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HB大学

833WS:2022/09/23(金) 14:57:28
>>832
コンスタンツェの逸話
ウィーンへ帰り着いてすぐ、彼の不調はますます明白となり、それによって彼は鬱々と沈み込んだ。
妻は彼にささやかな気晴らしと余興を与えようと、プラーター公園で一緒に馬車に乗っていた。
2人で座っているとモーツァルトは死について話はじめ、自分のためにレクイエムを書いているのだと明言した。
感受性の鋭い男の目には涙が流れ「間違いないと思う」というと彼はこう続けた。
「もう自分はあまり長くないと。毒を盛られたに違いない。この考えから抜け出せないんだ。」
11月20日には寝たきりの状態となり、浮腫、疼痛、吐き気に苦しんだ
2週間後の12月5日に彼は帰らぬ人となった。

他殺説
作曲家仲間のアントニオ・サリエリがモーツァルトに毒を盛ったという噂は早くから囁かれていた。
しかし、モーツァルトの体調不良で観察された症状が中毒を示唆するものではなかったため、この説は誤りであると証明されている
その主張は否定したものの、自分がモーツァルトの死に関わったのだという俗説と、告発によってひどく影響を受けたサリエリは、これを一因として後年精神障害を発症してしまう

モーツァルトは生涯を通じて健康に問題を抱えていた。
天然痘、扁桃炎、気管支炎、肺炎、腸チフス、リウマチ、歯周病に苦しめられていたのである。
これらが彼の死去に関わっていたのかどうかは、決定不能である。




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