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HB大学

702WS:2022/05/27(金) 10:51:07
ワクチンの誕生と発展
https://www.med.or.jp/doctor-ase/vol40/40page_id03main2.html#:~:text=19%E4%B8%96%E7%B4%80%E5%BE%8C%E5%8D%8A%E3%80%81%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%B9,%E3%81%8C%E8%80%83%E6%A1%88%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82
ワクチンの歴史は、エドワード・ジェンナーが天然痘に対する牛痘*1種痘法を発見したことに始まります。天然痘はその死亡率の高さや、痘瘡や失明などの様々な後遺症から非常に恐れられていました。「天然痘に一度かかると二度とかからない」ということは昔から知られており、紀元前1世紀のインドや宋代の中国では天然痘患者の膿を人為的に植え付ける「人痘種痘」が行われていたことが記録に残っています。

18世紀のヨーロッパでは、「牛痘にかかると天然痘にかからない」という民間伝承がありました。それに注目したジェンナーは、人体実験を繰り返して、牛痘患者の疱疹の漿液を傷口に塗りつける牛痘種痘法を確立しました。その後、雑菌の混入や他の感染症の伝播、継代による効力低下などの問題に対して改良が重ねられつつ世界中に広まり、1980年にはWHOが天然痘の世界根絶宣言をするに至ります。

19世紀後半、ルイ・パスツールが病原体を動物の体で継代して人工的に弱毒化させる弱毒生ワクチンを開発しました。その後、病原体を無毒化する、より安全な不活化ワクチンがイギリスで開発され、20世紀には孵化鶏卵培養法や細胞培養法、遺伝子組み換え法といった様々なワクチンの製造法が考案されました。


ワクチンの歴史
2,000年のイノベーションが世界を救う
www.endpolio.org/ja/wakutinnoli-shi


ワクチンの歴史
www.machida2.co.jp/topics/tanso/vaccine.htm
ワクチンという言葉はパスツールがジェンナーの業績を記念してラテン語の雌牛を意味するvacaから付けた名前です。
 天然痘根絶に使われた種痘ワクチンの成分はワクチニアウィルスです。
ジェンナーが使ったものは牛痘ウィルスで、両者は別物です。ワクチニアウィルスの起源はまだ不明で自然界では見つかっていないようです。
 日本に種痘が渡ってきたのは1849年です。オランダから長崎に持ち込まれた牛痘苗は江戸まで運ばれました。
その方法は子供に接種し、各藩で天然痘に罹っていない子供を用意し、継代していくシステムで運んだようです。
 牛や羊の皮膚で痘苗を製造する方法を考え出したのは、イタリア・ナポリの医師ネグりで150年前です。
皮膚に傷をつけ、そこに原苗を植え、1週間後にできた潰瘍病変を掻き採り(粗苗)、これを処理して種痘ワクチンを作ったようです。
牛1頭から20万人分ができたそうです。




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