戦火の女性パイロットたち〜イギリス 戦闘機秘話〜 http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/130425.html
第2次世界大戦中、イギリス空軍の飛行機を生産工場から前線の基地まで運んだのは女性パイロットたちだった。差別を乗り越え、危険を承知で飛び続けた女性たちのうち、10人に一人が命を落としたという。イギリス人の語り種になっている「バトル・オブ・ブリテン」の陰で人知れず活躍した女性パイロットたちの姿を、当時のアーカイブ映像や数少ない生存者、あるいは親族の証言で振り返る。
1940年、女性でありながら操縦経験があったポーリーンは、英国軍の空輸補助部隊(ATA)で、女性班のリーダーに就任した。メンバーは、南米チリ出身でパーティー好きのマーゴット、ベルリン五輪でイギリス代表スキーチームのキャプテンを務めたウエンディなど、実に個性的な面々。通常のパイロットとは違い、戦闘機から爆撃機、輸送機などあらゆる種類の軍用機を操縦できなくてはならず、また悪天候の中でも飛び続けなくてはならないこともしばしばだった。プライド高き空軍の男性パイロットたちが女性の実力を認めたがらなかった反面、多くの軍人をボーイフレンドにして浮き名を流したパイロットもいたという。
第二次世界大戦という時代に、女性の限界を越えて実力を発揮した個性豊かな女性パイロットたちの生き様を見つめる。
原題:Spitfire Women
制作:Love West Production (イギリス 2010年)