そうですか…。しかしダンプカーのおかげで命拾いしましたね。」
「えっ…ダンプのおかげ?」
「ええ。もしダンプにぶつかってなかったら、貴方の車は崖下に落ちてましたよ。」
事故のショックでA子さんは気がつかなかったのですが、道路の下は四十メートルもある、
断崖絶壁だったのです。
もしダンプにぶつかってなかったら、二人は即死だったでしょう。
86
:
世にも名無しさん
:2006/05/05(金) 11:33:15
もうすでに出てるかもしれない有名な話ですが・・・。
「黒い人」
その日、私は自分の部屋に戻るため、マンションのエレベータに乗ろうとしていた。
エレベータが開くと、中には顔を隠している、全身黒い人がいた。
「まぁ、仕方がないだろう」
私は、気味がわるくていやだったが、入らないのも変だし、入ることにした。
そして、自分の階を押し、端っこにいた。彼の顔を見ようとしたが顔を隠して見えなかった。
自分の階の前で、彼は急いで出て行こうとした。彼は私の肩に当たった。私もわるいとおもったので「すいません」と謝ったが、何も返事がなかった。
そして、彼は私のほうを向き、にやりと笑うと、いそいそと逃げていくように、エレベータから出た。
変だな、とおもいながらも、自分の部屋に戻り、私は彼にぶつけられた肩を見た。
すると、そこには血がついていた。
・・・ここで話を終わらしたいのですが、この話にはまだ続きがあるのです。
数日後、私は忙しいので、その血の事も忘れていたが、ある日、玄関をたたく音がしたので私は玄関にいった。
玄関の穴から外を見ると、そこには一人の警察官がいた。
「ここで殺人事件がおきたのですが、何か知りませんでしょうか?」
彼はそう聞き、私はエレベータのことを思い出し、言おうとしたが、先ほど言ったように私は忙しかったので、
「知りません」
と私は言った。
「そうですか・・・」そういいながら警察官は出て行った。
「お前にしようとおもったのに」と彼は言った。私は背筋が寒くなったが気にしないでいた。
数日後、TVを見たら、私のマンションで殺人事件がおきたというニュースが流れた。
犯人は捕まっていないそうで、その犯人の顔を見たとき私の顔は凍りついた。
この前の警察官だったのだ。
首が冷たくなったので後ろを向いたら、そこには、この前の警察官が、ナイフを持ってたっていた。
87
:
世にも名無しさん
:2006/06/10(土) 22:06:32
朝おきて朝飯食ってたら、なんか尻があったけえとおもったら
う○こ漏らしてました。
88
:
世にも名無しさん
:2006/06/10(土) 22:12:19
僕は仕事で出張に行っています
なんやかんやで深夜0時に突入しました。
だれもいないはずなのにこんこんこんこんとドアがなっています。
怖いと思っていたのですがドアを開けましたしかしだれもいません。
なぜなら僕がこんこんこんこんと逝っていたからです。
89
:
世にも名無しさん
:2006/07/06(木) 11:09:06
これは知り合いが本当に体験した話です。
日本が戦争に負けた頃、彼は小学生を出たての少年だった。
彼は田舎に住んでいたが、家が地主であったため、
ある程度の財産を所持していた。
ちょうどそのころ、南米では開拓民を募集しており、土地を安く売っていた。
そこで、彼の父親は南米に土地を買い、家族全員を連れて移住した。
その地は深いジャングルに覆われており、隣国との国境が近いところだった。
彼らは山を焼いてタバコやミカンなどを植えたり、
家畜などを飼って生活をしていた。
南米中で左翼運動が強く展開されていたころ、彼はジャングルを歩いていた。
すると、前方から「バリバリバリ!」という物凄い音が聞こえた。
彼は驚いて咄嗟に頭を低く下げ、目を閉じた。
そして、恐る恐る頭を上げて見ると・・・
目の前に戦闘機が!
後に聞いた話では、テロリストが国境を越えたので
隣国の軍隊が出動したとのこと。
他にも、秘密警察に連れて行かれたり、大学の食堂で爆弾が爆発したりと
色々危ない経験をしたようですが、この時が一番怖かったらしいです。
90
:
世にも名無しさん
:2006/08/16(水) 00:07:15
これは僕が体験した話です。
僕の学校は三階建てで、1階が職員室、保健室、2階が1,2年生の教室、
3階がに5,6年生の教室があります。(3,4年生は、別の校舎にあります)
ある日、僕は保健室に休んでいる友達に、荷物を届けているときでした。
2階についたとき、何か音がするんです。
カッコ、カッコ・・・
よく聞けば、足音のようでした。
1年生が、忘れ物したのかな? そう思いましたが、今は6時間目が終わったとき、
4時間しかない一年生は、とっくに帰っている時間です。
僕は慌てて1階へいきました。教室に戻ると、忘れていた別の荷物を持っていきました。
でも、今度はなぜか2階へ行っても音は聞こえませんでした・・・。
その学校は、戦時中もあったそうで、何かあったのかもしれません。
ぼくにとって怖いほうの体験です。
91
:
侑子
:2006/11/29(水) 18:55:21
これは つい最近の 私が本当に体験した話です(今日です)
私は いつも遅刻しています。
今日も いつもと同じように遅刻していました。
家を出たのは8:04でした。
もう遅刻だ・・・ とあきらめて歩きました。
でも、私の前(と言っても、100mほどですが)に
同じ制服とカバンを持った女の人がいました。
私は 遅刻じゃない!! よかった・・・と思いその人の
いるところまで、全力で走りました。
私はその人の肩を軽くたたき、おはよう と声をかけたのですが
女の人は いなくなっていました・・・
最初の時は、あの人 足速いなぁ としか思っていませんでしたが
しばらく歩いて、いきなり 耳鳴りがしました。
そして こもった感じの重い声で、確かに女の人の声がしました。
後ろを振り向くと、顔が崩れたというか壊れたような
あの女の人がいました・・・
あまりの怖さに 私はダッシュで学校まで走りました。
でも、あのひとのおかげで、いつもは30分かかる学校も5分で行けました
あの人が、誰かは 私は知りませんが、いまでも ありがとう と
言いたいぐらい、好きな人です。
92
:
世にも名無しさん
:2007/03/11(日) 23:22:22
私が小6の頃に体験した話です。
そのとき私は栃木へ二泊三日の修学旅行に行っていました。
そりゃもうワクワクしていました。
幽霊を見たのは一日目の昼でした。あるところでおぼんを作るところにある
小さな林に女子高生ぐらいの人と小学生の男の子が手をつないでました。
その二人は私や友達をじーっと見ていました。
ほかのひともいることに気づいていました。まったく知らない人たちでした。
そして夜。寝て4、5時間ぐらいに目を覚ますと金縛りにあいました。
動くのは目だけでした。キョロキョロと見回すと昼に見た二人の
幽霊が横にいました。女の人の幽霊が
『窓の外を見てごらん』と言いました。
そのとき私は普通に体が動きました。そして言われたとおり
窓の外を見ると蒼白い満月でした。振り向くとあの霊はいませんでした。
そして布団に入ると
『綺麗でしょ?』と幼い子供の声がしました。
“ああ、あの二人は月をみせてくれたんだ”と思いました。
今でもこのことが忘れられません。
いえ・・・忘れることができません。
あの二人には今でも感謝しています。
93
:
シャドウくん
:2007/06/10(日) 20:44:19
あーよいねー
94
:
世にも名無しさん
:2007/06/15(金) 16:44:48
私が大学生だった頃の話です。
ある日私は クラブのコンパで夕飯は いらないと母に言いました。
すると、そこにいた弟と妹も、その日は 約束があり
家で夕飯は食べないとの事でした。
それを聞いた父と母も、「それなら私たちも 外食しよう。」と
その夜は 家族全員が外出する事になったのです。
夕方、私は 荷物を置きに、一旦家に戻りました。
その時すでに家には誰もおらず、待ち合わせの時間も
迫っていたため、すぐに家を出ようとしたときです…
電話が鳴りました。
私 「はい、○○です。」
「もしもし、ボクごろう。」
…それは 明らかに4,5歳の幼児の声でした。
「いまからいくからね」
???誰だ?ごろう?こども?知らないよ…
95
:
世にも名無しさん
:2007/06/15(金) 16:45:07
私 「えっと〜、どちら様ですか?」
「ボクごろう…いまからいくからね」
私 「え?もしもし?ボクどこのごろう君?」
「………」
その名前にも、年齢にもまったく心当たりがなかった私は
間違い電話だと思いました。
私 「もしもし?ボクどこに電話してるの?ウチは…」
「かせの○○でしょ?」
確かにウチは『加勢と言う所の○○と言う苗字』です。
私は 少々あわてました。
母達の知り合いの子供なのではないか?何か約束をしていたのではないか?
「…ボクいまからいくからね」
私 「あのね、今日は みんな出掛けてて、ごろう君来ても誰もいないよ?!
私もこれから出掛けちゃうし。お父さんか、お母さんに代わってちょうだい!
…もしもし?…もしもし?!」
「ボク……いまからいくからね。」
突然、私は 気味悪くなりました。
96
:
世にも名無しさん
:2007/06/15(金) 16:45:29
その子は 幼児独特のたどたどしい、ゆっくりとしたしゃべり方で
何度も私が来てはダメだと言っているのに、あせる風もなく
同じ言葉を 同じ調子で繰り返すのです。
自宅の電話番号は 電話帳に載せていないので『加勢の○○』と言うのなら
知人の子に違いないのですが…
「いまから………いくからね…」
私 「もう切るよ、出掛けるからね。来てもダメだってお父さんとお母さんにもそう言ってね。」
「おとうさんもおかあさんもねー
交 通 事 故 で 死 ん だ」
97
:
世にも名無しさん
:2007/06/15(金) 16:45:48
私は電話を切ると、ものすごい勢いで夕暮れの街に飛び出しました。
ぐずぐずしてると、その子が来てしまうような気がしたのです。
…私の家族は 災難を免れたんだ…
どうしてそんな事を 思ったのでしょう…それは ただのいたずら電話だったかもしれないのに…
私の中の原始的感覚が、いまだにこのときの事を 激しく恐怖するのです。
時にどこかで不吉な風が起こって何の関わりもない者に襲いかかってくる…
私は そんな事があるような気がしてならないのです。
あの夜、家族全員が外出したのは偶然でしょうか…。
そして、これも偶然なのかもしれませんが、この話を 数人の友人にしたところ…
友 「…ちょっと!もう止めようよこの話!!やばいよ、あんた気が付いてる?
さっきから急に人がいなくなっちゃったよ!周り見て!!
あんなに沢山人がいたのに…今、私たちだけだよ!!」
私達は大阪の あるデパートの中の喫茶店で話をしていたのですが
ふと気がつくと、夕方であれほど混みあっていた、その辺り一帯が急に
人けが無くなってしまったのです。
私は あの脳裏に焼きついた幼児の声を 早く忘れたいです…。
完
98
:
94から97の人
:2007/06/15(金) 16:47:41
なんか漫画で見た話です。よければ使ってください。
99
:
94から97の人
:2007/06/15(金) 16:48:54
知ってる話をもうひとつ・・
家のお墓は家のすぐ近くにあって
東京の大学行くようになるまではわりと頻繁に墓参りしてたのね。
で、お墓に今まで亡くなった人の戒名がまとめて書いてある石があるんだけど、
これから書き足せるように半分くらいが空白なの。
10年くらい前、私が消防だったある日、
その石の空白の所に「知」「子」っていう2文字が彫ってあった。
「知子」って続けてじゃなくてぽつん、ぽつんと2文字。
いたずらにしてはあまりに上手だし(他の戒名の字と変わらないくらい)、
そもそもお墓の入り口にカギかけてあるから身内以外入れない。
ちなみに母の名前が「○○子」で弟の名前が「知○」。
10年経った今も2人は元気だけどね。多分、そのままにしてある。
今更だけどよく考えると洒落にならない気がしてきた。
100
:
1
:2007/08/30(木) 14:39:36
どっかのHPで見つけた話
ある村では、毎年川の水かさがふえて洪水になるんで、そのたびに若い娘を人柱にしてきた。
この年の人柱になる女は歌が大好きで、いつも何かしら歌を歌っていた。
あるときは籠目をかぞえ、そして、あるときは自分のことをうたった。
そして、このうたをきいた夜明けの番人に恋をした。
二人は、どんどん仲良くなったが、いけにえの日はどんどんちかずいっていった。
耐え切れなくなった男は女にいった。
{一緒にこの村を出よう}
PCの調子悪いんできょうはここまでにします。
101
:
1
:2007/09/03(月) 20:34:31
続き
しかし、思ったよりも村の追っ手は早く村の井戸で
ついに追いつかれてしまった。村人ととの間はじょじょに縮まっていく
そんな中女が信じられない行動に出る。
男を井戸に突き落としたのだ。そしてその後こう叫んだ。
「この中に人柱の娘がおるぞ!」
と
井戸の壁はコケで滑ってのぼれないということはわかっていたはずなのに・・・
女は別の村で暮らすことにしたそうな。
むらの男と結婚し、子供も生んだ。
そしてその子供に歌を作って歌ってあげたんだ。
そのうたが・・・・
籠目 籠目
籠のなかの鳥は
いつどこでやる
夜明けの番人
鶴と亀が滑った
後ろの正面だぁれ
意味を一個ずつ説明すると・・・・・
102
:
1
:2007/09/03(月) 20:39:09
籠目 籠目 最初のところ
籠の中のとりは 鳥=女
いつどこでやる いつでれるの?
夜明けの番人 男
鶴と亀が滑った つるっと壁が滑った
後ろの正面だぁれ だぁれ?私は彼を押してない・・・やってない・・・
103
:
世にも名無しさん
:2007/09/05(水) 18:02:31
だれもいない
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