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裏帝国の本郷零攻略当たった1/1000人の方へ

928銀二:2006/06/17(土) 00:28:07 ID:PNGgfEv.

●ファイティングスピリット ___ エピソード3<実録編> 「死闘」

 単発当たりは⑦×⑧のノーマルビタ止まりだった。
 ¥15Kも使ってこの当たり方じゃ前途多難かと思った。
 そして当たり消化の終了間際に、連結台に確変魚群が発生した。WARRNINGだ!

 連結台はオレにとって最も警戒すべき位置の台である。
 そいつが確変を引くともう絶望的な状況になる。500回以上のハマリが濃厚だ。
 当たるな、当たるな...外れた!......これが何を意味するか?
 オレにチャンスが巡って来たってことだ。連結台はまだ通常回転だからな。

 時短に入ってオレは積極果敢に攻めた。しかし強いアゲインストに岸まで押し戻された。
 「制御用ホルコンが介入してるんじゃないか?」と疑いたくなるのはこんな時だ。
 実際のところはどうであれ、ライバル台に当たりが入ろうとしているに違いない。
 ちょうどファイティングスピリットを書こうとしてた時だっただけに、
 ネタにしようと思ってオレは気合を入れた。「ゼッタイに負けるわけにはイカン!」

 連結台に泡マリンが出たときだった。オレの台にはエビの泡なしヘロヘロが出た。
 「かなりヤバイ!」。連結台は当たれば確変だろうし、オレのはヘロヘロだし。
 「と・ま・れー」とオレはガラスに指を当てて、そしてエビを止めた。マグレで当たった。
 連結台はもちろん外れた。コンマ何秒のギリギリのところで勝てたようだ。

 しかしオレが3連荘目の当たりを消化していたときだ。連結台がサクッと確変を引いた。
 「なにぃ?やっぱり当てさせようとしてるじゃねえか」とそのとき確信したわ。
 ソイツが確変を引いたんでもう絶望的だったが、とにかく全力は尽くした。
 しかし4つ目はヘロヘロの単発だった。「負けたか...終わったな」と思った。
 だが、死がそこまで迫っている時短中に、気を取り直して考えた。
   「連結台に確変を入れる気なら、そいつを略奪したるわ」
 オレの台にはアゲインストが吹き荒れて、モードも最低なレベルにダウンしていた。
 それでも連結台のわずかなスキをついては猛獣のように打ち、そして確変を略奪した。
 オレの台は何度も死んだ。死んでは生き返ってまた死ぬ。その繰り返しだった。
    結果、連結台はストレートで13連荘した。
    オレは確変を4回引き戻して13連荘した。
 連荘はほぼ同時に終了し、終わってみれば引き分けだった。
 連結台のヤツもこっちをかなり意識していて、オレが引き戻すたびに首をかしげていた。
 「有りえねえ」ってソイツの心の声が聞こえたが、オレは何度でも生き返る。

 なぜなら.....S海には海風が吹いているからだ。


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