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ああああああああああああああああああああああああああああああああ
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フリンジとの出会い
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それは2000年10月2日だった。
私の目の前で車に轢かれた彼。
白いゴムマリがぐるぐる転がっていった。
ピクピク痙攣したあと、動かなくなった彼。
「死んじゃった・・・。」
道路の真ん中で横たわるその白いゴムマリが
後から来る 車に何度となく轢かれて
ボロ雑巾になってしまっては、あまりにも可哀想!
そう思って側溝に寄せてあげよう・・って思った。
一瞬・・内蔵とか出てたらどうしよう;;って思ったけど
勇気を出して行ってみた。
近くに寄ってみたら
パチッと大きな目でアタシを見る。
生きてる!!!!
起してみるけど立てない。
轢いた車の主がグゥィーーーンとかなり先からバックしてきた。
「すみません、お宅の犬ですか?」
違うけど、多分飼犬ですよ。生きてるんだからこのままに
しておけませんよね。病院に連れていってあげてください。
飼犬だと思ったのには確信があった。
実は私はゴムマリくんを抱いてウロウロしてる若い男を
見ていたからだ。
何?あれぬいぐるみ???・・を抱いてる・・・
変態????!!!って思って見ていたからだ。
轢いた主は携帯で会社に連絡をしていた。
某有名運送会社の彼は、事故の内容を説明していた。
まもなくその会社の人が2名来た。
「大丈夫だべ?な。大丈夫だよなぁ〜」
しきりにそう言って立たせようとするオッサン。
ヨロヨロと立とうとするゴムマリ。
そのまま放置されたら困る!!と正義感に燃えた私は
家に帰って動物病院に電話をした。
夜も8時を回っていたから、診療できる病院を探してみた。
すぐ、現場に戻って「ここに行って下さい!」とメモを渡した。
・・始めてそのオッサン達の顔を見たら(失礼:)
知合いの方だった。
状況が気になるので、必ず私の家に電話して欲しい。と伝えた。
11時近くなって電話を貰ったら
ゴムマリは軽い打撲で命に別状が無い。との事だった。
ただ、病院の先生が言うには・・。
「この子の状況を見ると、おそらく捨てられたんでしょう。
まったくトリミングもされていないし。この犬種はトリミングが
必要なんです。」と言うことだった。
オッサン2人は(失礼;;)その足で警察にも届けた。
飼主が名乗をしなければ、そのまま保健所行き・・・。
そこで、電話を私にしてその内容を伝えたオッサンは(失礼;;;)
私を逆に説得し始めた。
とりあえず、私の所に置いておけ。と言うのだ。
その汚いゴムマリはかくして・・・我家の住人になった。
ビションフリーゼの名前の由来に「巻毛」と言う意味が
あるそうだけど、「巻毛」なんて可愛いシロモノでは無く
毛がドリル状になっていて、むしろ「レゲエ」だった風貌の彼はその毛の状態から
「フリンジ」と命名されたのである。
汚くてダッコも出来なかった私は
彼を「ビションフリーゼ」にしてあげたかった。
しかし。美容室に行ってトリマーさんに言われたその言葉は!!
「丸刈りですね!」
「・・・ですよねぇ〜^^;」
マルガリータになった彼はおめめの大きな美男子だった!!
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