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聖ロムアルドゥス 聖遺物信仰
https://julius-caesar1958.amebaownd.com/posts/17388701/
「紀元約1000年頃ウンブリア山村の民衆は、隠者ロムアルドゥスを危うく撲殺しかけた。これは彼の骨を失いたくなかったためだった。」
聖ロムアルドゥス(イタリア語:ロムアルド 952年-1027年)
カルマドリ派修道会の創設者。
彼の徳の高さは人々の知るところとなり、時の皇帝を始め、各界の名士たちまでが教えを受けに行った。
ロムアルドが撲殺されそうになったのは、修業していた修道院から故郷へ戻ろうとした折の出来事。彼をすでに聖人視していた近隣の民衆は、かくも功徳のある人物がこの地を去ってしまってはいかなる災禍がふりかかるかもしれないと恐慌をきたし、必死に引き留めにかかった。しかしロムアルドの意思を覆せないと悟ると、せめて聖遺物として留まってもらおうと彼の殺害を計画したのだ。幸いロムアルドは事前にこの計画を察知し、剃髪した上に暴食をしてみせることによって狂人を装い、どうにか難を逃れて帰郷を果たしたという。
聖人や聖遺物の持つパワー、エネルギー(ウィルトゥス virtus【ラテン語】)への希求、依存がいかに強かったかを示すエピソードだ。
ルイ9世が国家予算の半分以上の大金を払ってまで「茨の冠」を手に入れようとしたのか不思議ではない。
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