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ネタリンク 02

268WS:2022/11/05(土) 17:30:23
吃音症 stuttering,stammering
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%83%E9%9F%B3%E7%97%87
言葉が円滑に話せない、スムーズに言葉が出てこないこと。
非流暢発話状態のひとつ

吃音には、幼児期から始まる発達性吃音と、発達性吃音のなかった人に脳の疾病や精神的・心理的な問題によって引き起こる獲得性吃音がある

「発語時に言葉が連続して発せられる(連発)」、
「瞬間あるいは一時的に無音状態が続く(難発)」
「語頭を伸ばして発音してしまう(延発)」
などの症状を示す

日本国内においては吃音症、どもりとも言われているが、特に近年「どもり」は差別用語や放送禁止用語とみなされており、公の場で使われなくなってきている。

吃音の原因をめぐる研究史
19世紀のヨーロッパにおいては、吃音の原因は発語・呼吸器官にあると考えられており、治療も、呼吸や発声練習が中心だった。
20世紀初頭になると、脳の問題が指摘されるようになる。
具体的には利き手を無理に矯正したことが原因で、左右の脳からの運動指令に混乱が生じ、吃音につながったと考えられた。
ここからアメリカでは利き手矯正をやめようという動きが生じたが、吃音になる人の数は減らなかった。
のちに利き手矯正が吃音発症と関係ないことが証明されている。

1940年代には、心理的な原因が指摘され、アメリカの心理学者ウェンデル・ジョンソンは「診断起因説」を発表した。
これは、吃音は子どもの口からではなく親の耳から始まる。正常な非流暢性が吃音とレッテルをはられ、本人に意識させることによって、吃音が始まるという考え方である。
この考え方はかなり流通したが、さまざまな研究者によって反論され、1970年代頃には、診断起因説は廃れていった。


脳科学的アプローチ
2000年前後から、米国テキサス大学サンアントニオ健康科学センターの Research Imaging Center などで、「吃音は脳神経の機能不全によるもの」という脳神経科学の視座から研究が進み、『脳機能障害』であるとの見解が出てきている。

遺伝学的アプローチ
吃音に関連する遺伝子が少しずつ特定されてきている


家族による支援
家族による支援で何よりも大切なのは、吃音をとがめるのではなく、本人のありのままを温かく認めることで、吃音による自己肯定感の低下を防いでいくことである。
また、気になることや不安になることがあったら、気軽に言語聴覚士に相談することが大切である。

家族が本人と関わっていく上で大切なポイントとして、以下の点が挙げられる。

・本人が安心して話すことのできる時間をつくる
・言葉の先取りをせず、本人の話にじっくりと丁寧に耳を傾ける
・話し方ではなく話の内容に着目し、興味をもって話を聞いたり笑顔で相づちを打ったりする
・本人が話すことのできた言葉を、復唱したり要約したりする(「しっかりと伝わっている」・「受け止めてもらえている」という安心感を持つことができ、話す意欲が高まる)
・どのような話し方でも、言葉を伝えることのできた本人の意欲と行動を褒める
・このような関わりを通して、本人の話す意欲と自己肯定感を育んでいくことが重要である。




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