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世界が認めた街の治安を守るシステム「交番(KOBAN)」は日本で生まれた
https://news.yahoo.co.jp/articles/333926ff1179d3253e02630e84ec19c2ed4c3fe0
警察官が町の中で治安を守る「交番」制度、実は明治時代の日本で生まれた。
江戸時代には奉行所があり、同心らが犯罪を取り締まっていた。
明治時代になって新政府は、フランスなどの警察組織を参考にしながら、東京に3000人の「邏卒(らそつ)」を採用し、「屯所(とんしょ)」を拠点にパトロールなどを始めた。
「邏卒」は今の警察官、「屯所」は警察署である。
1874年(明治7年)に警視庁が設立されて、日本での警察制度が本格的にスタートした時に、「邏卒」という呼び名は「巡査」に変わった。
巡査たちは当時まだ治安の悪かった街の交差点に出るなどしてパトロールを開始した。
しかし、雨の日、風の日、真夏の暑い日、雪の日、日本の四季の中での立ち番は大変だった。
最初は「交番所」として簡単なボックスが用意されたが、やがて1881年により広い建物を建てることになった。
それが現在に通じる「交番」の姿である。
警察官が「交代で見張り番をする」、それに由来する「交番」という呼び名は、一時「派出所」と変わったこともあったが、一般市民に定着しているという理由で、再び「交番」に戻った。
海外には警察署はあっても、さらに小さな出先機関はなかった
世界各国の間で「ニッポンは治安がいい」という評価が高まった。なぜなのか?
その理由として「街にはKOBAN(交番)があるからだ」と日本独自のシステムが評判になった
1983年にシンガポールに「KOBAN」が登場した。導入してわずか5年で犯罪の件数は半分に減った。
KOBAN」は、米国にも導入されて、ニューヨークのマンハッタン、ハワイのワイキキにも設置された。
さらに、アジア諸国の他、ホンジュラス、エルサルバドル、グアマテラ、コスタリカなどのラテンアメリカの国々にも広がった。
ブラジルには2005年に「KOBAN」が誕生したが、サンパウロ州では導入後の10年で、殺人事件の件数がそれまでに2割にまで激減したと言われている。
今や「KABUKI(歌舞伎)」や「SUMO(相撲)」などと並んですっかり国際的な名前になった。
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