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ネタリンク03
342
:
WS
:2025/10/13(月) 08:44:59
ミダス王(ギリシャ神話)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/44522.html
【ミダスの手/ミダスタッチ】
ある日ディオニュソスは、自分の年老いた養父が行方不明であることに気付く。
酒好きでしょっちゅう酔っ払い何処かに行く養父を探していたら、なんと彼はミダス王によっておもてなしされていた。
その事に感謝したディオニュソスは彼に対し好きなものをやろうと言い、そしてミダスは要求した。
「触ったもの全てを黄金に変える力がほしい」
その能力を手に入れたミダスは早速色々と触り、全てが黄金になることに狂喜乱舞する。
しかしその能力によって手に持った食べ物や飲み物も黄金になってしまい、それは滅びの能力と察する。
彼は自らの欲深さを反省し、ディオニュソスに頼み込んでこの能力を破棄する方法を教えてもらう。
無事能力から開放された彼はこれ以降、富すらも怖がるようになってしまったのであった。
また、能力を捨て去る方法としてディオニュソスが提示したのは
「パクトロス川(パクトーロス川とも)」という川で行水することであった。
ミダスがその通りにすると、身体から黄金の力は抜けて流れる川に移り、川砂は金色に輝き始めた。
お陰でこの川は砂金が多く取れるのだとか。
【王様の耳はロバの耳】
というわけで富や贅沢にすっかり懲りたミダスは田舎でスローライフを送ることにした。
その頃彼はエロ神田園の神「パーン」の崇拝者となっていた。
なおこの変貌については「ミダス本人も好色家だった」という説がある。
原典では実際に女性に熱がある描写はないが、上記の短絡的な欲深さを見せた後では妙な説得力がある。
さてそんなある日パーンはあろうことかオリュンポス十二神にして芸術の神でもあるアポロンに音楽対決を挑んだ。
アポロンの竪琴と、パーンの角笛の対決の勝敗は、その演奏を聞いたトモロスの審判で決定することとなった。
だが相手が悪すぎた。流石にトモロスはアポロンの方が優れていると判断し、パーン本人も完敗を認めた。
しかしそれに意義を唱えたのが、偶然通りかかったミダスである。
彼はあまりにもワンサイドゲームだった事をやり玉に挙げ、この投票は不正ではないかと大胆にも問い詰めたのだ。もう一度言うがパーン本人は負けを認めているところにこれである。
このあたり、単純に「ミダスが崇拝するパーンを贔屓した」とも、「贅沢を嫌うミダスにはアポロンの洗練された演奏よりパーンの素朴な演奏の方が心地よく聞こえた」とも言われることがある。
どうあれ、文化・芸術の感性は人それぞれ。音楽で対決する以上そういう意見が出ることもあるだろう……
……が、これを流せるほどアポロンが大人だったら、ギリシャ神話世界は平和である。
いきなりやってきて不義だと言われたアポロンは当然激怒。
「芸術を理解しない堕落した耳め!」
「お前の耳は人間のものじゃない!」
とかなんとか言ってミダスの耳をロバの耳に変えてしまったのであった。
こうして(多分)人類最古の獣耳属性を手に入れてしまったミダス王。
勿論そんな耳では噂になってしまう。最悪、全国民の笑いものである。
ミダスはターバンなどでできるだけ隠していたが、流石に髪を切る時はその耳を出さざるを得ず、それを理髪師に見られてしまう。
勿論口止めを頼むミダスであったが、理髪師は我慢できず植物に向かって「王様の耳はロバの耳」と呟いてしまう*2。
しかしその植物は意思を持つ植物だった為、木々にその噂は広がり、やがてミダスの家来すらそんな噂を言い出してしまう。
その事に激怒したミダスは噂を広めた犯人を探し出そうとするも、よくよく考えたら事の発端は自分だということに気付き大いに反省した。
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