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コーサ・ノストラ(La Cosa Nostra) コーザ・ノストラ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9
秘密結社的犯罪集団
イタリア語で「我らのもの」を意味し、一般的にはマフィアとして知られるが、正確にはマフィアとコーサ・ノストラは区別される。
マフィアという呼称は、時期は不明であるが18世紀末から19世紀初頭にイタリアのシチリア島で発生し、19世紀末から始まったアメリカへの移民と共に、イタリア国外へと進出し世界的な組織と成長していった、
一方コーサ・ノストラは第二次世界大戦中にアメリカが強制送還したラッキー・ルチアーノに対してつけられた組織(ギャング)を言う。
ボスを頂点とするピラミッド型の構造を持ち、忠誠心と暴力による恐怖支配によって組織を維持した。
秘密結社でもあり、組織について沈黙を守るよう定める血の掟によって、その実態が表面化することは少なかった。
麻薬・売春などの犯罪はもとより、公共工事への介入など、その活動は多岐に渡る。
イタリアとアメリカのマフィアには根を同一にするものとして交流があると言われるが、世代の交代や時間の経過とともにその関係は薄くなっていると推測されている。
入会儀式
組織への入会の儀式は、資料によって微妙に違いが見受けられるが、だいたいは以下のように進められる。
まず、新規入会者は人気の無い場所へ呼び出される。
そこに入ると、3人のマフィア構成員がおり、彼らから入会の意思確認がなされる。
それに同意すると、沈黙の掟等の「名誉ある男」として守るべき掟が伝えられる。
その次に、どちらの手で銃を持つかと尋ねられる。
そして差し出した手の指にピンを刺し、聖母マリアが描かれた紙に指先から出た血をつける。
その後、その紙を両手で包むように持ち、その紙に火がつけられる。
そして紙を持ったまま、「私が誓いを破ることがあれば聖人の貴方のように我が身も燃え尽きる」と唱え誓いを立てる。
この儀式を終えると、「名誉ある男達」の正式な一員となる。
禁酒法後
ニューヨークの地方検事トーマス・デューイがルチアーノを投獄して組織に大きなダメージを与えたかに見えたが、ルチアーノは刑務所から組織を指揮し、犯罪活動自体に影響はなかった。
第二次世界大戦後、ルチアーノは連合国軍への戦時協力により政府に恩赦が認められイタリアに強制送還という形で釈放されたが、のちアメリカへの麻薬密輸に関わった。
禁酒法が廃止された1933年以降のマフィアは酒の密輸に代わる収入源を賭博ビジネスに求め、また労働組合に進出した。
東海岸マフィアは全米各地に賭博の拠点を次々に作り、キューバにも拠点を作って全米のコーサ・ノストラと利権を分かち合った。組合については、1930年代、衣料業界や娯楽業界から運送業界まであらゆる産業に触手を伸ばしていった。大手自動車会社フォードやハリウッドの映画会社も被害に遭っていた。
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