Conventional Strike Missile(コンベンショナル・ストライク・ミサイル、CSM)
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アメリカ軍が構想中の通常弾頭搭載型打撃ミサイルで、核兵器削減に伴い、核に変わる長距離打撃能力を持つ戦略兵器・抑止力として開発が進められている。
アメリカのPrompt Global Strike計画(en:Prompt Global Strike、ウェブマガジン『ワイヤード』は「全世界即時攻撃」と訳している)の一環とも言われている。
世界のいかなる場所に所在する目標に対しても、命中精度の高い非核兵器によって、敵のアクセス拒否能力を突破して迅速な打撃を与えようとするものである。
Falcon HTV2
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アメリカ空軍と国防高等研究計画局(DARPA)が実験開発中の極超音速試験飛翔体である。
開発はロッキードマーチン社が担当。
Falcon HTV2(ファルコンHTV2)は国防高等研究計画局(DARPA)の事業であるFalcon(Force Application and Launch from Continental United States)計画の一部として研究されている。
地球上のいかなる地点でも一時間以内の攻撃を可能とするPGS(Prompt Global Strike)構想の一翼を担うもので、クラスター爆弾や運動エネルギー弾を極超音速で攻撃目標へ撃ち込むことを計画している。
通常弾頭の兵器システムとして、核弾頭の大陸間弾道ミサイル(ICBM)に代わる次世代の抑止力と位置付けられている。
現在は極超音速の中、飛行制御をする方法を含めまだ技術研究段階であり、実用段階には至っていない。
運動エネルギー兵器
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Kinetic Energy Weapon(KEW)。従来の火薬から高性能爆薬、あるいはレールガンを含む各種電磁投射砲(コイルガンやリニアモーターガン)などが想定された。
空気中では余りに軽い弾丸は空気抵抗(抗力)にもより急速に減速してしまう事から、火薬を使う銃器でも一定の重さを持つ弾丸か、あるいは空気抵抗の少ない形状をしているのが一般的であるが、空気のない宇宙空間では問題なく発射から衝突までの運動エネルギーは保持されるため、高速で飛行する核ミサイルを迎撃しやすいよう、専ら発射速度だけが重視された。
このほかにも人工衛星から大量の微細なスペースデブリを放出させ、散弾銃のように広範囲に弾丸を発射、対象となる人工衛星や核ミサイルとの交差軌道を取らせる事で破壊するアイデアもあった。