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クトゥルフ神話

44WS:2022/08/27(土) 09:47:37
クトゥルフ
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%95

Great Cthulhu is Their cousin, yet can it spy Them only dimly
大いなるクトゥルー〈旧支配者〉の縁者なるも漠々として〈旧支配者〉を窺うにとどまりたり。
―ネクロノミコンより抜粋
(創元推理文庫のラヴクラフト全集では、Old oneを”外なる神”と訳している。これはラヴクラフトが旧支配者と外なる神を明確にカテゴリーしていないために様々な用法が為されている。)

ラヴクラフトの小説「ダニッチの怪」ではネクロノミコンの一節が引用され、彼は外なる神ヨグ=ソトースやニャルラトホテプと比べれば、格段に劣る存在だと仄めかされている。
外なる神々は、人間が見ることも触れることも出来ない高次元の存在でクトゥルフは、その点で人間とさして変わらないと揶揄している。

ラヴクラフトの小説「狂気山脈」によれば、太古の地球で彼より先に地球を支配した種族古のもの(エルダーシング)と勢力を争った。
しかし3億年前に星辰の変化(クトゥルフにとっては生命活動に関わることらしい)や地殻変動が起こり、ルルイエと共に海底に没した。
その後、ムー大陸で崇拝され、現代まで密かに信仰が続いている。

「ルルイエの館にて死せるクトゥルフ夢見る内に待ちいたり」

ルルイエが浮上し、クトゥルフが復活するとき、この世が滅ぶという予言がある。
かつて地球の半分を支配したクトゥルフの信仰や存在が隠されているのは、彼の敵から存在を隠すためだと崇拝者たちは、考えているが3億年も眠っているクトゥルフは、信者たちなど何の関心もない。
ラヴクラフトの小説「クトゥルフの呼び声」にあるようにルルイエで眠るクトゥルフが復活するには、星の位置が再び元に戻れば良いのであって、信者たちの祈りや儀式は、何の意味もない。
ラヴクラフト研究家ST・ヨシ氏は、この関係性は、クトゥルフと外なる神にも符合すると指摘しており、クトゥルフは、外なる神の司祭だが、アザトースら外なる神々は、クトゥルフに何の関心も抱いていない。
いわゆるこの構造が宇宙的恐怖(コズミックホラー)に当たる。

小説「クトゥルフの呼び声」では、1925年の2〜3月頃に悪夢を見始めた彫刻家ウィルコックが冒涜的な作品を掘り上げている。
なお、このエピソードは、ラヴクラフトが見た夢がモチーフになったのだと考えられている。
ラインハート・クライナー宛ての手紙(1920年5月21日)には、夢で不思議な浅彫りを異常な値段でラヴクラフトから買い取ろうという学芸員が現れたと話している。



化身
肉体が封じられている為、精神体や人々の夢を介して顕現する化身が多い。
ビーモス(ベヒーモス)
夢とテレパシーを通して顕現する青、緑黄色に輝く霧のような姿。物理的な力を一切持たないが、強力な精神能力がある。ビーモスの精神支配下に置かれた動物や人間はビーモスの肉体の延長として操られる。その間その事実に気付かない。
コラジン
クトゥルフの意識体。クトゥルフとして夢の中に現れる。人間の精神を貪り、力を蓄えると物理的に顕現することもできるという。海洋生物の肉体を支配し肉体を形成すると、合体しクトゥルフの物理的な化身となる。この化身はクトゥルフと同等の力を持つ。
すべてのサメの父
聖書にあるリヴァイアサンの可能性がある。
古代のカルカロドン・メガロドンなどの巨大なサメに似た姿であるが、大きさは倍ほどもある。幽霊のように白く、海はその周りで輝いている様に見える。絶えず空腹で目の前のものをすべて貪り食う。常に激怒で狂乱している。大きな外用船すら一噛みで壊滅させる。
深きものに崇拝されており、彼らは全てのサメの父を呼び出す儀式を知っているが、制御不能の為呼び出すのは最終手段。彼らの共同体全体が脅かされる最悪の事態に呼び出される。
ルムル=カトゥロス
人間。アトランティスの神官王。
ハスターの盟約に関連する存在。昔の入信者は彼の弟子の一人になるために最も耐えがたい試験を受けていた。クトゥルフの精神を具現化することを命じられた魔術師。
(ロバート・E・ハワードが創作した「カスロス」へのオマージュとしてラヴクラフトが創作した)


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