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ギャングエラ
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『DAIMAJIN』佐々木主浩、メジャー4年間の軌跡 〜Vol.3〜
横浜復帰を決めた佐々木。低迷する古巣を救えるか。（写真提供・共同通信社）
シアトル・マリナーズの退団、日本球界への復帰を宣言してから約2週間。佐々木主浩投手の横浜ベイスターズへの復帰が決まった。ブルーのストライプ、背番号『22』のユニフォームに袖を通した“ハマの大魔神”の姿は、5年という歳月を感じさせないほど自然だった。
「僕を育ててくれたのは横浜だし、今の僕があるのも横浜のおかげ。ホッとしています」
佐々木が不在の間、横浜の背番号『22』は一昨年から吉見祐治投手が着けてきたが、今回の復帰で再び佐々木のもとに戻ってきた。「ラッキーナンバーなのでこだわりがありました。（吉見は）東北福祉大の後輩なので先輩の一言でなんとかなるかとは思っていましたが（笑）」
日本球界で通算239セーブの佐々木が、高津臣吾投手（ホワイトソックス）の通算260セーブという日本記録を今シーズン中に破るという期待もある。しかし、セーブはいくら佐々木1人が頑張っても増えていくものではない。昨季途中から守護神を務めていたエディ・ギャラード投手の使い方を含め、佐々木の出番をどこまでお膳立てできるかがチームの課題となりそうだ。
しかし、昨季まで何をやっても勝てないという印象だった横浜にとって、「佐々木につなげば…」という1つの指針ができたことは精神的に大きい。特に若い選手にとっては何よりの刺激になるはずだ。“DAIMAJIN”から“大魔神”に戻った佐々木が、混戦のセ・リーグを演出してくれることを期待したい。
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